目指せ乾燥撤収!テントの結露を拭いてみた
案の定、結露はビッシリ
冬場はテント内外の気温差が大きくなるため、結露の量も多め。テントから垂れてきた結露で、大事な道具が濡れて困ってしまった経験がみなさんもあるんじゃないでしょうか?
この日は結露の一部がグランドシートに溜まり、小さな水溜りができるほど……。これだけの量の結露、やはり早めに拭き取って乾かさないと乾燥撤収は難しそうです。
ここで吸水クロスの出番!
ということで早々に朝食を済ませ、吸水クロスで拭き取り開始。クロスがパリパリに乾いた状態だと逆に吸い取りが悪いという前情報を得ていたので、使う前に水を通して湿らせておきました。なるほど、スイスイ拭き取れます!
テント内側の結露はクロスで完全吸水。天気も良かったためフライシート表面も乾き、この日は無事に乾燥撤収することができました!
そのときの吸水量がこちら
ギュ~ッと絞ると水がどんどん出てきます。この量の水分が残ったままテントをしまって放置したら、カビてしまうのは目に見えているようなもの。テントを長持ちさせるためにも、改めて乾燥撤収って大事ですね。
使用後のクロスは汚れも少なかったので、吸い込んだ水を絞り軽く水洗いする程度でキレイになりました。
110円でここまでの仕事をしてくれるなら万々歳ですが、ちょっとした注意点も気づいたのでお伝えしておきます。
吸水クロスを使うなら、ここに注意!
大型テントを拭くには何枚かあったほうが良い
家庭で使うには申し分ないサイズでも、大きいテントだとやはり1枚では物足りない……。今回1枚しかなかったので、結露をくまなく拭き取るには結構時間がかかりました。
拭き取り回数が多くなると保水量もキャパを越えて結局垂れてくるので、複数枚あった方が早く済みそうです。
雑に絞るとそのまま固まる
普通のタオルなどと比べると乾きやすいのはメリットでもありますが、適当な形で置いておくとあっという間にそのままパリパリに。この状態で無理に形を変えるとひび割れてしまうので、もしこうなってしまったら再度濡らして軽く絞ってから使いましょう。
また濡れていない状態でも強くねじるように絞るとちぎれてしまったりするので、軽く絞るのが良さそうです。
吸水クロスはこんな場面でも役に立つ
せっかくこれだけの吸水性があるなら、テントの結露の拭き取りだけに使うのはもったいない! と、ほかの用途も考えてみました。
洗った食器も素早く乾かせる
炊事場で洗い終わったシェラカップやクッカーは、だいたいは濡れたままハンギングネットなどに入れて乾かしますよね。その前にサッと水気を拭き取っておけば乾きが早く、水垢も付かずに済みます。
洗ってまたすぐ使いたいときや、これまた時間のない撤収時も便利ですね。
こぼした飲み物もサッとひと拭き
ふと目を離したスキにコップを倒して飲み物がバシャッ……! 小さいお子さんがいるご家庭では日常茶飯事ですが、そんなときも慌てることなかれ。このクロスなら、水だけでなくジュースなどもしっかり吸水して拭き取ることができます。
こういった場面はキャンプに限った話ではないので、自宅でもしっかり活躍してくれそうです。
結露だけじゃない!ダイソーの吸水クロスは水気の拭き取りに効果大!
単に結露を拭き取るだけの話なので使い古しの布などが使われがちですが、それだと吸水力がイマイチ。しかもわりと汚れるためすぐ捨ててしまったりするので、もったいないですよね。
たった110円で安定した吸水力が得られるなら、これは数枚持っておいても損は無いアイテムでは? 我が家にとっては、すでに隠れたキャンプの必需品です!
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