おすすめの理由② シンプルだから積載量が大きい
ーーでは、バンコンのデメリットはありますか?
村岡さん
前述したように、キャブコンに比べればバンコンの居住空間は狭い傾向にあります。また、外壁がベース車そのままの鉄板になりますので、断熱性が劣る傾向があります。
ーーとなると、猛暑や極寒の場所や時期のキャンプにはバンコンは向かないんでしょうか?
村岡さん
いえ、弊社のオリジナルバンコン主要車種には、キャブコンの外壁に使われるFRPやアルミ&断熱複合素材と同等以上の断熱加工をしてあるんですよ。
ーー乗用車での車中泊と、キャンピングカーでの車内泊の快適度の違いは、そこにあったんですね。
村岡さん
断熱性能の差もバンコン選びの重要ポイントです。でも、テントキャンプに慣れている人なら、別のところに注目するのも良いと思いますよ。
ーーそれはどこですか?
村岡さん
たくさんのキャンプ用品を持って行きたいでしょうから、積載空間の大きさも大切です。
ーーキャンピングカーというとダイネット、キッチン、ベッドなどに目が行ってしまいますが、積載空間の大きさも重要なのですね。
村岡さん
テントキャンプ好きの人は車外に居住空間を設けることに慣れていますから、キッチンは最小限、もしくはなくても良いかもしれません。もちろん、あると便利ですが。
ーーつまりテントキャンプに慣れた人なら、断熱性やキッチンには、さほど拘らなくても良いわけですね。
村岡さん
それで、弊社がテントキャンプが大好きな人の最初の1台にオススメするのが、運転しやすいサイズで、シンプル内装、そして、荷物もたくさん積めるバンコンのGreenBuddyというわけです。
ーーなるほど、よくわかりました。
村岡さん
ただ、キャンピングカーの醍醐味は、室内で料理を作る、食べる、寛ぐ、寝る、トイレなど、住宅と同様に快適に過ごせることです。装備の充実は予算とのトレードオフなので、自分のキャンプスタイルに合った装備を、よく考えることが大切ですね。
バンコンの延長線上にあるバスコン
キャンピングカーに乗るなら、いつかはバスコン
村岡さん
弊社の最上位機種がマイクロバスをベースにしたバスコンなのは、バンコンをオススメする理由と同じなんです。
ーーそれは、どういうことでしょうか?
村岡さん
バスは人を乗せるための車なので乗り心地も良く、静かで走行性能も高く、空間も広い。
キャブコンのように新たに居住空間を作らなくても、その広い車内を居住空間に作り替えれば、快適なキャンピングカーになるんです。
ーーバスコンはバンコンの延長線上にある究極のキャンピングカーというわけですね。
村岡さん
ボディすべてを作り付けるフルコンバージョン(フルコン)という超高級車種もありますが、バンコンと同様、バスコンは自動車メーカーが作ったままの安全性や強度を維持できるというメリットがあります。
ーーキャンピングカーに乗るなら、いつかはバスコンなんですね。
村岡さん
バスは車両価格が高いので非常に高価になりますが、キャンピングカーの素晴らしさを知っていただければその価値が分かると思います。家族構成や年齢とともにステップアップするゴールだと思っていただければ幸いです。
まずはGreen Buddyでキャンピングカーのある快適キャンプを思う存分に楽しんでください。
ーー村岡さん、有難うございました!
何かと使い勝手のいいバンコン、ぜひ検討あれ!
記事内でも言っていたように、今までずっとテントでキャンプをしていた人もバンコンタイプならサイトの楽しみ方がグッと広がりますし、普段乗れる車としてもハードルが高くありません。
最初の1歩は、バンコンからがおすすめ! 紹介した車種が気になる方は、ぜひ下記のWebページを参照してみてくださいね。
トイファクトリー本社
岐阜県可児市瀬田800-1
0574-63-0667
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