“和”がテーマのドーム型テントRURI
管理棟にいるスタッフさんに挨拶を済ませ、待望のRURIとご対面! ちなみに、クルマはデッキ手前に2台まで駐車可能です。キャンプ仲間と現地集合するのも良さそうですね。
では、気になる施設内を早速ルームツアーしていきます!
いかがでしょうか。谷に向かって設置されたデッキは100㎡以上の広さがあり、目の前に広がるこの大パノラマ!
日比谷花壇がプロデュースしているだけあって、サイト内はユーカリやコウモリラン、モンステラなどの観葉植物が綺麗にコーディネートされています。「この~木なんの木、気になる木♪」で知られる巨木、モンキーポッドでできた一枚板のダイニングテーブルも雰囲気抜群。
そして、今日の寝床となるドーム型テントの入り口を潜ると、これまた景観豊かな癒しの空間が! RURIの最大の特徴でもある“和”をテーマにした室内は、落ち着きのあるインテリアで構築され、小上がりスペースにはキャンプ場やグランピングでは珍しい畳が採用されています。
ドーム内の広さは約28㎡の広々とした空間で、大人4人でもゆっくり過ごすことが可能。手前のテーブルは掘りごたつとしても使用できるので、寒くなるこれからのシーズンも快適に過ごせそうです。
非日常感を演出するために普段はクローゼットの中へ隠されていて、施設内はスッキリ! 戸を開けると冷蔵庫やケトルなどの家電、ブランケット、アメニティなど、必要なものがひと通り格納されています。
場内にあるシャワールームにはバスタオルやドライヤーも完備。
さて、夕食まで少し時間があるので、ここでコーヒーブレイク!
「里楽巣FUJINO」には、木々のふれあいが魅力のワークショップや豊かな自然を満喫できるレジャーなど、現地で体験できるアクティビティが様々あるのですが、今回はその中の「コーヒー焙煎(600円/一人)」をオーダー。
焙煎前の生豆は無臭といった感じでしたが、10分ほど煎ると芳ばしい香りが! ちなみに、浅煎り、中煎り、深煎りと焙煎具合で味や風味などが変化するんだそう。焙煎した豆は丁寧にミルで挽き、あとは時間をゆっくりかけてドリップです。
今までコーヒーを淹れるのにこれほどまで手間や労力をかけたことがなかったので、注いだ一杯に小さな達成感。心なしか、いつもより美味しく感じます。
普段は薪を購入して焚き火を楽しむところですが、今回はいつもとは違うキャンプスタイルを体験すると決めていたので、「スウェーデントーチ」をセレクト。じわじわと燃えていく様を眺めながら、段々と日が落ちていきます。
夕方になると、スタッフさんがコース料理を持ってダイニングテーブルへ。そう、「里楽巣FUJINO」は朝夕の食事付き。
夕食は、地元藤野産の朝採れ無農薬有機野菜をたっぷり使った季節ごとの料理がコースで提供されます。
メニューは、バーニャカウダを前菜にメインディッシュには黒毛和牛のステーキ。シェフ監修の本格的な料理が計7品で構成されていました。
キャンプでするBBQも好きですが、たまにはこういった贅沢もいいですね。どれも絶品でした!
ドリンクメニューも充実しており、筆者はクラフトビールをビールサーバーで注文。「里楽巣FUJINO」に来た時から、コレを頼むと決めていました。
というのも、室内をチェックする際にビールサーバーが備え付けられており、いつでもビールを楽しめるんです!
すっかりと日が暮れ、サイトの雰囲気が一変。楽しい時間はあっという間です。ベッドメイキングをスタッフさんにお願いし、マウンテンビューを眺めながら就寝です。
翌朝6時に起床。目をこすりながらデッキへ出ると、山には朝霧が……。
朝食はセミセルフスタイル。料理は前日のうちにスタッフさんが用意し、あとは自分の好きなタイミングで温め直すだけです。この日のメニューはビーフシチューでした。
しっかりと腹ごしらえを済ませ、11時にチェックアウト。心と身体をリフレッシュできる、至れり尽くせりなキャンプとなりました。