早速、テントサウナを設営!
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今回使用するテントサウナはロシア発のブランドMORZH(モルジュ)のスタンダードモデル。断熱性の高い3層式の幕を採用することで、外の冷気をシャットアウトすると同時に、内部の熱を逃しません。専用ストーブもセットになっています。
もっと大きなテントを想像していました。こんなにコンパクトなんですね。しかも設営も普通のテントと大差ないかも。
天幕がかなり厚手ですね。このテントだけでも冬キャンプで重宝しそう。
ポールを2本使うだけなので1人でも設営できますよ。一応、これでマイナス20℃以下になるロシアの冬にも耐えられる性能があるんです。
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テントが設営できたら、次はストーブの準備。モルジュのテント専用モデルで、空気を下から上へと対流させるサイドパネルがあり、天板にはサウナストーンを設置するホルダーもセットできます。
ちゃんとテント内の空気が循環する機能になっているんですね。
排煙と炉のスペースが区切られているから、雨が直接炉に入り込まないのか。おもしろい構造ですね。
常に対流させることで、ロウリュをしたときの蒸気が自然と降り注ぐようになっています。
初めてでも、20分ほどで完成
大西さんにレクチャーを受けながら、テントの設営からストーブの設置まで自分たちでこなした2人。それでも掛かった時間は20分ほど。予想以上に簡単にできました。
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早速、ストーブに薪を入れて点火。テント内が完全に温まり、サウナストーンに熱が伝わるまで30分くらいかかるとか。ちなみ現在のテント内の温度は外気と同じ2℃くらい。そのためしばらく外で待機することに。
いざ、テントサウナの中へ!
テント内がしっかりと温まったところで、いよいよサウナキャンプ初体験へ。ということで、氷点下に近い真冬の那須高原で、サウナ用の常夏ルックに着替えた2人。
すっごい寒い……っていうか風が痛いッ!(笑) 冷気が肌に刺さるよおお!!
雪上でショーツになったの生まれて初めてかも(笑) 早くテントに入りたいです!
冬のサウナキャンプは、大自然の厳しさを薄着で実感するのも醍醐味のひとつ。そのためテントに入った直後は、「あったか〜い!!」、「助かった〜」と喜んでいた2人でしたが、3分ほど経つと早速じんわり汗ばんできました。
それもそのはず。現在のテント内の温度は100℃オーバー。スーパー銭湯にある普通のサウナよりもストイックな“高温サウナ”状態です。
とりあえず、ロウリュを堪能
石にお湯かけてスチームを出すやつ? お願いします!
写真ではわかりづらいですが、ストーブ上のサウナストーンにお湯をかけた瞬間、コンパクトなテント内が高温スチームで包まれ、体感温度がさらにアップ!
おふぅ。これ凄いっすね。もう限界かも……。でもなんかいい匂い!
大西さんが、ロウリュ用のお湯に白樺のアロマオイルを入れてくれたみたいです。……自分もそろそろ厳しいッス!
外に出ると、スーパーサイヤ人状態
10分ほど経つと、2人とも完全に火照りきった身体でテントから出てきた。半裸の上半身から湯気を立ち上げ、スーパーサイヤ人のようになっている松田と、毒気が抜けたような爽やかな笑顔を見せる田口。
そして「一度やってみたかった!」と2人が声を揃えるサウナキャンプ名物、スノーダイブを堪能!
気持ちいいですよね(笑)。ボクも雪があるときは絶対にそれやりますよ。サウナは最低でも3回は入ってほしいから、あと2セットやりましょう!
2セット目はヴィヒタにも挑戦!
ということで冷気と雪で身体を冷やし、再びテントサウナに戻ってきた2人。今度は5分ほどで全身から滝のような汗が出てきた。そんななか、大西さんイチオシのヴィヒタに挑戦してみることに。
ヴィヒタとは白樺の枝葉を束ねたもの。それを使って全身を叩いてマッサージするのがフィンランド式サウナの伝統的な健康療法なんです。
ヴィヒタは心臓から遠いところから順番に叩いていくんです。だからまずは足元からやってみてください。
え、気持ちいいんすか? 田口さん、僕にもお願いします!
オッケー! (ちょっと強めに)いっときましょう。セイッ!!
ンアァッ!! 背中はヤバい!(笑)。でも たしかにイタ気持ちいい感じかも。なんか血行がよくなった気がする。
そして再び、スノーダイブ!
※2人は仕事中です
この状況に慣れて感覚が麻痺してきたのか、2回目のスノーダイブは1回目よりも長く、ゆっくりと味わっていた2人。雪上に常夏スタイルで寝そべり、完全にリラックスしている。
これはクセになりますね……。サウナってこんなに気持ちよかったのか。知らなかった……。
いや、街のサウナより数倍気持ちいいっす。この寒暖差はヤバい。
そしてしっかりと身体を冷やし、ラストの1セットへ……