【100均だけで燻製作り】専用の道具は不要！ダイソーとセリアの調理用具でカンタンに燻製してみた（2ページ目）

① ダイソーの片手鍋で燻製を作ってみた

使ったのは、アルミの片手鍋2個

ダイソーで燻製容器として購入したのは、直径18cmの「アルミ製深型片手鍋」（税込165円）を2個。

店頭にあった、サクラとクルミのスモークチップも購入。各50g入りで税込110円でした。

スモークはまず「クルミ」で

まずは、穏やかな優しい香りで、どんな食材ともマッチするというクルミのスモークチップを使ってみましょう。熱源にカセットコンロを使用します。

スモークチップをそのまま片手鍋に入れると底に焦げ付いてしまうため、アルミホイルを敷いた上に軽くひとつかみ分（約10g）のスモークチップを入れましょう。

「ステンレス粉ふるい」を網がわりに

食材を載せる網として、直径16.5cmの「ステンレス粉ふるい」（税込110円）を使います。ちょうどピッタリはまりました。

食材は笹かまとチーズ

冷蔵庫にあった笹かまと、アーモンド入りのベビーチーズを燻製します。チーズ類を燻製する場合、溶けたチーズが網に貼り付かないよう、クッキングシートに載せておきましょう。

加熱開始！

もうひとつの片手鍋をかぶせ、カセットコンロに点火。中火で2分ほど加熱すると、重ねた鍋の隙間から煙が出始めました。

煙が出てから、弱火で3分間スモーク

火を弱火に落とし、3分ほど燻し続けます。

火を止めて10分間置く

3分後火を消して、このまま約10分間放置します。この間に、食材にいい香りが浸透するというわけです。すぐフタを取ってしまうと、中に充満した熱い煙が立ち昇り火傷の恐れもあるので注意しましょう。

チーズと笹かまの燻製、完成！

開けると、キャラメル色になったチーズと笹かまがお目見え。ベビーチーズは全体がナッツのような濃い風味になり、安価なプロセスチーズが大化けしました！

笹かまは適度に水分が抜けて旨味が凝縮しています。それでも、ちょっとだけ煙の匂いが強めかな？　と感じたので、次回挑戦する場合は、放置する時間を少し短くしてもいいかもしれません。

食材費と自宅にあるアルミホイルを除き、燻製にかかった材料費は税込550円。本格的な燻製機を買うことを考えると、かなりお手頃に済みました。