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モンベルのH.Cマルチラジオ

最近ゲットしたお気に入りのキャンプグッズを教えて!3名のこだわりキャンパーに聞いてみた

キャンプ好きといっても、美味しいご飯や仲間とのおしゃべりだけでなく、自分のお気に入りのアイテムを持ち寄ったり、話題のアウトドアギアを試してみたりと、キャンプ道具そのものに面白さを見出している人も多いハズ。そこで今回は、そんなこだわりキャンパーたちに最近買ったお気に入りアイテムをインタビュー。どんな部分に注目してキャンプ道具を選んでいるのか、早速チェックしてみましょう!

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目次

アイキャッチ画像撮影:逢坂聡

みんな実際にどんなキャンプ道具を使っているの?

キャンプ用品店

毎シーズン新作キャンプ道具が登場し、もはやキャンプ道具の種類は数え切れないほど増え続けている今日このごろ。そんな数多ある道具のなかから、世の中のキャンパーは一体どんなアイテムを選んで買っているの!?

そこで今回は、最近購入したお気に入りのキャンプ道具を3名のキャンパーに取材。購入のきっかけやその使い心地を訊いてきました!

それでは3名が購入したアイテムをご紹介いただきましょう! まずは1人目の宇田川さんからのご紹介。

最近購入したお気に入りのキャンプ道具は?【宇田川雄一さんの場合】

宇田川雄一さん

宇田川雄一さん
スタイリスト。モノ誌やWeb媒体を中心に、広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルを得意とし、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングしてきた経験を生かし、執筆も行っている。

キャンプだけじゃない!街で、旅行で、家で使えるアイテム3選

その1. グリップスワニーの「JOG 3D ワイドキャンプ パンツ」

グリップスワニーの「JOG 3D ワイドキャンプ パンツ」

まずはご紹介いただいたのは、スタイリストの宇田川さんが購入したこちらのパンツ。同ブランドの定番アイテムがワイドバージョンとなった一本で、テーパードが効いたルーズすぎないシルエットが素敵です。

以前仕事で使用したとき気に入ったアイテムです。そのときはスリムな通常シルエットのものを撮影したのですが、自分は下半身に筋肉がついて太めなのでリラックスして履けるワイドをチョイス。やはり収納力の多さが一番のポイントですね

グリップスワニーの「JOG 3D ワイドキャンプ パンツ」 ポケット

パンツの両サイドには、通常モデルと同じく大型のポケットを配置。なにかと多くなりがちなキャンプギアや小物類を、まとめて放り込んでおけるのはやはり便利だとか。

一般的なデニムパンツのポケットをまるごと覆うように後ろからフロントにかけてポケットがついています。ここにグローブやビールなど、普通は入らないかさばるものも収納できるのが気に入っています。また、ポリウレタンが2%入っているのでストレッチ性も抜群。快適に動けます!

その2. コロンビアの「ネステントモック2」と「ネステントモックグラフィック」

コロンビアの「ネステントモック2」と「ネステントモックグラフィック」

続いてご紹介いただいたのは、脱ぎ履きしやすいモックシューズ。かかとを踏んでサンダル感覚でも使用可能で、キャンプサイトでリラックスする際にぴったりなんだとか。

黄色い「モック2」とポップなネイティブ柄が可愛い「モックグラフィック」の2足を購入したそうです。

キャンプ場で履くサンダルを探していて。軽量で持ち運びがしやすいこと、ソールがしっかりしていること、トゥを覆っているスリッポンタイプであること、と希望を満たしているので見つけてすぐに購入しました

付属のスタッフバッグに収納

付属のスタッフバッグに収納できるパッカブル仕様。バッグに入れても邪魔にならないサイズ感で、キャンプはもちろん旅行にも持ち運びしやすいアイテムです。

軽くて柔らかいのにしっかりしているソールは歩きづらいのかなと思いきや、石の多い道やキャンプ場の悪路などでも想像以上に路面のゴツゴツが気にならず、快適に歩けるので満足しています。汚れやすいキャンプ用とトラベル用に2足買いました

その3. アウトプットライフの「スウィベルチェア」

アウトプットライフの「スウィベルチェア」

“家のモノを外に持ち出す”というコンセプトでキャンプファニチャーを手掛けるアウトプットライフのチェアです。そのコンセプトどおり、キャンプ場でも家でも使えるところに宇田川さんも惹かれた様子。

家でも使えるキャンプチェアが欲しかったんです。ヘリノックスのチェアワンを使っていたんですが、それだと座面が低くて家での使用は不向き。そこでテーブルの高さにちょうど良い座面のものをと探していて見つけたのがこのチェア

アウトプットライフの「スウィベルチェア」 折り畳み時

収納時には座部と脚部に分かれて折りたたみ、専用の収納袋を使って持ち運ぶことができます。座部と脚部の接続は簡単なシンプルなワンアクション式なので、だれでも簡単に扱うことが可能です。

折り畳みできるので、必要なときだけ出して必要ないときはコンパクトに収納できる点が好き。また、肘掛がついているためゆったりとリラックスして使えるのと、回転するので普通のキャンプチェアに比べて自由度が高いところも気に入っています

アウトプットライフ スウィベルチェア

 

●サイズ:幅72×奥行55×高さ74cm ●収納サイズ:幅62×厚さ24×高さ25cm ●素材:構造部材:スチール(粉体塗装)  張材:600Dポリエステル ●重量:約4.4kg ●座面高:50cm

続いては2人目のお気に入りキャンプ道具を教えていただきましょう! こちらはソロキャンプ向きの道具が3つ揃っていますよ。

最近購入したお気に入りのキャンプ道具は?【円道秀和さんの場合】

円道秀和さん

円道秀和さん
モノ系Webメディア『&GP』副編集長。キャンプはもっぱらバックパックひとつのソロキャンプ派。気になったアウトドアギアはつい購入してしまいがちで、今回最近買ったものを振り返ってみると、その多さに自分でも驚いていたほど。

価格が高すぎず、質の安心感のある国内メーカーのアイテム3選

その1. 馬場長金物の「多喜火鉈110mm」

馬場長金物の「多喜火鉈110mm」

まず円道さんに紹介してもらったのが、その名の通りキャンプなどで焚き火にぴったりなこちらの小鉈。

金物の街・新潟県三条市で作られており、5mm厚の鋼製の刃は薪割りまでこなせるフルタング仕様です。

『&GP』にて紹介する機会があり、その佇まいに一目惚れして思わずポチっちゃいました。これまではモーラナイフを使っていたんですが、最近は多喜火鉈ばかり使ってますね

馬場長金物の「多喜火鉈110mm」

全長約245mm(刃渡り約110mm)のコンパクトな設計で、手に持った感じも鉈よりはナイフに近いサイズ感です。ハンドル部分はウォールナット製で手によく馴染むそう。

バックパックキャンプでも気にならない携行性と、フルタングなのでバトニングでもガンガンぶっ叩けるところが良いですね。

取り回しがいいので、フェザースティックを作ったり、野菜をぶった切ったりとナイフのようにも使える点が気に入っています

多喜火鉈

●全長:約245mm ●刃渡:約110mm ●刃幅:約26mm ●板厚:5mm ●重さ:約300g(革ケース含む) ●鉈重さ:約240g ●革ケース重さ:約60g

その2. 下村企販の「珈琲考具ツードリップポットPro(温度計付)」

下村企販の「珈琲考具ツードリップポットPro(温度計付)」
自他ともに認めるコーヒー好きの円道さんはキャンプのときに使えるドリップポットを探していた際、クラウドファンディング見つけたのがこの「珈琲考具」なんだとか。

キャンプでは酒よりもコーヒー派。焚き火を眺めながら挽きたて淹れたての一杯は最高なんですが、ドリップ時に細くお湯を注げないことが不満でした。だからクラファンに出品されているのを見つけたときには、サイズ感と機能性に「これだ!」と思い、即購入。

下村企販の「珈琲考具ツードリップポットPro(温度計付)」
極細の注ぎ口は一滴ずつ落とせるほどに調整されていて、湯切れも良好。狙ったところに細く落とせるだけあり、繊細なドリップには重宝しているそうです。

細く真下にお湯を注げる、直接火にかけられる、そして底面が広いので沸くスピードが早い。カップラーメン用のお湯も最近はこれで作ってます

珈琲考具 ツードリップポットPro

●サイズ:幅25.5×奥行13×高さ11cm ●重量:325g ●容量:満水750ml、適正500ml ●素材:ステンレス

その3. 東和コーポレーションの「EXTRAGUARD TAKIBI」

東和コーポレーションの「EXTRAGUARD TAKIBI」
創業73年の老舗作業用手袋メーカー、東和コーポレーションから昨年新発売したのがこちらの焚き火用レザーグローブ。グレードの高い厚みのある牛床革を使用しながらも、安価な価格設定も嬉しいポイントです。

以前使っていた革手袋を失くしてしまい、代わりになる新しいものを探していてこれを発見。価格も1,120円と手頃でしたし、結果イマイチでも諦めがつくなと思い購入しました

東和コーポレーションの「EXTRAGUARD TAKIBI」
親指と人差指の間は摩耗しやすいため、表革を当てて補強しています。黄色いステッチもとても丁寧な印象ですね。

作業用手袋メーカーが手掛けているだけあり、丁寧な縫製と熱さをしっかり遮断する機能性、そして入れ口が広いので必要なときにサッとはめられる使いやすさも◎。

購入当初から柔らかいので、焚き火の薪だけでなく、鉄鍋を持つときなど常に火の側に置いています

さぁそれでは最後の3人目、逢坂聡さんのお気に入りキャンプ道具を教えていただきましょう

最近購入したお気に入りのキャンプ道具は?【逢坂聡さんの場合】

逢坂聡さん

逢坂聡さん
アウトドア系の雑誌やメディアを中心に、ポートレートや広告など幅広く手掛けるカメラマン。キャンプには、泊りがけの撮影や友人とのフェスなど、オン・オフ問わずよく足を運んでいる。

新作だけじゃない!?定番品もやっぱり欲しい3選

その1. スノーピークの「Take!チェアロング」

スノーピークの「Take!チェアロング」
竹集積材とアルミフレームの組み合わせが美しい、スノーピークの人気アイテムです。丈夫な6号帆布は使い込まれるほどに身体に馴染み、より極上の座り心地が楽しめるようになるのだとか。

キャンプサイトはもちろん、自宅に置いてもそのままインテリアとしても使えるデザインの椅子を探していました。目新しいものではありませんが、昔からの不動の定番商品でずっと欲しかったんです

スノーピークの「Take!チェアロング」
柔軟性、軽量性に優れた竹素材とアルミフレームの足回りは、シンプルながら強度も充分。ロングタイプは通常モデルより地上高が低く、よりゆったりとした姿勢で腰掛けることができます。

購入の決め手は、第一にやっぱりこのデザインです。部屋においても違和感なく馴染みますね。

その次にすっぽり包み込まれる様な座り心地。座布は丈夫な6号帆布でできているので安心感もあります

スノーピーク Take!チェアロング

 

●サイズ:595×800×950(h)mm(シート高360mm) ●収納サイズ:100×150×1280mm ●重量:3.5kg ●材質:フレーム/竹集成材・アルミニウム合金、金具/ステンレス、シート/綿帆布(6号)

その2. asobitoの「メスティンケースL」

asobitoの「メスティンケースL」
防水帆布を使用した、タフに使えるメスティンケース。メスティンといいながら、もちろんほかのものを入れることもできます。

逢坂さんはキャンプで使う調味料をまとめるスパイスボックスとして活用しているようですね。

いつも調味料類を持ち運ぶとき、バラバラになってしまって困っていました。せっかくなら見た目もかっこいい小物ケースをと探していたところ、取材した方で持っているのを見て一目惚れ。サイズ感もちょうどいいですし、気に入っています

asobitoの「メスティンケースL」 調味料
ダブルファスナーでガバっと大きく開くフタを開けると、調味料やスパイスがずらり。小瓶は立てて収納できるので、調理しながらでもサッと取り出しやすそうです。

防水性と耐久性に優れている点と、使い込んでいく程に自分独特の風合いになっていく所が好きなポイント。毎週のようにキャンプに行くわけではないので、キャンプ用としては準備していない家の調味料でも、そのままザッと収納できる容量は嬉しいですね

その3. モンベルの「H.Cマルチラジオ」

モンベルの「H.Cマルチラジオ」
災害時やアウトドアでマルチに活躍する携帯ラジオ。サイズはW13.3×H6.3×D4.8cmの手のひらサイズ、重さは231gと持ち運びもラクラクです。

もともとラジオが好きで、キャンプ場でもゆっくりとラジオを聞くのが楽しみ。それに、最近防災グッズを見直しまして、ライト機能があってUSB充電ができるラジオをちょうど探していたんです

モンベルの「H.Cマルチラジオ」 スマホを充電
ラジオやLEDライトのほかに、緊急時には外部バッテリーとしてモバイル機器への充電も可能です。

内蔵電池へは手回しハンドルと付属ソーラーパネルからも充電可能できるので、電力の供給がない状況でも頼りになりそうですね。

スマホとは違ってデータ容量を気にせずにラジオが聞けますし、ライトとしても使えてキャンプでも便利。いざというときは、少しの容量なら手回し発電でスマホも充電できるので、災害の備えとしてもおすすめですね

モンベル「H.Cマルチラジオ」詳細はこちら

さあ次のキャンプに何を持っていく?

大量の荷物を引っ張って歩く人

Instagram by @sen.camp

普段はあまり覗き見ることのない他人のキャンプ道具。しかしそんな道具たちをどうして買ったのか、どんなところを気に入っているのかと話を聞くと、その人の持つこだわりやキャンプスタイルが見えてきました。

こだわりキャンパーの持ち物を参考にしながら、自分だったらどんなギアが欲しいだろうか、と次に買うキャンプ道具の計画を立ててみてはいかがでしょうか。