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「パタゴニア」に軽量ウッドストーブが?!その実力を開封レビューしてみた(3ページ目)

想像以上の火柱が……!

想像以上の火柱が……!
小枝を足していきます。ついつい夢中になってしまう不思議な楽しさは、このくらいのサイズのウッドストーブならでは。

こうして傍から見るとただの怪しい男ですが、ロングハイクの途中、クレイジークリークのチェアに座るなどしていたら、かっこよく決まることでしょう。
大きな火柱
煙突効果が効いて、想像以上に大きな火柱が立ち上りました。当アイテムは調理用ウッドストーブですから、写真は正しい使い方の範囲を超えていますが、燃焼効率が上々であったことをビジュアルで報告する次第です。

お湯を沸かしてみる

お湯を沸かしてみる
試しにお湯を沸かしてみましょう。公式スペックによると、1Lの水を平均16分で沸騰させることができるようです。

ここでは500mlの水を沸かしてみます。この写真が撮影された時刻は、15時51分12秒です。
お湯を沸かしてみる
ゴトクとクッカーの隙間から、追加の小枝を放り込んでいきます。炎がクッカーを覆っており、けっしてスマートな使い方とは言えませんが、ガンガン燃やすとどのくらいのタイムが出るのか試してみましょう。

沸騰タイムは……7分33秒!

お湯が沸騰
さあ、ぐらっぐらに沸騰しました。この写真が撮影された時刻は15時58分45秒です。クッカーを火にかけた時間から7分33秒後には、この状態となりました。わかりやすい写真を撮るため、「まあ沸騰したかな」といった状態からさらに放置し、ぐらっぐらの状態まで待ったというラグもあります。

調理する上で、火力は充分だと言えるでしょう。

卓上コンロとしても使えそう

卓上コンロとして使う
「ガスのように燃料切れになる心配がいらない」と公式のフレーズにあるように、当アイテムは登山やロングハイク、渓流釣りなど、アウトドアのガチ勢が活用できる調理ギアです。

しかし読者にはキャンパーが多いと思うので、キャンプサイトでのライトな使い方を考えてみました。卓上コンロとして使えるのではないかと思ったので、実際に試してみます。

固形燃料で料理の加熱&保温を

固形燃料を利用
固形燃料を利用してみましょう。サイズ的にコーンの中に余裕で入ります。
パックのおでんを加熱してみる
ひとつの例として、パックのおでんを加熱してみます。もうちょっとお洒落な食材を用意したかったところですが、これからの季節のソロキャンプでは、パックのおでんは嬉しいメニューですよね。

炎の高さ的にトップは設置しないことにしましたが、排気は悪くなるので自己責任で。
温まったおでんを食べる
いい感じに温まってきました。火力に不足は感じません。焚き火とは別にテーブル上に熱源があると、何かと重宝します。

しかしテーブルの天板の素材には注意が必要。実体験として、ベースまで熱々になることはありませんでしたが、ウッド天板のテーブルでの使用はおすすめしません。

ちなみにアルストでもOK

アルコールストーブでもOK
今回は固形燃料を使いましたが、アルコールストーブでもイケそうでした。こちらの方がパタゴニアに合いますね。

ただしアルストの火力調整用のフタは使えなくなりますので、ご注意を。また火を消すときにはコーンを持ち上げる必要があり、コーンは熱くなるので革手袋が必須です。

実用性も所有する満足度も◎

申し分のない火力
小枝を燃料とする本来の使用方法では、申し分のない火力でした。8cm以下の小枝を用意する手間はありますが、ガスもアルコールも持って行かなくていいというコンパクト性は大きな魅力です。

パタゴニア好きのアクティブなアウトドアマンにとって、待望のアイテムと言えるでしょう。
卓上コンロとして使用
キャンプを楽しみたい人の場合は、余興的に小枝で調理してもよし、卓上コンロとして利用してもよし、です。たとえパタゴニアというブランドに惹かれて飛びついても、無駄になることはないだろうと思われます。
パタゴニアの「ウッド・バーニング・ストーブ」
以上、パタゴニア製のウッドストーブ「ウッド・バーニング・ストーブ」をじっくりとご紹介しました。

物珍しさで話題になりがちですが、確かな実力を持ったアイテムです。素材のステンレスは使っていくうちに変色していきますから、そうした経年変化を楽しみつつ、末永く相棒にできると思います。

ウッド・バーニング・ストーブの詳細はこちら

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