たけだバーベキューが伝授!手軽で美味しいキャンプ飯
バーベキューはもちろんキャンプ全般にも詳しい芸人・たけだバーベキューさんが、アウトドアでも家でも手軽に作れる美味しいご飯を紹介してくれます!
カナダアルバータ州BBQ大使時代についたニックネームは「Mr.BBQ」。お肉検定やスパイス検定を持ち、アウトドア料理の腕前はかなりのもの。狩猟免許も取得し、冬には山へ鹿狩りに。BBQだけでなくキャンプにも詳しい生粋のアウトドア芸人。Youtubeチャンネル https://bit.ly/2Qc3akL
冬キャンプで“きりもみ式”の火おこしに挑戦!
冬キャンプ真っただ中! まわりのキャンプ仲間では、薪ストーブデビューならぬこたつキャンプデビューをしたツワモノもいましたよ。冬のキャンプの楽しみ方がいろいろと増えてきて楽しいですよね!
そんな中、僕はついに(?)ライターやメタルマッチを使わずに火をおこす技術を身につけてしまいました。そうです、きりもみ式(木の棒と木の板を使って回転の摩擦で火をおこすアレです)での火のおこし方を伝授してもらいました!
教えていただいたのは、アウトドアライターの藤原祥弘さん。先日行われたイベント「コールマンキャンプ2020」でワークショップをされていました。
僕も過去にきりもみ式でチャレンジしたことがあったのですが、なんとか煙が出るところまではいったものの、火種になるまでには遠く及ばず……。藤原さんに極意を尋ねたところ、こんな返答が。
木と、木の板とのマッチングです。
木のマッチングなんて初めて聞きました! そこがうまく合っていないと、どれだけ擦ってもなかなか火種にならないとのこと。
慎重に火きり棒と火きり板を選別し、最良なマッチングを選んでいただきました。ちなみに、このマッチングを選べるようになるまで2年かかったそうです! お、奥が深すぎる。
着火用の麻ひもをほぐし、いざチャレンジ。早い段階でなんとか煙が出る状態にまでは行けたのですが、手が痛い! そこで、隣にいたコールマンのスタッフさんにも急遽交代でやっていただくことに(はい、一人で着火するのを早々に諦めてしまいました)。
そして、なんとか二人がかりで挑んだ結果、なんと火種が!
これを落ち葉の上に移し、先ほどほぐした麻ひもの中に入れ込み、あとはそーっと息を吹きかけると……
着火ファイヤーーー!
木の板と木の棒だけで着火に成功しました。これはもうめちゃくちゃ嬉しかったです。
34歳がこの喜びようです。きりもみ式の火おこし、かなり奥が深いですが僕ももっと素早く着火できるよう日々鍛錬したいと思います。(一回やっただけなのに、手には豆が!)
さてさて、冬も寒さを増して温かい食べ物がさらに美味しくなってきた今日この頃、今回はダッチオーブンで作る「体温まる豪快メニュー」をお届けしたいと思います。