一番人気の「1TC 」はグロメット多数でアレンジができる!
タトンカ製タープの代表格「1TC」。445×425cmと広大な面積を誇り、グループやファミリーでのキャンプを快適なものにします。グロメット(ハトメ)は8か所、ロープを通せるループは怒涛の12か所で、さまざまなアレンジが可能なんです。
まずはTCテントの金字塔「サーカスTC」と組み合わせてみました。ワンポールテントは基本的にフラップがないので、オープンタープはマストアイテムですよね。遮光性の高いタトンカのおかげで、すばらしく快適なリビングスペースが完成しました。
続いてテントブランドの名門・ヒルバーグの「ケロン4GT」と合わせてみました。優れた耐風性から山岳のプロに愛されるテントですが、設営のシンプルさとデザインの秀逸さにより多くのキャンパーを魅了しています。カラーはグリーンをチョイス。
想定したのはリッチなデュオキャンプです。全高110cmと背の低いテントなので、垂直張りの角度を緩やかにしたような、テント全体に被せるスタイルで。全長5m超えのケロン4GTと違和感なくマッチし、一体感のあるスタイルとなりました。
少人数なら「2TC 」が手軽!
次は「2TC 」を張ってみましょう。2TCは300×285cmのレクタタープで、先ほどの1TCよりも一回り小さなサイズ。ソロからファミリーまで対応する、汎用性の高いモデルです。1.3kgという軽さもあって、扱いやすさはNo.1!
今回はポップアップ式のメッシュシェルターをコットに設置し、「蚊帳コット」でのソロタープ泊を想定して張ってみました。結果、ワイルドな情緒が溢れ、フェザースティックを削りたくなるようなサイトに! 砂を彷彿させる硬派なカラーが、武骨さを演出していますね。
長方形の「4TC」はカーサイドタープにも!
タトンカのレクタタープのなかで、もっとも縦長の形状なのが「4TC 」。寸法は400×285cmと、先ほどの2TCの長辺を100cm拡張したモデルです。グロメットが8か所、ロープ用ループが6か所と豊富なので、張り方のアレンジのしやすさは十二分!
長方形であることを活かし、カーサイドタープとして張ってみました。クルマは全高2m超えのハイエースです。400cmもの長辺により、側面を落としても居住空間はたっぷり! また285cmの短辺も、カーサイドに気持ちよくフィットしました。優秀な遮光性もあり、車中泊キャンプで快適なリビングスペースを提供してくれるでしょう。
張り姿の美しい「3TC」は小川張りにおすすめ!
タトンカのTCタープシリーズにおける唯一のウイング型、それが「3TC」です。サイズは400×400cmと十分なもので、グロメットとループはいずれも4か所。ぜひドーム型のテントに合わせて小川張りにし、美しい翼を堪能したいタープです。
というわけでテントはノースフェイスの「マウンテン25」をチョイス。骨組みの美しさが光るテントなのでフライシートをあえて使わず、小川張りのタトンカと組み合わせてシックに決めました。テントのフレーム構造と3TCの凛々しい翼が組み合わさり、機能美の滲み出るサイトが完成しましたよ。