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【アウトドアで働く人インタビュー】30代夫婦が移住してはじめた「キャンプ民泊」という仕事(2ページ目)

きっかけは友人を連れてのおもてなしキャンプ

青木江梨子さん

子供の頃に親と一緒にキャンプへ行っていたので、自分も結婚したらキャンプしようと決めてました。(江梨子さん)

という江梨子さん。そもそも、青木夫婦がキャンプを始めたのは、奥さんのこんな想いがきっかけ。いまから5年前のことだそう。

もともと自然が好きだったので、キャンプは一気にハマりましたね。新婚旅行には行かず、その費用を全額キャンプ道具に投資して、月に1~2回はふたりでキャンプに行っていました。

この頃から漠然と、仕事と暮らしが一緒になったような生活をしてみたいと思うようになりました。(達也さん)

青木達也さん

キャンプ民泊という発想に行き着いたのは、友人を連れてのキャンプがきっかけだそう。

自分たちが道具をすべて用意して、友達をキャンプへ連れて行くことがあったんです。テントの張り方とか道具の種類とかを教えてあげたらすごく喜んでくれて。

それをキッカケに、友達もキャンプにハマってくれたんです。そのときのリアクションがうれしくて。あ、こういうことが仕事にできるといいなと、思ったのがはじまりですね。(達也さん)

約1年かかったキャンプ可の物件探し

とはいえ、漠然と思っているだけでは何も前に進みません。ここでふたりは、暮らす場所を変えるという決断をします。

当時は練馬区在住。僕の勤め先が川越にあったので、川越から車で1時間の範囲で通勤できるエリアに絞って探していたところ、ときがわ町に出会いました。

里山風景が残るいい感じの田舎町だけど、サイクリストに人気のエリアで、若い移住者も多い。すごく気に入って、ときがわ町に絞って物件を探しまくりました。(達也さん)

青木達也さんと江梨子さん

だが、青木さんたちが望む、すぐに住める一軒家で、目の前にはキャンプができる広い庭。まわりに民家があまりなくて、幹線道路からも離れている。

さらに購入ではなく賃貸がいい……、といった条件に合う物件はなかなか見つからなかったそうです。

不動産屋に条件を言っても、キャンプしたことがある人がいないからイメージがなかなか伝わらなくて(笑)。この家も当初は賃貸NGだったんですけど、大家さんが私たちのYoutubeを見てくれたようで、「この人たちなら」と特別にOKしていただきました。(江梨子さん)

古民家風の母屋は2階建て。1階部分はフリースペースになっていて、宿泊客が利用するトイレや洗面、レンタル用のキャンプ道具がずらりと並んでいます。

母屋の正面にある庭は、4家族がゆとりをもってキャンプできる広大なスペース。徒歩数分のところには川も流れているので、夏になると水遊びができるというキャンパー垂涎のロケーションです。

初心者に寄り添うNONIWAのサービス

青木達也さん

基本的には、自分たちがキャンプを始めたときにあったら助かったなということをやっています。例えば、無限にあるギアのなかで失敗しないものが知りたい、ランタンの種類を使い比べてみたい、効率のよい片付け方を知りたい、積み込みのコツを知りたい……などです。

うちで扱っているレンタル品もメーカーにこだわらず、予算や目的に合わせてオススメすることを心がけています。(江梨子さん)

青木江梨子さん

キャンプインストラクターの資格を持っている青木さん夫婦ですが、理想は気軽に相談できるキャンプ経験者のお兄さん・お姉さんという立ち位置。

たまにお客さんからギア相談の電話が来るそうですが、それもすごくうれしいということ。

とはいえ、NONIWAは自分たちが住んでいる家の庭を使ってのキャンプになるので、誰でも来れるというわけではありません。

まずは月に1~2回開催しているデイイベントで講習を受けていただいてから、予約していただく流れになります。この辺りがキャンプ民泊たる所以ですね(達也さん)。

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