2021年の新作テント、どれが狙い目!?
アウトドアブームが盛り上がりを見せているここ最近、これからキャンプを始めたいと言う方はもちろん今年は気分を新たにテントを新調したいと探している方も多いのではないでしょうか?
そこで、現時点(2021年3月9日)の段階ですでにリリースが発表されている2021年の新作テントをまとめてチェック! 完全新作はもちろん定番人気どころのアップグレードモデルなど、注目アイテムが揃っています。
発売がまだ先の物もありますが、人気のテントほどすぐに売り切れてしまうので「買い逃した~」なんてことが無いように早めにチェックしておきましょう!
2021年新作テント/シェルター【ファミリー・グループ向け】
スノーピーク「グランベルク」
幅広い層に人気のスノーピークからは、史上最大級の広さとなるロッジ型シェルター「グランベルク」。インナーテントをつけて椅子とテーブルを並べるリビングスペースを確保しても、全体的にゆったりとした広さがありそうです。
M・Lの2サイズ展開でMはW680×D440×H240cm(3~5人用)、LはW860×D520×H240cm(5~7人用)となっています。
メインポール3本を中心にサブポール6本でサイドを立ち上げる設営で、広い居住空間を確保。本体素材はナチュラルな風合いで取り扱いもしやすいポリエステルを採用。
グランドシートとインナーテントが付属でついてくるのも嬉しいポイントです。
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コールマン「パーティーキャビン/3025」
テントにもシェードにもなる1つで2役の画期的テントがコールマンから登場! 設営は収束しているフレームを広げるだけなので、とても簡単です。日中はシェードを広げて日よけとして使用し、就寝時は吊り下げ式のテントを付けるだけで寝室が完成します。
テントの壁が垂直に近い形をしているので、床から天井まで広々空間。大人が立ち上がって手を広げても余裕です。シェード・テントともに耐水圧1,500mmのポリエステルを使用しており、通気性抜群の3面メッシュ仕様。手軽に使えるのでデイキャンプにもオススメです!
コールマン パーティーキャビン/3025
ロゴス「トラッドソーラー ジオテックドーム-BA」
ロゴスからは遮光性・耐風性に優れたドームテントが登場。複数の交差フレームからなるジオデシック構造によって、高い耐風性が実現された新モデルです。
サイズは幅410×奥行455×高さ200cmと3~4人に適用ですが、インナーテントを取り外せばスクリーンタープとして使うことも可能です。
注目はフライシートの内側。トラッドソーラーコーティングを施した生地を使用することによって、UVカット率は99.9%以上、そして遮光率はなんと100%! ロゴスの実験結果によると、日向と日陰での温度差-15度を実現したのだとか。
これからやってくる暑い季節のキャンプにも良さそうですね。そのほか電源コードの取り込み口やスカート付きなど、細かいところも工夫が利いたつくりになっていますよ。
ロゴス トラッドソーラー ジオデシックドーム-BA
ロゴス「トラッドキャンバス Vポールティピー400-BA」
ロゴスのもう1つの新作は、ティピーテント。従来のティピー型テントはセンターポールがあることでどうしても居住空間が狭くなってしまいがちでしたが、こちらはV字フレーム構造でその問題をクリア!
自作の二股化フレームで居住スペースをアップさせる方も多い中、最初からその工夫がされているのは嬉しいですね。
テントの出入り口も大きめに作られているので、出入りがしやすく前室スペースもしっかり確保。インナーテントを外して、フライシート単独でシェルターとしても使うこともできますよ。
ロゴス VポールTepee400-BA
モンベル「ムーンライトキャビン4」
モンベルからは、初となる2ルームテントの登場! 人気のムーンライトテントシリーズの新作というだけあり、「月明かりの中でも簡単に設営できる」というコンセプトそのままに2ルーム仕様にアップデートされています。
使用時のサイズは約275×580×213cmで、寝室エリアのインナーをつけた上で椅子4脚が並べられるリビングスペースを確保。4人家族に最適なサイズ感です。
カラーはライトタンとスプリンググリーンの2色展開。テント本体とインナーテントともに難燃加工が施されているため、火の粉が飛んできても燃え広がらない工夫も。
さらに「ムーンライトテント 4型」を複数連結できるとういう面白い仕掛けもあるようです!
ogawa「オーナーロッジ ヒュッテレーベン」
ogawaからは完全新作が着弾! フロアレスで多彩な使い方ができる「オーナーロッジ」の登場です。底面積520×225cmの広々空間に別売りのインナーテントをつければ2ルーム仕様にすることも可能。
インナーは左右両方に取り付けできるので、レイアウトの自由度も上がります。
フルメッシュにすることもできるので、夏は開放的に冬はおこもりスタイルとシーズンに合わせた楽しみ方ができるのも特徴。幕体側面はT/Cで屋根部分はポリエステルを採用するなど、場所によって生地素材を変える工夫によって全体的なスペックがパワーアップしています。
ogawa オーナーロッジ ヒュッテレーベン
テンマクデザイン「ブラックサミット GG8」
テンマクデザインからは様々な設営スタイルを楽しめるツインポールシェルターが登場! 探検家JACOB LOGGEVEEN(ジェイコブ・ロガビーン)とのコラボレーションモデルで、その特徴な床面積の広さ。468×468cmと、コットを最大8つも入れることができる広々スペースなんです。
側面にサイドポールを使用することで内部空間を拡張できるほか、ポールで高さを調節してペグ用ループの取り付け位置を変えることで裾の長さもアレンジ可能。
好みのフォルムや使い勝手にあわせて調整できるので、夏は風通しを良くしたり、冬はスカートを作って熱を逃がさないようになど季節に合わせた設営もできます。
テンマクデザイン ブラックサミット GG8
ノルディスク「スリュムヘイム5」
ノルディスクからは、クラシカルなティピー型を現代的なニュアンスに進化させたティピーテントの登場。北欧ブランドらしいお洒落なカラーとデザインが目を引きますね。
4~5人のファミリーで使えるサイズ感ながら、素材はポリエステルで重量8.9kgと積載や運搬にやさしい仕様です。
ポールフリー構造と非対称のインナーテントによって、室内空間を効率よく確保。立ち上がるにも十分な高さがあるので、テント内での移動もスムーズです。
このほかに3人用サイズの「スリュムヘイム3」もラインナップ。詳細はまだ発表されていないため、気になる方はノルディスクのオフィシャルホームページを随時チェックしておきましょう!
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アップデートされた、ファミリー・グループ向けテント
ゼインアーツ「ゼクーL」
発売されるや売り切れ続出の人気ブランド・ゼインアーツからは、デビュー作「ゼクーM」をサイズアップした「ゼクーL」がリリースされます! 床の長さが380×440cmだった「ゼクーM」に対し、「ゼクーL」は470×550cmと大幅にサイズアップしています。
シェルターとして使えば10人もの人数を収容可能で、お座敷スタイルも楽しめるリビングシートが付属というのも嬉しいですね。
別売りのインナーテントを使えば家族4~5人でのツールームテントとしても使えるなど、斬新な見た目はそのままに機能もアップデートされ、これは人気沸騰の予感です!
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ogawa「オーナーロッジ タイプ52R T/C」
2020年にogawaのオーナーロッジシリーズの復刻版として発売された「タイプ52R」の、T/Cモデルも発売されました。お洒落な見た目と設営のしやすさはそのままに、通気性と保温性に優れたT/C素材を採用。
フライシート側面はT/C素材・屋根部分は強度と耐水性に備えるポリエステル採用というハイブリットモデルになっています。
素材のだけでなく、カラーもシックな茶系からオフホワイトカラーに。よりナチュラルに、見た目も可愛らしくアップデートされています。
ogawa オーナーロッジ タイプ52R T/C
ogawa「アポロンT/C」
ogawaの大人気テント「アポロン」もT/C素材になって登場! 素材が変わったことで本体もワントーン明るいカラーになり、ポールも色と太さが変更されるなどルックスも生まれ変わりました。とくにポールは幕本体がT/C素材になったことで増加した重量に対応するため、太くすることで強度をアップが図られています。
そのほかにもインナーテントもT/C素材で別売りに、また外気を強力にシャットアウトできるトリプルファスナーなど、細かい変更点も。
リッジポールには結露垂れ防止のカバーがつけられたそうで、これもT/C素材変更に伴う吸水性におけるデメリットへのフォローなのだとか。ユーザーの使い勝手に細かく配慮された、素敵なアップデートですね。
モデルチェンジされたアポロンT/Cについてはこちらの動画でも詳しくレポートしているので、気になる方はぜひご覧ください!
ogawa アポロン T/C
コールマン「タフスクリーン2ルームハウス/MDX」
コールマンからは定番の2ルームテント「タフスクリーン2ルームハウス」がアップデート! 寝室側にもクロスフレームを使用することで設営がしやすく、天井とフロアを有効的に使えることで室内空間が広くなりました。
前後共にフレームをクロスさせることで耐久性も高まり、強風にも強くなっています。
その他従来品にはなかったその点としては、リビング側に設置されたランタンハンガー。別途準備する必要が無いのは嬉しいですね。キャノピーポール2本も付属していて、機能・コスト両面においてファーストテントとして使いやすいアイテムです。
コールマン タフスクリーン2ルームハウス/MDX
ノルディスク「レイサ EXP」
ノルディスクの大人気2ルームテント「レイサ」の別注モデルも発売予定。日本仕様にアップデートされたこちらは、スタイルを問わず使いやすいグレーカラーでの展開です。
前後どちらも立ち上げ可能になっているため開放感がアップ、もちろんシェルターとしても使えます。さらに入り口や側面がメッシュになっているほか、寒い季節もうれしいスカート付き! オールシーズンに対応できるレイサとして、人気が出そうな予感です。
インナールームは家族向けに4人用が付属。従来のインナールームにあったセンターの仕切りをなくすことによって、ダブルサイズのマットが敷ける広々空間になりました。
販売は3月中旬予定、数量限定となっているので気になった方はお見逃しなく!
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2021年新作テント【ソロ・デュオ向け】
ロゴス「トラッドキャンバス リビング・DUO-BA」
まずはロゴス発のソロ・デュオ向けの2人用テント。コンパクトながら大型の前室付きで、居住性はもちろんバイクや自転車の駐輪スペースとして使うこともできます。
収納時のサイズも横幅60cmとバイクに積み込みやすいサイズです。
ロゴスが独自に開発したC型ドアにはベンチレーションがあり、テント上部にも同様の機能があるのでテント内の空気は快適に循環される仕組みに。雨風や虫の侵入を防ぐスカートが全面についているのも嬉しいポイントです。
ロゴス トラッドキャンバス リビング・DUO-BA
ゼインアーツ「オキトマ2」
ゼインアーツのもう1つの新作が、「オキトマ2」。大きすぎず小さすぎない絶妙なサイズ感で、最大の特徴は縦に分割された前室とインナーの設計。“寝る”と“過ごす”どちらも快適にできる空間を実現するための工夫で、これは今までに無い発想ですね。
別売りのポールを使えばサイドパネルを跳ね上げることも可能で、居住空間をさらに広げてくれます。
付属の吊り下げ式インナーテントは2人で寝るのに十分なスペースが確保されていて、メッシュパネルも多く設けられているので暑い時期でも快適。他のゼインアーツのアイテム同様、インナーを外してシェルターとしても使うこともできます。
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ノルディスク「オトラ2」
ノルディスクから2人用テント「オトラ2」も新登場。ジオデシック構造で側面が垂直に立ち上がるため、ソロ用サイズながらテント内は広々。調理をしたり荷物を置くのに十分な前室も確保されています。
フライシート・インナーテントそれぞれ単体で使用することもでき、季節にあわせた使い方ができるのもこのテントならでは。インナーテントは全面メッシュ、フライシートは4面すべて開放できるので、テントの中にいながら360度のパノラマビューも楽しめます!
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DOD「ムシャテント」
独自のユニークなアイテムが際立つDODからは、ソロ用2ルームワンポールテント「ムシャテント」が登場。ワンポールでありながらレイアウトのアレンジがしやすいキャノピードアにすることで、ソロでもゆったり使える設計になっています。
素材は焚き火も楽しみやすいポリコットン製。テント裾に設置されているスカートは巻き上げられるので、暑い時季は風通りよくするなどシーズンに合わせた設営もできます。
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アップデートされたソロ・デュオ向け人気テント
ogawa「タッソ T/C」
ogawaのスタイリッシュなソロ・デュオテント「タッソ」もアップデート。メインポールと両サイドのファスナーでフォルムを変化させられることでアレンジを楽しめるはもちろん、前後トリプルファスナーやベンチレーション・スカート機能も踏襲されています。
T/C素材に変わったことで通気性・保温もアップ。上部のベンチレーションや巻き上げ式のスカート機能によって幕内の温度調整もしやすくなり、様々なシーズンに対応できる万能幕になりました。
ogawa タッソ T/C
コールマン「ツーリングドーム/LX+」
ソロやツーリングキャンプに大人気のコンパクトテント「ツーリングドーム」に、大人2人でもゆったりと過ごせるLXサイズが追加されました! コンパクトながら横幅が210cmで、男性でもゆったりと過ごせる広さが魅力です。
内部はおなじみダークルームテクノロジーの採用によって、日光によるテント内の温度上昇を抑えてくれます。フライシートには耐水圧約3,000mmのポロエステルが使用されているので雨対策もばっちりです。
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定番から注目ブランドまで、2021年の新作テントが見逃せない!
アップデートモデルを含め、2021年も多くのブランドからキャンプシーンを楽しく快適にしてくれるテントが続々発売されます。2021年は心機一転、新しいテントで気分を変えてみてはいかがでしょうか?ここでは紹介しきれなかった機能もまだまだあるので、気になった方はぜひ各社のホームページもチェックしてみてくださいね。