KLYMITがキャンパー必見の快適寝具をリリース
『KLYMIT(クライミット)』は、軽量コンパクトなスリーピングマットで有名なブランドです。
本格的なクライマーに愛されるレベルのアイテムがラインナップされていますが、このたびリリースされたのは、アウトドアでの寝心地を向上させる革新的なマットと、2パターンの使い方ができるアウトドア用ピロー(まくら)。
ぐっすりキャンプを提供してくれそうな注目の2アイテムを、さっそく見ていきましょう!
低反発素材入りの3層構造が革新的「KLYMALOFT™ Sleeping Pad」
こちらが新発売のスリーピングパッド「KLYMALOFT™」。見るからに分厚く、ゴツゴツとした地面でも快適に眠れそうです。その厚さは9cmにもおよびますが、単にボリュームがあるだけでなく、構造にも工夫が盛り込まれています。
まずは裏面、横、表面を見てみましょう。寝るときは「KLYMIT」のロゴ側に足、反対側に頭がくる方向で使用します。
裏面は波打った形状になっていて、その波の大きさが上と下で変化していますね。頭側の細かい波はしっかりと荷重に耐えらることができ、足側はふかふかといったところでしょうか。
そして横からの写真では、表面がフラットでないことがわかります。お尻までの部分が、より分厚くなっているんですね。ここに当製品の特長が詰まっています。
低反発素材をサンドイッチ!
当製品は、なんと3層構造になっているのでした。一番上がソフトストレッチポリエステルトップ、真ん中が低反発素材のマット、そして一番下がエアマットという構造です。この3層が体を包み込み、地面を選ばずに快適な睡眠を提供します。
サイズはレギュラーとXLの2種類
サイズは2種類が用意され、写真左がレギュラー、右がXLです。使用時のサイズは次の通り。
さきほど「厚さ9cm」と言いましたが、これはレギュラーのスペック。XLになると厚さは13cmにもなります。アウトドアだけでなく、車中泊時のゆったり寝床としても活躍しそうですね。
空気を抜いて丸めればコンパクトに
3層構造とはいえ大部分はエアマットなので、使用時には空気を注入。新型のフリップバルブにより、効率よく膨らませることができるのだとか。クライミットのマットは空気の注入が手早く終わることで知られていますが、その特長は当製品にも踏襲されているようです。
低反発素材が内臓されたことでかなり肉厚となっている当製品ですが、エアを抜いて丸めればもちろんコンパクトに収納することが可能。折りたたみ式のマットに比べればどうしても設営と撤収に手間がかかりますが、得られるメリットは非常に大きなものといえます。
専用のスタッフバッグが付属し、収納時のサイズは次の通り。ついでに重量もご確認ください。
A4用紙の短辺よりも小さな直径に収納できて、展開すれば体を包み込むような寝心地……。さすがクライミットと言わざるを得ません。
好みに応じて生地を選べる「Drift™ Camping Pillow」
前出のマットと一緒に、同色のピローもリリースされました。写真は、天地をひっくり返したまくらを裏、表で2つ並べているわけではありません。
どういうことかと言うとこちらのピロー、表面生地をくるっと裏返すことで、表側に露出する生地を2種類から選ぶことができるんです。
グリーンの方が「アウターシェル」といって、素材は75Dのリップストップポリエステル。一方、グレーの方は「インナーシェル」。肌触りのいいコットンが採用されています。
アウターシェルは耐久性が高く汚れにくい素材、対してインナーシェルは優しい肌触りの素材。どっちで寝るかはお好みでどうぞ。
ピローも2サイズが用意されています
サイズはレギュラーとラージの2種類が用意されます。使用時のサイズは次の通り。
両サイズとも、アウトドアで使うには贅沢なたっぷりサイズとなっています。ラージの方なんて、自宅で使っている枕より大きいという人も多いのではないでしょうか。
ピローの中身には形状記憶フォームが使われているので、ぐいっと折りたたんで収納してOK。専用の収納ベルトが付属します。ここで収納サイズと重量のご確認を。
というわけで以上、スリーピングギアの名門ブランド・クライミットの新アイテムをご紹介しました。
頼もしい厚さのマットは単に寝心地がいいだけでなく、防寒の観点からも大きな意味があります。またボリュームのあるピローは、就寝時以外にもクッションとして活用できるというメリットも。今回ご紹介した2アイテム、快適派のキャンパーはぜひご検討ください。
KLYMITの公式HPはこちら