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【撥水力を回復させる裏ワザも】人気のワークマン「マウンテンパーカー」について広報さんに聞きました(2ページ目)

まずはキャンプ向けのつくりをチェック

ポケットが6つ!

マウンテンパーカーのポケットにたっぷり収納

伊藤さん
キャンパーのみなさんにご好評いただいている大きな理由が、たくさんの収納ポケット。

とくに下段2つは大容量のうえ表面にも入れられるので、小物が多いキャンプでは役立つというお声をいただいています。

実際入れてみると、入る入る! スマホやコインケースなど常に身に着けておきたい日用品はもちろん、ナイフやトーチといったキャンプでよく使う小物もまるっと携帯できるのはとても便利ですね。

さっそく気になる撥水効果をチェック!

ディアマジックダイレクトのタグ
気になるのが、商品名にもある“高撥水”というワード。高撥水とは、どういった効果があるものなのでしょうか?

伊藤さん
高撥水マウンテンパーカーとなっている理由は“ディアマジックダイレクト”という特殊な機能加工。

これは糸の外側に撥水加工を施すことで水を弾くという効果なのですが、それだけでなく汚れが取れやすいという機能もあります。

水を弾き汚れもつきにくい特殊加工が施されている

撥水加工のイラスト

伊藤さん
1本1本の糸が水を弾くため、一般的なコーティングタイプの撥水加工がされた製品に比べアウトドアでもより効果的にお使いいただけます。

また、環境への悪影響が懸念されるP.F.O.A.フリーで安全性の高い撥水剤を使用していることも、ワークマンとしての特徴です。

水漏れに強く汚れも取れやすいということは、急に雨が降ったり土や焚き火の煤で汚れやすいアウトドアにピッタリですね!

その撥水性を確かめるべく、水を垂らして検証してみた

マウンテンパーカーの生地の上に水滴

試しに表面に水をポタポタと垂らしてみたところ……生地に染みることなく見事に弾きました! さらに傾けるだけでスルンっと水が下へ落ちていき、これは想像以上に頼もしい1着な予感。

伊藤さん
ただし防水加工ではないので、水滴がついた状態で押さえつけたり大量の水分にさらされると、生地の隙間から染み込んでくる可能性はあります。

なるほど、水分の侵入を完全に防ぐ“防水加工”の商品ではないということを頭に置きつつ、続いてメンテナンスについてチェックします!

丸洗いできるって本当?撥水力への影響は?

マウンテンパーカーの洗濯タグ
洗濯表示を見ると、家庭の洗濯機で洗えるようです。丸洗いできるのは便利ですが、撥水加工がされているだけに洗い方が心配……。そのあたり、ぶっちゃけどうなんでしょうか?

洗い方

マウンテンパーカーを洗濯機に入れている

伊藤さん
撥水効果をできるだけ長持ちさせるには、液温は40℃を限度とし、洗濯機ではやさしく洗い上げるモードを使うのが理想的です。

タンブル乾燥や塩素系・酸素系漂白剤の使用は避けてください。

洗濯後のマウンテンパーカー
実際に「柔らかモード」で洗濯してみたところ、取り出した瞬間はシワっとした印象。けれど乾くと全体的にヘタレ感は一切なく、ハリもあって水も弾いてすっかり元通り!

ですが汚れが付きにくいとはいえ、アウトドアで着る機会が多いと洗濯も頻回になりそう。洗うたびに生地がダメージを負ってしまうと必然的に撥水力は低下してしまいそうですが、そんなときはどうしたらいいのでしょうか?

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