【車中泊実例〜ミニバン編】街乗りから車中泊までスマートにこなします
①トヨタ「VOXY トランス」
【 @mie3018さん 】
シートの快適度が高い分、リア空間をフラットにするにはやや工夫が必要な車種が多いミニバン編。
@mie3018さんは、トヨタ「 VOXY トランス」を車中泊カスタム。5人乗りで荷室が2段仕様の旧モデルのため、現在は中古車のみの販売。たたんだリアシートと荷室上段との段差は薄い板やマットで微調整してフラットに。
雑貨のディスプレイやファブリック使いが素敵すぎる車内。おしゃれ女子キャンパーの聖地、長瀞オートキャンプ場公式アンバサダーというのも納得のセンスです。
リアドア側とサイドに奥行きの浅いL字テーブルをぐるっと配置。調理や食事をしたり、ずっとこもっていたくなる空間ですね。
反対側から見るとこんな感じ。フロントシート背面部にも板壁や棚を、随所に雰囲気の良い照明も設置。車の中ということを忘れてしまいそう。
②日産「NV200 バネット」
【 @zuoteng1229さん 】
5人乗りでリアシートがベンチタイプ跳ね上げ式のため、比較的フラットで広いリア空間が作りやすい日産「NV200バネット」。ゴードンミラーの車中泊カスタムカー「GMLVAN」のベース車としても知られています。
カヤックフィッシングはじめ、キャンプやアウトドアが大好きな@zuoteng1229さんは、家族5人が快適に車中泊できるようDIY。
車内の床は全面風合いの良いフローリングで、板張りの天井には断熱材も。画像右側には跳ね上げ式テーブルを備えた大きなキッチンギャレーも装備。カウンター下のキャビネットで収納も確保。
側面には電源タップもビルトインされ、キッチン家電などもここですぐ使えて便利です。
サイドのソファは展開するとフルベット仕様に。さらに、両サイドのリアウィンドウ下部に台座を取り付け、後ろ半分を2段ベッドにできる仕掛けも。
お子さん2人が上で寝れば、しっかり家族5人が寝られるカスタム、お見事です!
③ルノー「カングー」
【 @nori._.23さん 】
個性的なルックスに観音扉のバックドアデザインなどが魅力的で、根強いファンを持つフランス生まれのルノー「カングー」。
5人乗りで、倒したリアシートと荷室との境目は比較的フラット。ですが、ややリアシートが傾斜した状態に。
@nori._.23さんは、DIYでラゲッジ部分に木製のコ字型土台を設置。さらに倒したリアシートに、土台の高さに合う厚みの板を載せて完全フラット化。土台下部にも薄いアイテムの収納が可能です。
右サイドにはカウンターテーブルやボックス型のキッチンキャビネットも備え、ペンドルトンのブランケットが映えるラグジュアリーな空間に。
④ホンダ「フリードプラス」
【 @sumiya_hippyさん 】
@sumiya_hippyさんは、フラットになった上段にマットを敷いて、奥様と愛犬の3人で車中泊を楽しんでいます。下段には荷物もたっぷり積載可能。
ラゲッジの両サイドには木製の小物収納もDIY。よく見ると、ここにレールがついていて、前後にスライドできるテーブルを設置しています。
ソロキャンのときは、テーブル天板を左サイドに移動させて。このテーブル天板、1枚目の画像のように、カメラの3脚とクランプを使って外でも活用。無駄のない工夫で車内空間を最大限に生かした秀逸な車中泊カスタムですね。
⑤日産「プレサージュ」
【 @moment_inforestさん 】
3列目シートを倒せば大きなラゲッジスペースが確保できる、日産「プレサージュ」。けれど、倒した2列目シートとラゲッジの間にはかなり段差があり、車中泊のハードルはやや高めの車種。
@moment_inforestさんは、ラゲッジ〜2列目シート以降の空間はLDKとして使用。倒した助手席と2列目シートの上にベッドボードを乗せ、左奥の空間を寝室にカスタムしています。
寝室を完全に分けたおかげで、ギャレーのスペースも広々。シンクのみならず、シングルバーナーまでビルトインした本格システムキッチンで快適に調理ができます。シンク部分もブラックで統一していて、スタイリッシュ!