この冬こそ、キャンプにストーブを導入したいのに……。
お気に入りの石油ストーブも手に入れたし、今年こそ本格的に冬キャンプを楽しんでみたい! ……けれど、いざ実戦投入となると最初に立ちはだかるのが“灯油の取扱い”というハードル。
特に、エアコンや床暖房のみで普段灯油を扱わない人にはなかなか高いハードルですよね。
自宅で慣れていても、コンパクトかつ安全な灯油の運搬や、屋外で手際よく給油する方法など、キャンプならではの応用編に不安を感じることってありませんか?
そこで今回は、キャンプで便利な灯油周りのギアについて、選び方からおすすめアイテムまでじっくり解説! しかも、せっかくのお気に入りストーブにマッチする、クールなギア満載でお届けしちゃいますよ。
キャンプで使いやすい「灯油ポンプ」を選ぶポイント
ストーブを買ったなら、何はなくともまず給油から! ……と勇み足で自宅で給油しても、そのまま運搬すると灯油が漏れてしまう構造のストーブも。
また、積載しやすいコンパクトなストーブや連泊する場合も現地で給油が必要に。そこで、まずはキャンプで使いやすい灯油ポンプを選ぶポイントからご紹介します。
灯油ポンプには手動式と電動式の2タイプ
灯油ポンプは、大別すると「手動式」と「電動式」の2タイプ。「手動式」で最もポピュラーなのが、画像のようにジャバラ部分をプッシュする「加圧式」タイプ。
最もリーズナブルで軽く、正しく使えば「サイフォンの原理」で電池なしでも半自動的に給油が可能。けれど満タン近くになったとき、溢れないよう加圧をコントロールするのがとても難しいのが欠点です。
そこで近年大人気なのが、先に加圧しておき、ガソリンスタンドのようにガンノズルのトリガーを握って給油するタイプ。
握る力の強弱で給油のスピードがコントロールできて、離せばピタッと止まるから、万一あふれたときの被害も最小限で済みます。もちろん手動式だから電池も不要で、アウトドアにもピッタリ。
そして最後に電動式。多くのタイプが自動停止機能付きでとても便利ですが、電池切れしたら使えない点や、センサー付きでノズル先端が太いものが多いのがデメリット。
フジカハイペットやアラジンブルーフレームなど、アウトドアで人気のストーブは給油口が小さいものも多く、電動式だとノズルが入らないことも。
キャンプに携行するなら固定式&ストッカー付きが便利
給油方式だけでなく、携行しやすさや収納性も大きなポイント。灯油タンクに直付けできる固定式なら、携行しやすく、給油のたびにホースを抜き差しする必要がなくとても便利。
また、本体やノズルを灯油タンクに取り付けておけるストッカー付きタイプも。万一、ホースやノズルに残った灯油が垂れても安心です。
ノズルの口径とストーブの給油口サイズに要注意!
電動式ポンプのくだりと重複しますが、フジカハイペットやアラジンブルーフレームなど、キャンプで人気のストーブには給油口サイズが小さいタイプが意外と多いんです。
灯油ポンプを選ぶときには、ノズルの口径と給油口のサイズが合うかどうかしっかりチェックしましょう!
また、灯油ポンプだけでなく、ノズル付きの灯油タンクを選ぶ際にも同じことが言えます。ノズル付き灯油タンクから直接給油する場合も、口径をしっかりチェック。
おすすめ灯油ポンプと便利アイテム7選
キャンプで使いやすいポイントをおさえた上で、ここからはおすすめの灯油ポンプと関連便利アイテム7選をご紹介していきますよ。
①アラジン・タカギ「ポリカンポンプ」
発売以来大ヒットが続くこちら。なんとあのアラジンと「ポリカンポンプ」が大人気の「タカギ」がコラボ。
アラジンのロゴ&レトログリーンカラーで、これまでの灯油ポンプとは一線を画すスタイリッシュなデザインが魅力です。ブルーフレームはもちろん、ブラックやタンカラーなどミリタリーカラーのストーブとも相性抜群。
給油方法は驚くほどカンタン! 本体突起部分を10〜20回加圧したら、ガンノズルを給油口に差し込んでトリガーを握るのみ。電池不要なのに、給油速度がコントロールしやすく実にスムーズな給油を実現。
しかも、給油口の外径が50mmのタンクに直付けが可能。付属のアダプターを装着すれば、画像のように外径65mmの給油口にも対応可能なのもポイントです。
最も面倒なポンプの抜き差しと、それにまつわる手間要らずなのも画期的! 使用後は付属のノズルホルダーに収納して携行時もスッキリ。
そしてこちらがタカギの元祖「ポリカンポンプ」。加圧&ガンノズル式の給油方法はアラジンバージョンと全く同じ。外径が50mmの給油口に直付けできるのも同じですが、外径65mm用アダプターは別売り。
現在約4,000〜6,000円台のアラジンバージョンに比べて、こちらは約2,000〜3,000円台。ポップなレッドカラーが好きな人や、よりリーズナブルに入手したい人にはこちらがおすすめ!
アラジン ポリカンポンプ
タカギ ポリカンポンプ
タカギ 65mm用アダプター
②トラスコ「給油ポンプJIS規格灯油缶対応 65mmアダプター付き」
※注:画像の「リッジモンキー ウォータージャグ」は本来灯油用ではありません
そして、こちらがトラスコから新登場の加圧式ポンプ! これまでにない男前ブラックカラーが魅力で、人気急上昇中のアイテムです。
オリーブドラブカラーのタンクにもこの通りベストマッチ。加圧後にガンノズルで給油するシステムはポリカンポンプと全く同じ。
外径50mmの給油口に直付けOK、かつ外径65mm用アダプターが付属しているのもうれしいところ。お値段も約2,000円〜4,000円とアラジンのポリカンポンプよりリーズナブル。
ただし、こちら大人気のため公式オンラインストアでは在庫切れも度々発生。欲しい人は、再入荷を心待ちにしましょう!
公式オンラインストアはこちら
トラスコ中山 給油用ポンプ JIS規格灯油缶対応(給油口65mm用アダプター付)
③コーシン「加圧式灯油ポンプ ポリオート」
もっとコスパ重視で、とにかく早くポリカンポンプの快適さを手に入れたい人におすすめなのがこちら! なんと約1,000〜3,000円台で加圧&ガンノズル式のスマート給油が実現します。
外径50mmの給油口に直付けOK、外径65mm用アダプターは別売りとなっています。
コーシン 加圧式タイプ ポリオート PK-21
コーシン ポリカンアダプター PA-246
④アズワン「サイフォンポンプ」&三宅化学「ポンプストッカー」
やっぱりジャバラ式ポンプが安いし使いやすい……。けどあの赤い色がどうしても気になるし、キャンプ携行時の収納にも困る……。とお悩みの人におすすめなのがこちらのセット!
ブラックやグレーのシックなジャバラ、ちゃんとあるんです! しかも別売りの男前ストッカーとセットなら、画像の通りこんなにクール。ポンプが約200円台、ストッカーが300円台とセットでも約500円台で揃います。
アズワン サイフォンポンプ (カラフルポンプ) グレー
アズワン サイフォンポンプ (カラフルポンプ)ブラック
⑥三宅化学「トーヨーオートポンプ PS-N20R」
お次は自動式灯油ポンプ。寒さで手が思うように動かない冬のアウトドアシーンに便利なのが、こちら。大きなスライドスイッチとシンプルな操作系が魅力です。
単一アルカリ電池2本が必要ですが、自動停止機能付きだから灯油があふれる心配は無用。グレー&ホワイトのシンプルカラーと収納ケース付きなのもポイント。
三宅化学 トーヨーオートポンプ PS-N20R 収納ケース付き
⑦三宅化学「三宅化学 トーヨーオートポンプ TP-MS20 薄型固定式 」
自動停止機能付きかつ直付け可能な固定式の便利なポンプ。しかも、数ある固定式自動ポンプの中でも、本体が「薄型」なのがポイント。内寸で高さが413mm以上のコンテナなら、直付けしたまま収納できるんです!
単三アルカリ電池4本必要ですが、つけっぱなし・入れっぱなし・注ぎっぱなしの3拍子揃って、ズボラ派キャンパー最注目のアイテムです。
三宅化学 トーヨーオートポンプ TP-MS20 薄型固定式
⑧コールマン 「フューエルファネル」
フジカハイペットや武井バーナーなど、ストーブ側の給油口が小さいときの救世主がこちら。ガソリンランタンへの給油時にもお馴染みの、コールマンのフューエルファネル。フィルター付きでゴミの侵入も防ぎます。
しかも、内部には黒い逆L字型のガイド付き。灯油がガイドの水平部分まで達したら、給油をストップすれば溢れないスグレモノ。手動式ポンプビギナーの人にもおすすめです。
コールマン フューエルファネル
⑨コフラン「フィルターファンネル」
コンパクトな折りたたみ式トースターでお馴染みのコフランからも便利なアイテムがお目見え。内側に真鍮製のフィルターを備え、給油時のゴミの侵入をストップ。
そして、地味に便利なのがチェーンストラップ付きなところ。灯油タンクやノズルに付けておけば、うっかり忘れることもありません。
コフラン フィルターファンネル チェーン付き
おまけ:エスコ「灯油用手動ポンプ(OD色・ケース付) EA990KG-1」
灯油ポンプ編、最後におまけでもう1つ。オリーブドラブカラーの超男前ジャバラポンプ&ストッカーセット。
こちら、インスタ投稿などの男前サイトでよく見かけるのに、メーカーやアイテム名が分からなかった人も多いのでは?
筆者も例にもれず……、今回徹底リサーチしたところ、メーカーは「ESCO(エスコ)」で品番まで判明。しかし残念ながら現在は廃盤品で、コアなガレージショップや中古市場などで探すしかなさそうです。ご参考まで!
詳細はこちら
キャンプ時の携行にマスト!「灯油タンク」を選ぶポイント
灯油周りの便利ギア、続いてはキャンプへの灯油の携行にマストな「灯油タンク」についてご紹介! 素材にサイズ、デザインまで実にさまざまな灯油タンク。まずは、選ぶときのポイントから詳しくみていきましょう。
燃料タンクには「灯油用」と「ガソリン用」が
一般に、灯油用に使われる燃料タンクには「灯油用」と「ガソリン用」の2タイプが。灯油用タンクはその名の通り、灯油の保管や運搬に使われる高密度ポリエチレン製の容器です。
ガソリン用タンクは「ガソリン携行缶」とも呼ばれ、主に金属缶とポリタンクの2タイプが。灯油より揮発性や取り扱いの危険度が高いガソリン用に作られているので、灯油用としても使えるんです。
ただし、逆に灯油用タンクにガソリンを入れるのは危険なので絶対に止めましょう! また、ガソリン携行缶を灯油用に使う場合、誤給油を防ぐために、灯油専用と分かる「灯油」や「ケロシン」などのステッカーを貼っておくと安心です。
サイン&ラベルズ(危険:灯油)E Mサイズ
サイン&ラベルズ(危険:灯油)A Mサイズ
サイン&ラベルズ(危険:灯油)ミリタリーステンシル Mサイズ
灯油は危険物!規格適合品を選ぼう
【 灯油ポリタンクはJISマーク 】
言うまでもなく、灯油は危険物。灯油用に使用するタンクは、規格に適合したものを選ぶと安心です。
灯油用ポリタンクは、「JISマーク」付きの商品がおすすめ。「JIS(日本産業企画)」に適合し、日本の国家規格として認証されたものなので、灯油用ポリタンクとしての品質や安全が保証されているんです。
【 ガソリン携行缶はUNマーク・KHKマーク 】
灯油タンクとしてガソリン携行缶を選ぶ場合は、「UNマーク」や「KHKマーク」付きの商品がおすすめ。どちらかが付いたもの選ぶと安心です。
UNマーク:国際連合危険物輸送勧告に基づく「危険物船舶運送及び貯蔵規則」に従った「UN規格」に適合。
KHKマーク:危険物保安技術協会による性能試験をクリアした「KHK規格」に適合。
「金属缶」か「ポリタンク」はどっちを選ぶべき?
続いては、ポリタンクと金属缶タイプ、それぞれの長所・短所を下記にまとめてみましたよ。特徴を把握して、自分のキャンプスタイルにフィットするタイプを選んで下さいね。
【 ポリタンク 】
長所:とにかく軽い。リーズナブルでカラーも豊富。
短所:耐久性に劣る。購入から約5年が寿命。
【 金属缶タイプ 】
長所:頑丈で機能性が高い。無骨でクールなデザイン。ステンレス製は腐食しにくい。
短所:とにかく重い。値段も高め。カラーが少ない。
キャンプに携行する「容量」の目安ってどれくらい?
一般的な灯油ストーブは一度に給油できる量が5L以下。普通は1泊なら5L程度で足りますが、連泊したり、夜通しストーブを使うなら10Lは欲しいところ。自宅での保管用と兼用するなら20Lタイプがおすすめ。
灯油の使用量は、ストーブの燃費や季節によっても異なります。キャンプスタイルに合わせて、タンクも何種か使い分けるといいですね。
おすすめ燃料タンクと便利アイテム8選
キャンプへ携行する燃料タンクの選び方を踏まえた上で、ここからはおすすめの燃料タンクと関連アイテム8選をご紹介! 人気の灯油ポンプとのマッチングについても合わせてみていきましょう!
①TOKILABO オリジナル「Genie Tank (ジィニータンク)」
丁寧な暮らしを彩る雑貨が魅力のオンラインショップ「TOKILABO」。日々使う灯油タンクにもこだわり、なんと「アラジンストーブにマッチする落ち着いた色味の灯油タンク」をオリジナルでリリース!
アラジンに掛けて、ランプの魔神Genie(ジーニー)に由来したその名は「ジーニータンク」。ありそうでなかったライトサンドとダークグレーの2色展開で、自宅のインテリアにも違和感なく馴染むデザインです。
そして、こんなにスタイリッシュなのにちゃんとJIS規格に準拠。クールなポリタンクは海外製ばかりで、同じくJIS規格準拠の国産灯油ポンプとサイズが合わないジレンマも見事に解消!
給油口の外径が50mmだから、アラジンなどのポリカンポンプと相性もバッチリ。18Lと容量は大きめですが、自宅と兼用したい人にイチオシのアイテムです。
公式オンラインストアはこちら
TOKILABO オリジナル灯油ポリタンク ジィニータンク 18L ダークグレー
②LHA「オリジナルポリタンク」
お次は、福井県のアンティーク雑貨店「LITTLE HAND ANTIQUE」のオリジナルアイテム。10Lと20Lの2サイズ展開で、2017年の発売以来、入荷即完売を繰り返すキャンパーに大人気の灯油タンク。
とにかくサイトに置きたくなるハンサムなルックスはもちろん、人気の理由はジーニータンクに同じ。給油口サイズを65mmから50mmに変換するアダプターを使えば、ポリカンポンプを直付けできるからなんです!
同色のノズルも付属しており、灯油ポンプなしでも使えます。斜め側の給油口には中栓も備え、運搬時の液漏れ防止を強化。JIS規格準拠ではないものの、国内工場で作られた純日本製なのもポイント。
ただし、残念ながら現在(2020年12月25日現在)10Lタイプは在庫切れ。欲しい人は公式インスタグラムやオンラインストアをまめにチェックすべし!
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③瑞穂化成工業「扁平缶 両口 20L」
こちらは国産老舗プラスチック容器メーカー「瑞穂化成工業」のポリタンク。内圧を逃せる両口タイプは5〜20Lまでのサイズ展開があり、ミリタリーカラーからポップなピンクまで、カラーバリエーションも実に豊富。
しかも20Lのタイプなら、水平な側の給油口に65mmから50mmへ変換するアダプターでポリカンポンプも使えるようです。先の2つのポリタンクに比べ、お値段も1,000円台とリーズナブル!
ただし、灯油タンクとしてのJIS規格には準拠しておらず、パッキンも耐油性の強いゴム系ではありません。灯油タンクとしての使用は、あくまで自己責任の上で判断しましょう。
瑞穂化成工業 扁平缶 両口 20L グレーノズルなし
瑞穂化成工業 扁平缶 両口 20L ブラックノズルなし
瑞穂化成工業 扁平缶 両口 20L モスグリーン ノズルなし
④ヒューナースドルフ「フューエルカン PROFI」&「純正ノズル」
クールな灯油タンクと言えば、やはり外せないのが「フューエルカン PROFI(プロフィ) 」。ビルトイン式ノズルがギミック感満載で、圧倒的なカッコ良さ。5・10・20Lのサイズ展開で、3兄弟で揃えたくなってしまいます!
カラーバリエーションも豊富で、「プロフィ」の10・20Lではレッドカラーや新色のグレーも。赤いノズルが上部に付いた「STANDARD(スタンダード)」タイプではブラック・ブルー・レッド・イエロー・グリーンの5色展開。
いずれも危険物運搬容器としてUN規格認証を受けたドイツ製で、高耐久かつ密閉製の高い仕様も魅力です。底面が凹んでいてスタッキングできるのも便利。
ただし、多くのユーザーから指摘される欠点も。給油口のサイズがかなり小さいので、ポリカンポンプはNG。ジャバラ式か付属のノズルを使うしかなく……。
しかも、付属のノズルで給油すると根元から灯油が漏れてしまうケースが多いようです。そこでおすすめなのが、ヒューナースドルフ純正の別売りノズル。
各所にパッキンが入っていてこれなら漏れないと評判です。5Lの容量でクールなポリタンクって意外と少なく、やっぱりどうしてもフューエルカンが使いたい人はぜひお試しあれ。
別売り純正ノズルもう1つ。こちらは指で挟んで開閉できるストッパー付きだから、入れ過ぎや液漏れの心配がありません。せっかくクールなフューエルカン、便利なオプションで使い心地もアップデートして下さいね。
ヒューナースドルフ フューエルカン プロフィ 5L
ヒューナースドルフ フューエルカン プロフィ 10L
ヒューナースドルフ フューエルカン プロフィ 20L
ヒューナースドルフ 純正ノズル ブラック
ヒューナースドルフ 純正ストッパー付きノズル フューエル用 レッド
⑤CAMP★MANIA PRODUCTS「ガソリン携行缶」
岐阜県発、オルタナティブかつ遊び心あるギアが魅力のガレージブランド「CAMP MANIA PRODUCTS(キャンプマニアプロダクト」から、存在感ハンパないガソリン携行缶が新登場!
“灯油タンクは四角”という常識を覆す、ポッテリと丸いボディに優しい「イエローサンドベージュ」カラーが絶妙にマッチ。
実はこちら、オートバイ用品の総合メーカー「ETOS Dsign(エトスデザイン)」のガソリン携行缶の別注カラーモデル。容量は2.5Lと小さめですが、UN規格取得品だからアルコール燃料や灯油はもちろん、ガソリンも携行可能。
注ぎ口が細く、給油口が20mmのフジカハイペットや様々なランタンにも直接オイルが注げます。500個のみの限定生産のため、欲しい方はお急ぎを!
公式オンラインストアはこちら
⑥エトスデザイン「レッドキャメル ガソリン携行缶」
そしてこちらが本家、コアなキャンパーに愛用者の多い通称“エトス缶”。特殊塗装のメタリックレッドカラーが美しく、キャンプマニアプロダクトの別注モデルとは全く違う雰囲気のカッコ良さ。
もちろんUN規格取得のガソリン携行缶だから、灯油はもちろんアルコール燃料の携行もOK。さらに1・25・5Lの3サイズ展開で、5Lタイプは携行に便利なショルダーベルト付き。
他と被らないエッジーな灯油タンクを探していた人におすすめのアイテムです。
エトスデザイン レッドキャメル ガソリン携行缶 2.5L
エトスデザイン レッドキャメル ガソリン携行缶 5L
⑦ヒューナースドルフ「メタルフューエルカン クラシック」&「専用ノズル」
ヒューナースドルフと言えば、「メタルフューエルカン」も忘れちゃいけない大定番! 金属製ならではの重厚で無骨なルックスがたまりません!
5・10・20Lのサイズ展開で、ストーブのサイズやキャンプスタイルに合わせて選べるのも魅力です。
こちら、実はヒューナースドルフ社取扱いのヴァルプロ社製。NATO軍御用達のミルスペックで、当然UN規格認証アイテム。危険物運搬用キャニスターとしてドイツのTUF規格認証も受けた最高水準の安全性を誇ります。
ちなみに、ヴァルプロ社リリース版ではレッドカラーもあるので気になる方は要チェックです。
灯油はもちろん、アルコール燃料やガソリンも携行可能。独自のロック機能で液漏れしない仕様も魅力です。
別売りの専用ノズルを使えば、灯油ポンプなしでストーブへの給油もOK。ただし、0.9mm厚のスチール製ゆえ、20Lタイプでは約4kgとかなりな重さ。ミルスペック&ルックス重視のキャンパー向けのアイテムです。
ヒューナースドルフ メタル キャニスター クラシック 5L
ヒューナースドルフ メタルキャニスター クラシック 10L
ヒューナースドルフ メタルキャニスター クラシック 20L
⑧ガレージ・ゼロ「ガソリン携行缶」
多様なガソリン携行缶を展開する自動車整備ケミカルの「ヒロバ・ゼロ(旧:ガレージ・ゼロ)」。中でもおすすめしたいのがステンレスの美しい輝きをそのまま生かしたこちら。
ナチュラルからミリタリーテイストまで、どんなサイトやストーブにもマッチするシルバーカラーが魅力です。10・20Lの2サイズ展開ですが、三連の持ち手で重くても2人で運べます。
サビや腐食にも強く、UN規格取得品だから灯油からガソリンまで安心して携行可能。付属のノズルは逆さまにすれば給油口の中にスッポリ収まり、灯油が付着したノズルの収納にも困らないスグレモノ。
メタリックなテクスチャ好きの人や、ミニマム装備派の人は要チェックのタンクです。
ガレージ・ゼロ ガソリン携行缶 ステンレス 10L 縦型
ガレージ・ゼロ ガソリン携行缶 ステンレス 20L 縦型
スマートな給油システムを構築すればストーブだって怖くない!
灯油周りの便利かつクールなギアたちのご紹介、いかがでしたか? ストーブを購入しながら冬キャンデビューに躊躇していた人も、この記事を参考にスマートな給油システムを構築して、ストレスフリーのぬくぬく冬キャンプを楽しんで下さいね!