【新製品】実力やいかに!?コールマン初のカーサイドテントを徹底レビュー

2021/03/07 更新

今年120周年を迎える人気アウトドアブランド『コールマン』から、ついにカーサイドテントが登場。吸盤でサイドとリアに連結可能で、インナーテント付き。タープとしてもテントとしても使えるという、キャンパー心をくすぐるコンセプトです。さっそく実際に設営してみて、その使い勝手をレビューします。

アイキャッチ・記事中画像撮影:岡村武夫

コールマンから待望のカーサイドテントが登場!


最近、旅行の手段やキャンプの一形態として、車中泊が脚光を浴びています。バンの後部座席を寝やすいようにカスタムしたり、思い切ってキャンピングカーを購入する人も。でも、「車そのものはいじりたくない」というのも本音ですよね。

そこで最近人気なのが、カーサイドタープです。車と連結して使えるのでポールが少なくて済み、設営も一般的なタープなどに比べて簡単。リビングスペースが広がるので、車中泊の過ごし方がグッと快適になります。

コールマンから待望のカーサイドテント登場!


各メーカーがカーサイドタープやオーニングをラインナップに加えるなか、今年ついにあのコールマンからも、待望のカーサイドテントが発売されました!

車との連結方法は吸盤式で、最大の特徴はインナーテントが付属しているということ。これは、ちょっとした日除けからがっつりキャンプまで、かなり幅広く使えそうな予感。期待大です!

さっそく、実際に使ってみて、レビューしてみます。

いざ実物とご対面。重さや基本スペックは?


収納時のぱっと見は普通の4人用テントと変わりません。重さは約10㎏と、同じコールマンの4人用テントと同じか、やや軽いくらい。持ち運びや車への積み込みも問題ありませんでした。


中身は左から、本体(タープ兼フライシート)、インナーテント、ポール4本、ペグ、ハンマー、張り綱2本、吸盤2個、収納袋です。かなりシンプルな構成で、設営も簡単そうです。

ちなみに耐水圧は1,500㎜(フロア2,000㎜)と通常のテントと変わらないレベルで、雨天でも安心して使用できそう。

吸盤で連結するスタイル


この「カーサイドテント/3025」は、使いたいときだけ吸盤で車と連結するタイプ。常設タイプと違って、運転時に邪魔にならないのは魅力です。車高約160~195cmならば大抵の車には連結できるそう。

まずは本体だけ設営してリビングに

①黒いポールをクロスして通す

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最初に本体を広げます。黒いポールを2本組み立てて、天井部分のスリーブにクロスするように通します。

一端は布地のポケットに、もう一端はジョイントパーツの細いほうの口に、アーチが上向きになるように差し込みます。

②緑のポールを通し、車に吸盤で連結

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次に緑色のポールを2本組み立てます。先ほどのジョイントパーツの太いほうの口に一端を差し込み、もう一端にはピンを差し込み、フックをかけて固定します。ここまで来たら、あとは車に固定するだけ。

吸盤はネジ式(ネジを締めることで吸着力が増す仕組み)なので、先に吸盤だけ車に押し付けて仮止めしてからテント本体をネジ留めするとしっかりと固定できました。最後にペグダウンと張り綱の固定も忘れずに!

あっという間に完成!


あっという間に設営完了です! ここまでの設営方法は、スクリーンタープを張るときと同じような感覚。吸盤での固定はコツをつかめば簡単。ポイントは先にネジを締めないこと。吸盤が車に張り付いた状態にしてからネジを締めましょう!

我が家の車にはキャリアが付いていたため、サイドに連結するのにはやや手間取りました。吸盤が届かない場合などに備えて、ロープなどを用意しておくと安心です。

3面メッシュでアレンジも自在


3面ともメッシュ、オープン、クローズが自在に選べるので、太陽の位置や景色などに合わせて、快適に過ごせそうです。スカートも付いているので、車にしっかり密着させて下端をペグで固定すれば、隙間風もほとんど入らなそう。


せっかくなので、中にテーブル(幅120㎝)を出してくつろいでみました。4人家族でもすっぽりとタープ下に収まるサイズです。

カーサイドテントひとつ設営すれば日中はリビングとしても使えるなんて、荷物もコンパクトに済むし、設営や撤収の時間を大幅に短縮できそうです。

インナーテントを吊り下げて、就寝モードにチェンジ!


さあ、次はいよいよインナーテントの出番です。吊り下げ式なので、設営方法はいたって簡単。ポイントは向きを間違えないこと。コールマンマークが車側です。

①本体のリングにインナーテントのフックをかける


まず、インナーテントについたフックを、本体のリングに引っかけて吊り下げます。

②ペグダウンで完了!


次に、4隅をペグダウンすれば完成! あっという間です。


向きさえ間違えなければ設営は非常に簡単。これなら、就寝時だけインナーテントを設営する、という使い方も現実的です。

車中泊との組み合わせもできる


テント内部はかなり広々としていて、大人4~5人が就寝可能。写真のように車中泊と組み合わせれば、通常の車中泊より就寝人数を増やすこともできます。

赤ちゃんや寒さに弱い人は車中泊、よりアウトドアを満喫したい人はテント泊など、家族やグループの好みに合わせた柔軟なキャンプが楽しめそう。

惜しむらくは、我が家の車がスライドドアじゃないこと……。インナーテント設置時でもドアは開閉できますが、やはりサイドに連結するなら、スライドドア車のほうがそのメリットを活かせるはず。


インナーテントには電源コード口も。車や電源サイトの電源とつないで暖房器具を使用するなど、いろいろな使い方ができそう!

車のリア側にも連結できるんです


このカーサイドテント、実はリア側にも連結可能。車の全長にテントの長さ325cmがプラスされることになるのでスペースの確保が必要ですが、スライドドア車じゃなくてもこのカーサイドテントの魅力を体感できるのでおすすめです!


後部座席をフラットにすれば、車とテントを繋げたかなり広い空間ができます。これなら荷物の出し入れもかなりスムーズ。

車内を荷物置き場にしたり、上下で分かれて寝たりと、工夫次第でいろいろな使い方ができそうです!

ただし、リア側に設置する場合は排気ガスがテント内に入ってしまうので、アイドリングは厳禁。

別売りキャノピーポールで、使い方は無限大


別売りのキャノピーポールがあれば、さらに本体の屋根面積を広げることも可能です。我が家はコールマンの2ルームテントを持っているので、そちらに付属のキャノピーポールを転用しました。

跳ね上げて開放的に!


車と逆サイドのウォールを跳ね上げれば、こんなに広くなっちゃいます! 固定用に張り綱とペグも余分に用意しておきましょう。

これなら人数が多くてもゆったりと使えますし、最初からインナーテントを設営して、テーブルは跳ね上げたウォールの下に置くなどの使い方もできます。

なんと自立も可能!


さらに便利なのが、カーサイドテントなのになんと自立させることも可能なんです! やり方は簡単。車固定用の吸盤の代わりにキャノピーポールをハトメに差し込み、張り綱で固定するだけ。

たとえばテント設営後に車で買い出しに出かける場合など、わざわざテントを畳まなくても自立させておけばOKです。

車に連結していた面にはウォールがないので、このまま単体で就寝に使うのは難しいですが、状況に応じて単体でタープとして使えるのは結構便利そう。この状態ではあまり風には強くないので、開口部を風下にするなどの配慮は必要です。

コールマンのカーサイドテント/3025で、新しいキャンプスタイルが生まれそう


コールマンのドームテントやスクリーンタープ、2ルームテントを愛用している我が家ですが、このカーサイドテントもかなり魅力的に感じました。テントとタープの役割を兼ねているので、なるべく荷物を少なくしたい人や、設営の手間を減らしたい人にピッタリ!

インナーテント使用時にはリビングを片付ける必要があるので、どちらかというと道具をたくさん持って行く定住型キャンパーよりも、身軽な装備の移動型キャンパーや車中泊キャンパーの皆さんにおすすめです。ぜひ一度、この楽ちんキャンプを体験してみてくださいね!
ITEM
コールマン カーサイドテント/3025
定員 : 4〜5人用
重さ : 約10kg
サイズ : (インナー)約300 x 250 x 185(h)cm (本体) 約330 x 325 x 210(h)cm
収納時サイズ : 直径約23x 73cm
耐水圧 : 約1500mm (フロア: 約2000mm)
材質 : (フライ)75Dポリエステルタフタ (インナー)68Dポリエステルタフタ (フロア)210Dポリエステルオックスフォード (ポール)スチール FRP
車(横または後ろ)と連結可能(約160〜195(h)cm)

紹介されたアイテム

コールマン カーサイドテント/3025
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ライター・編集者。テント泊登山からキャンプを始めたため、キャンプスタイルは実用重視。プライベートでは2児の母であり、最近は中古キャンピングカーで出かける子連れキャンプ旅&低山ハイクにハマっている。

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