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【ノースの新作テント辛口レビュー】40張り保有のテントマニアに使ってもらってみた(3ページ目)

Evabase 6はファミリー、グループに最適!

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Evabase 6は6人用テントという側面もありつつ、やはりリビングシェルターとして使うのが一番相応しいのではないかと思います。格別に広いわけではないですが、冬場に石油ストーブなどを使う場合もこれくらいのサイズだと暖房効率が良く、小さめのストーブ一台で十分暖まれて快適だと思います。

3〜5人くらいの家族やグループが団欒するには丁度良いサイズ感で、室内高が高く腰をかがめることなく使えるのもリビングとして使うのに都合が良いです。
※石油ストーブを使用する際は、換気を十分に行い自己責任でお願いします

ザ・ノース・フェイスのEvabase 6 サイズ
提供:Goldwin

ザ・ノース・フェイスのEvabase 6
芥川さんのおすすめはリビング使用ですが、インナーテントを装着すれば立派な就寝用テントにも。こちらっもゆったりとマットを敷きたい場合は4-5人までで使うのが丁度良さそうです。

4人であればラージサイズマットが敷けてゆったり寝られるので嬉しいですね!

上の写真ではラージマット2枚とレギュラーマット3枚を変則的に並べていますが、このように並べれば5人寝ることができます。

evaシリーズは、ドッキングしてこそ本領発揮するのである!!

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前述の通り、このシリーズはEvabase 6をハブにして連結することができます。これが最大のユニークポイント。3種類すべてを連結した場合は、Evabase 6をリビングとして使い、パパとママはEvacargo 4で、子供たちはEvacargo 2で就寝、なんて使い方ができます。

ストーブなどの熱源がある場合は、リビングと就寝スペースを一緒に温められるのもメリットです。

もちろんEvacargo 2か4一つだけを連結して使うこともできるわけで、そうすれば2ルームテントと同様の構成になりますし、Evabase 6の空間は一般的な2ルームテントのリビングより広いので、かなり快適に使えるはずです。

また2ルームテントだと一度設営したら構成を変えることができませんが、この組み合わせの場合はEvabaseの位置はそのままに、Evacargoの連結箇所を後から入れ替えてルーム構成を変えることもできるのです。

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気になる連結方法は極めてシンプルで、Evabase 6の接続部を開き、Evacargoの頭を突っ込んだら、ベルクロストラップで数カ所固定するだけ。

気になるところもチラホラ…

1. スカートをまくるシステムがない

テントの設営

これはメリットでもあるのですが、evaシリーズはすべてフライにスカートがついており、寒い気候での使用に適したスペックとなっています。スカートを巻き上げるループなども無いため、夏場などは若干通気性の悪さを感じるかもしれません。

もし夏場に使うなら、スカートはたくし上げて目玉クリップなどで固定してしまうといいかも。

2. キレイに設営するのが難しいかも!?

テントの設営

それともうひとつ気になったのが、Evacargo 2と4は基本的にトンネル型で、自立式ではないため、均等にテンションをかけてきれいに張るには少々コツがいるということ。

横方向に引っ張りすぎてしまうときれいな形にならないので、はじめてテントを張るという初心者の方には正直難しいかもしれません。とにかくトンネル型のテントを張る場合は、ポールが通っていない長手方向にしっかり引っ張ってテンションをかけることが肝要です。

3. 耐風性はちょっと不安

テント

最後に少し気になったのが耐風性です。evaシリーズはどれも高さがあって居住性が良いのは長所なのですが、背の高いテントは風の影響を受けやすいと言えます。

風が強い時は適宜ガイラインを追加してペグダウン箇所を増やして対応するというのが常套手段。しかしevaシリーズはそのためのエクストラループがほとんど無いので、ポールにガイラインを抱かせるとか、カラビナでつなぐなど、何らかの工夫が必要になるでしょう。

どんなキャンパーにオススメ?

ザ・ノース・フェイスのテント 3種
evaシリーズの3種類をコンプリートしておけば、ソロキャンプからファミリーキャンプ、グループキャンプまで、様々なキャンプに対応できることは間違いありません。

3種類全部揃えても定価ベースで¥118,800(税込)というのもお値打ちでしょう。一度に全部じゃなくても、一張ずつ揃えていくということもできます。

それで2ルームテントとして使ったり、3ルームテントとして使ったりと、様々な使い方ができるのですから、費用対効果は抜群なんじゃないでしょうか。オートキャンプ用のテントとしては軽い方と言えるでしょう。

スタッフサックもボストンバッグ形状で非常に持ちやすいのが好印象です。以上を鑑みて総合的に評価すると……。

・様々なメンバー構成でキャンプがしたい!
・スタイリッシュなテントを使いたい!
・秋冬の寒い時でも暖かく快適にキャンプがしたい!
・2・3幕目のステップアップに!
・コットを併用してフロアレススタイルでも使いたい!

こんなユーザーさんにオススメしたいと思います。

evaシリーズ3種類の詳細はこちら

撮影協力:ザ・ノース・フェイス
朝霧ジャンボリー オートキャンプ場

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