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【8万円〜】クルマに“あと乗せ”でお手軽キャンピングカーにできる神キット「ちょいCam」を取材(2ページ目)

ノーマル車の床で寝るのとは雲泥の差!ちょいcamの実力は?

テーブルを外したベッドの全景
フルキット・パッケージ「豊」のテーブルを外すと、ベッドの全景が見えます。左右分割式のベッドは片側の最大幅が610mm。枕支え部を含む全長は運転席側が1930mm、助手席側が1880mm。十分なベッドサイズです。

サイドドア側から見たベッド
ベッドマットは枕支え部も含め25mm厚で、表面は合成皮革ながらツルツルし過ぎない材質。ノーマル車の床にそのまま寝袋で寝るのとは雲泥の差。良好な寝心地です。

格納にもこだわりアリ

片側のベッドを維持したまま片側の後部座席を使用する様子
軽ミニバンのワゴン(5ナンバー)と上級グレードのバン(4ナンバー)は、後部座席が左右分割格納式になっています。ちょいCamもこの機能に対応していて、片側のベッドを維持したまま片側の後部座席を使うことができます。

寝台板の脚部
寝台板の脚部は外すこともできますが、外さなくても室内最後尾の棚下に収まるように設計されています。こうした実用的な工夫がちょいCam人気の秘密のようです。

寝台板と脚部の接続部
寝台板と脚部の接続部は写真のような構造になっていて、工具なしで分解することができます。ここも見逃せないポイントです。

分解すれば4名乗車OK!

室内最後尾の棚の間に収納された部品
運転席側、助手席側両方のベッドを分解すると、全部の部品が室内最後尾の棚の間に収まるように設計されています。もちろん、分解したベッドの上に荷物を置くスペースも確保されます。

後部座席
というわけで、ベッドを分解して後に置いてしまえば後部座席が問題なく使えるため、ベッドの部品を乗せたまま4名乗車もOK。次は収納部分やオプションを見ていきましょう。

長期車中泊にも応えるフルキット「豊」パッケージ

足元寝台板の収納庫
ベッドキットの足元寝台板の下は収納庫になっています。前述のテーブルも分解すればこの中に納められるだけでなく、旅に必要な様々な荷物を入れておくことができます。

ルート社オリジナルのインバーター&走行充電一体型の装置

ルート社オリジナルのインバーター&走行充電一体型の装置

オプションのサブバッテリーが不要なら、助手席側ベッドの寝台板下も収納庫として使用可能。サブバッテリー搭載の場合は、ここにインバーター(家電などを使うための直流→交流変換装置)と走行充電装置が入ります。

収納力も抜群

寝袋や毛布を丸めて固定しておくためのベルト
リアゲートから向かって左側の棚の下には、寝袋や毛布を丸めて固定しておくためのベルトが付属。

寝袋&毛布固定部分の上の棚
フルキット「豊」には、寝袋&毛布固定部分の上に、生活用品の収納にちょうど良い棚が付きます。

別売の車載用電子レンジと湯沸かしポット
右側の棚と同様に、「豊」には左側にも棚が付きます。展示車には別売の車載用電子レンジと湯沸かしポットがジャストフィットで乗っていました。

天井の中央左右のオーバーヘッドコンソール
「豊」には、天井の中央左右にオーバーヘッドコンソール(扉付き天井収納)も付きます。生活小物が片付くのでベッド面がより有効に使えますね。

天井中央の穴あきアーチ板
さらに「豊」には、天井中央に、ハンガーフックや釣り竿のロッドホルダーとして使える穴あきアーチ板も。

フリップダウンモニター
さらにさらに「豊」には天井の最後尾に棚が付きます。店頭の展示車には棚板の下にフリップダウンモニター(オプション)が付き、テレビが見られるようになっていました。次は電装系などのオプションを見ていきましょう。

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