穿いてみたら気になった3点
1:あんまりストレッチが効いていなかった
購入前にユニクロ公式サイトの商品説明を見ると“ストレッチ素材”との表記が。普段アウトドアブランドのパンツを愛用している筆者は、薄手で軽くよく伸びる素材をイメージし期待していましたが、実際は生地もわりと厚めで、想像していたよりはストレッチしません。
ただ前述したデザインカットのお陰で、そこまで窮屈さは感じませんでした。ぴったり目のサイズを選んでしまうと動きづらさを感じる可能性もあるため、店舗で試着することをオススメします!
2:ギアパンツと言う割にギミックが少ない
ギアパンツという響きから、勝手に「何か特別な仕掛けや機能がるのかな……」と思ってしまいますが、そういったものは特にありません。このパンツにDカンやループのような、キャンプでも役立つ機能がもう少しあれば、もっと便利そうだな~と感じました。
3:ポケットの容量が少ない
グローブやナイフ・ガストーチなど色々な道具を頻繁に使うキャンプ。そのため道具を入れるポケットがたくさんあるウェアを着用している方も多いですよね。
ですがこの「ナイロンギアパンツ」は普通のポケット以外には左足のサイドポケットしかありません。そのサイドポケットも小さく、最もよく使うグローブを入れることができませんでした……。
そもそもキャンプを想定して作られていないので仕方ないですが、もう少し収納力があると嬉しいですね。
惜しくはあったものの、パンツ市場では大健闘と言えるのでは?
普段キャンプではザ・ノース・フェイスの「バーブライトパンツ」や、グリップスワニーの「ギアパンツ」を穿くこともある筆者。
やはり本格的なアウトドアブランドのパンツはそのために作られていることもあり、単純に比べると素材感にしろ収納力にしろユニクロより優れているな、というのが率直な感想です。
ただ、それらのパンツと比べて約1/4という圧倒的な低価格でそれなりにアウトドア対応できるという点で言えば、ユニクロの「ナイロンギアパンツ」も大健闘という印象でした。
逆にアウトドアブランドのパンツはパッと見ですぐ“アウトドアウェア”と分かるものが多いため、普段着としては馴染まないことも。その点ユニクロはあくまでもカジュアルウェアなので、普段着としての使用頻度も考えると充分すぎるコスパの良さですね。
【結論】手頃な価格で、アウトドアにも兼用できる普段着向き
今回はちょっと惜しい点が目立った「ナイロンギアパンツ」。がっつりキャンプ用という目的で買うにはちょっと物足りないスペックですが、普段着の延長でキャンプでも使えたら……というぐらいの目線であれば役目を果たしてくれるはずです。
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