とりあえず押さえておきたい!注目の最新キャンプギア19選
あらゆる角度でキャンプが注目されている昨今、これからキャンプをはじめてみたいという人や、キャンプシーズンに向けて新しいギアを投入したいと思っている人も多いのではないでしょうか?
そこで、2021年に登場した製品の中から「とくにこれは注目!」なキャンプギアをCAMP HACK編集部が厳選。人気モデルは在庫切れになってしまうことも……!
最新ギアをチェックして、今のキャンプトレンドを網羅しちゃいましょう。
【テント】ソロ・ファミリー向け!見た目&機能◎な個性派
1. ゼインアーツ「オキトマ2」
ゼインアーツ の2021年新作の中でも、最注目とされたテントがこちら。インナーテントが縦向き配置という画期的な構造で、レイアウトしやすい横広リビングスペースを実現。
また、完全自立式なので設営もイージー。開口部も大きく、シェルター使用時の開放感も抜群です。ソロ〜デュオ使用におすすめ!
「オキトマ2」の詳細はこちら
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2. DUCKNOT(ダックノット)「ハンティングヘキサT/C SW」
お次は新ブランド「ダックノット」 のテント。「SPLASH FLASH(スプラッシュフラッシュ)」などを手掛ける「ランケット」と、「ハイランダー」などでお馴染みのナチュラムの共同企画で誕生した話題のブランドです。
バップテントとベイカーテントが合体したような独特の構造で、前室の天井部を開放できるのが斬新! さらにTC素材で火の粉に強く薪ストーブも使えるなど、楽しみ方は無限大の個性派テントです。
「ハンティングヘキサ T/C SW」の詳細はこちら
3. ogawa「オーナーロッジ ヒュッテレーベン」
幕モノのなかでひと際注目を浴びているのが、ogawaのロッジ型テント「オーナーロッジ ヒュッテレーベン」 。
一見複雑な構造のようですが、設営方法は意外とシンプルで、ポールを組み立てたあとフライシートをかぶせ、テンションとペグダウンでピンと張る、という流れ。一度仕組みを理解してしまえば、初心者でも組み立てやすいモデルです。
中心部の天高は180~205cmあり、大人が立っても圧迫感なし。別売りのインナーテントを吊るせば、左右どちらにもベッドルームを作ることができます。ファミリーなら大人と子供で分けるもよし、デュオならひとり部屋を満喫するのもよし!
メッシュパネルの面積も大きく、解放感もばっちり。まるで屋根ウラ部屋のような、ヒミツ基地感のあるフォルムもとても魅力的です。
「オーナーロッジ ヒュッテレーベン」の詳細はこちら
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4. モンベル「ムーンライト キャビン4」
これまで幕モノに関してもアウトドアスポーツに特化してきたモンベル ですが、ついにファミリーキャンプでも使える大型の2ルームテントが初登場!
その理由をモンベル広報部にお聞きしたところ、「リビングルームは自転車やSUPなど置ける広いスペースがある。キャンプはもちろん、アクティビティとセットで楽しめる仕様にしています」とのこと。
さすが日本のアウトドア文化を牽引してきたモンベル。外遊びのベースキャンプとして活躍してほしい、そんなキャンプの先の遊び方の提案までも含めて、今回2ルームテントを開発したわけです。
天井高は205cm。側面がほぼ垂直に立ち上がるので、中にこもっていても伸び伸びできる空間があります。細かいギミックがちりばめられていて、居住性、軽量性、設営のしやすさ、どれをとっても文句なし!
「ムーンライト キャビン4」の詳細はこちら
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【シュラフ】秋冬に頼もしいハイスペックモデル続々!
5. サバティカル「オーロラ DX」
お次も今季チェック必至、サバティカル初となるダウンシュラフ。こちら、ナンガとの共同開発により、ナンガの山岳用シュラフをキャンプ仕様へと再構築。
オリジナルのカッティングパターンで、あぐらをかけるなど快適性を追求。厚手の表地に防水透湿素材でタフに使えて、760FPスパニッシュホワイトダックダウンで保温性も秀逸なシュラフです。
快適使用温度5℃のものから、-10℃対応のものまでラインナップも豊富!
「オーロラ DX」シリーズ詳細はこちら
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6. NANGA「LEVEL8」
世界に誇るダウンメーカー「NANGA」が、ブランド史上最高峰モデルとなる「LEVEL8」 をリリース!
軽量かつ防水透湿素材を採用した「LEVEL8 -23 オーロラライト」と、撥水加工でさらに軽量化を追求した「LEVEL8 -20 UDDバッグ」の2種がラインナップ。
どちらも極寒の-20℃レベルに対応という、一度は体感してみたい究極のシュラフです。
NANGA レベル8-20 UDDバッグ
NANGA レベル8-23 オーロラライト
【焚き火周り・ストーブ】新ブランドも参入!
7. 10to10「TEKIKA〜滴火(てきか)」
2021年に誕生したばかりの新鋭ブランド「10to10(点と点)」からリリースされた、ユニークすぎる焚き火台 がこちら。正面パネルのスリットにより、火入れした様はまるで炎が滴り落ちているかのよう。
もちろんルックスだけでなく、内部の燃焼促進構造や4枚のサイドパネルによる多彩なアレンジ力など、機能面も実力派。気になる人は早めのチェックをおすすめします!
「TEKIKA」の詳細はこちら
✔️最新焚き火台については、こちらを参考に!
8. パセコ「WKH-3100G」
韓国の老舗ストーブメーカー「PASECO(パセコ)」 が、今年遂に日本上陸! 中でも「WKH-3100G」は2万円以下という圧倒的な高コスパで、早くも予約殺到中。
ほぼ同規模のアルパカストーブと比べると、出力は同じ3.0kw/hながらタンク容量が多く、燃焼時間が18時間と長いのも魅力です。カラーもホワイト・ブラック・サンドベージュの3色が選べます。この冬使いたい方はお急ぎを! ちなみに「屋外使用専用」のため、購入の際はご注意を。
パセコ WKH-3100G
✔️パセコの最新石油ストーブは他にも!
9. 馬場長金物「多喜火鉈(たきびなた)」
今年爆売れ中のこちらは、“金物の街”燕三条発の老舗金物メーカー「馬場長金物」からリリースされた鉈。
全長245mmと小ぶりながら、ハンドルから刃先まで5mm厚の鋼がつなぐフルタング仕様。両刃仕上げだから、薪割りだけでなくフェザースティック作りにも便利です。
ハンドル部分の天然木の風合いもよく、牛革製の付属ケースまで男前。キャンパー心をとことんくすぐる小道具です。
馬場長金物 多喜火鉈
10. ユニフレーム「UFブッシュクラフトナイフ」
世界にはばたく金属加工の町・新潟県燕三条で生まれたユニフレーム が手がける質にこだわった“本気”のナイフもぜひ紹介を。
刃の厚みは頑丈な3.5mmで、一般的な家庭用刃物で使用されるものより強度のある8Aのステンレス鋼材を採用。刃部の背の部分は角が立っているため、メタルマッチの使用もOK。
さらにバトニングの際にグリップが潰れないよう、少しだけ刃をせり出させているというこだわりっぷり!
フェザースティックなどの細かな作業にも向いているので、ブッシュクラフトを愛するキャンパー必至のナイフ。刃物で有名な岐阜県関市で作られており、切れ味のよさもお墨付きです!
ユニフレーム UFブッシュクラフトナイフ
【カセットコンロ・バーナー】所有欲をそそる見た目も◎
11. FORE WINDS(フォアウィンズ)「フォールディング キャンプストーブ」
イワタニが展開している「FORE WINDS(フォアウィンズ)」 から、スリム&コンパクトなカセットコンロが登場。
“フォールディング”の名のとおり、最大の特長は折りたたみ収納できる点。え、カセットコンロなのに折りたたみ!? と思いますよね。
秀逸なギミックで、かさ張りやすかったカセットコンロを変形させることでスリム化。これなら車中積載時や自宅キッチンでもスマートに置いておけます。
またヒートシールド(遮熱板)も付属しているので、安全性を高めつつテーブルへのダメージも軽減。こういったさりげない配慮も好感度大!
フォアウィンズ フォールディング キャンプストーブ
✔️レビュー記事・フォアウィンズの最新キャンプギアはこちらを参考に!
12. コールマン「シングルガスストーブ120A」
コールマン からは、これまでにはなかった新しいルックスのガスストーブが仲間入り。軽量&コンパクトなシングルバーナーや、高火力で同時調理できるツーバーナーとも違う、カセットコンロのような安定感のあるシングルバーナーです。
耐荷重は10㎏、ゴトク面積は20×20cmと大きく8インチ(直径約20cm)のダッチオーブン を乗せることが可能。メインバーナーとしてもサブのバーナーとしても活躍するので、ソロから大人数まで状況に応じて使い分けできます。
脚は折りたたみ式で、立ち上げるとテーブルに熱が伝わるのを防ぐ効果も。
OD缶専用モデルなので、現在コールマンのOD缶使用アイテム(ノーススターなど)を愛用している人はガス缶を併用できますし、他にもソロでもグループでもキャンプに行く人、扱いやすい火器がほしい人はぜひともチェックしてほしい新型のバーナーです。
コールマン シングルガスストーブ120A
✔️レビュー記事はこちらを参考に!
【クーラー・ジャグ】より使い勝手を向上!
13. AOクーラーズ「18パック トランククーラー」
軽さと収納性が魅力のソフトクーラー。近年は保冷性能がどんどん向上し、ハードクーラー顔負けのスペックをもつモデルが登場しています。
なかでも“保冷力がバツグンにいい!”とキャンパーの間で評価の高いAOクーラーズ からは、2Lペットボトルが縦に入る深型のモデルが仲間入り。
2Lペットボトルは6本、350ml缶なら18本まで収納OK。折りたためるソフトさを持ちつつも、しっかりと自立するので出し入れのしやすさも確保しています。
上蓋には小物を入れておくのに便利なジッパーポケットつき。調味料を入れたり、買い出しのときはお財布を入れたりしてもいいかも。
カラーはブラックとサンドトープの2色展開。フィールドになじむクラシカルなカラー&デザインも人気の理由!
「AOクーラーズ」公式サイトはこちら
14. コラプズ「 折り畳み ジャグ キャリアー」
カッコいいソフトタイプジャグ がなかなか見つからない……。そんな悩みを抱えていたキャンパーへの朗報が、こちらのジャグ。
無骨でクールなデザインだけでなく、強度があるボディは空っぽでも自立OK。ソフトタイプにありがちな不安定さがなく、ぶら下げる必要もナシのスグレモノ。
収納時はコンパクトに折り畳みもできるので、ディティールまで納得のいくソフトジャグを探していた人にイチオシのアイテムです。
コラプズ 折りたたみ ジャグ キャリアー
【ランタン】あらゆる燃料に対応する注目作!
15. SOTO「Hinoto(ひのと)」
火器を数多く手がけるSOTOからは、ユニークな発想のミニガスランラン「Hinoto(ひのと)」 が新登場。注目すべきは、OD缶と専用燃料容器で使えるという2WAY仕様。
しかも専用燃料容器については、OD缶、CB缶、ライターガスといった様々な燃料に対応するというから驚き……!
無駄を省いたスリム&コンパクトな設計なので、小さなテーブルでも場所を取らずに癒しの明かりを灯します。
着火、消火、炎のサイズ調節はホヤ下のリングを回すだけ。ホヤには専用の保護カバー付きで、携行のしやすさも◎。卓上を優しく照らしてくれる、新しい発想のガスランタンです。
SOTO公式サイトはこちら
✔️レビュー記事・SOTOの最新キャンプギアはこちらを参考に!
【テーブル・チェア】多機能が当たり前!トランスフォームするファニチャー
16. VERN(ベルン)「VERNE FLAT TABLE テーブル」
韓国発の新鋭ブランド「VERNE(べルン)」 のアイテム。その名の通り、実にフラットかつスタイリッシュな佇まいが魅力のテーブルです。
しかも、天板に内臓された脚を軽くゆらすだけで組み上がり、後は外側2枚の天板を装着するだけの簡単設営。
収納バッグがアンダーネットに、バッグのハンドルはハンギングチェーンに変身する無駄のないギミックに注目! 収納時は18×101×2.3cmというコンパクトさに。同シリーズ他テーブルと互換性があり、拡張性が高いのもポイント。
ベルン フラットテーブル
17. スノーピーク「エクステンションIGT」
スノーピーク からは、よりミニマムにキャンプを楽しみたい人に最適なテーブルが登場! コンパクトなルックスながら、天板が左右にスライドして定番のIGTシリーズアイテムをビルトインできるんです。
最大2ユニット対応なので、フラットバーナーから2口のギガパワー2バーナーまでOK。ソロからデュオまで、シーンに合わせてマルチに使えるテーブルです。
スノーピーク エクステンションIGT
18. ogawa「ツーアングルチェアL」
はい、見てのとおりコンパクトチェアです。ですが、このチェアには大きな特長が3つあります。まず1つめは、リクライニングできるところ。
後ろ脚の差し込み口が2つあり、その位置を変えるだけで約10度のリクライニングが可能に。食事をするとき、よりリラックスしたいとき、どちらのシーンにも対応できます。さらに背もたれが高いので、体の重心を預けやすく、長時間座っていても疲れにくい体勢をキープすることができます。
そして2つめは収納があること。シンプルでムダのないデザインのなかに、メッシュポケットとジッパーポケットが備わっています。
こういった類のコンパクトチェアで収納を兼ね備えているモデルはそうないので、ここも大きなポイント。
スマートフォンやドリンクなどパッと取り出したいもの、鍵などポケットに入れて座ると落ちてしまうようなものを入れておくのにとっても便利です。
さらに別売りのフットレストを併せると、脚を伸ばしてよりくつろげるスタイルに。伸縮可能で好きな位置にもってこれるところもめちゃくちゃイイ!
軽量&コンパクトさに重点を置きつつも、癒し度ぬかりないチェア。これはベランピングでも活躍するに違いない!
ogawa ツーアングルチェア L
ogawa ツーアングルチェア用フットレスト2
【ワゴン】ギアの運搬に一家に一台!
19. コールマン「アウトドアワゴン メッシュ」
アウトドア用キャリーカートの代名詞といってもいいコールマンの「アウトドアワゴン」 に、メッシュタイプが新登場!
メッシュで軽くなっただけでなく、生地が取り外しできるようになり、汚れたら洗えるようにパワーアップ。雨で濡れてしまったときや、なかにゴミが溜まってしまっても気にする必要はありません。ビーチなどの砂地でもストレスなく使えます。
別売りの専用天板を取り付ければ、テーブルやシェルフとしても使用OK。天板は固定できるので安定感もばっちり。構造がシンプルなので、セットアップも撤収もラクちんですよ~。
スノーピーク エクステンションIGT
「アウトドアワゴン メッシュ」詳細はこちら
次々と登場する最新作から目が離せない!
気になるキャンプギアはありましたか? デザイン・機能のアップデートが目覚ましい最新ギアたち。もうすぐ発売を控えているの2022年新作にも期待が高まりますね。