暑い日でも涼しく過ごせるギミックが満載
インナーテントはほぼ全面メッシュ
今回、8月下旬の残暑厳しい時期にキャンプに行きましたが、それでも快適に過ごせたのは、豊富なベンチレーションとメッシュパネルのおかげです。
インナーテントには広範囲にメッシュが備わっていて、すべてのパネルをメッシュにするとまるで“メッシュインナー”のようになります。
暑い季節でも蚊帳のように使うことができるので、虫が苦手な女性や子供とのキャンプにもぴったりですね。
パネルを閉じてフルクローズにすれば、春先や秋口の肌寒い時期でも冷気をブロックできるので、様々な季節に対応できるのは評価したいポイントです。
下部のベンチレーターが優秀
ギギシリーズの最大の特徴でもある両サイドの立ち上がり部分。購入するまでは居住性が高まることしか期待していませんでしたが、ここに備わったベンチレーターがとても優秀でした。
インナーテントのすぐそばにあるので、寝苦しいはずの夏の夜でも、快適に寝ることができたのはこれのおかげです。
太陽が登りきった朝の8時台ですが、子供たちは寝苦しい表情を見せずにスヤスヤ寝ています。これも、ベンチレーターによる空気循環のおかげでしょう。
通常、ベンチレーターは上部にあることがほとんどですが、下部にあることで空気が循環して、シェルター内の熱気を逃してくれる構造になっているのです。熱がこもりがちなシェルターだけに、この機能は夏場にとてもありがたい。
遮光性が高いから日差しも和らぐ
ファブリックにはポリエステルリップストップを採用しています。裏面には着色されたポリウレタン(通常は透明)を塗布しているので、これによって縦糸と横糸の隙間が埋まり、日差しの透過を軽減してくれる効果があります。
実際に暑い日差しの下でも快適に過ごせましたし、タープが作り出す影の濃さはご覧の通り。ドアパネルのアレンジ次第で、この面積はいかようにでも変更できるので、夏でも使いやすい大型シェルターと言えるでしょう。
家族も絶賛!「ギギ2」は家族でも快適なシェルターだった
今回、二泊三日のキャンプで使ってみましたが、「ギギ2」は間違いなく家族4人で過ごすのに適したシェルターでした。ドアパネルを跳ね上げることで大型タープのようにも使えるアレンジの広さは、使い込むことで色々と楽しみが見つかりそうです。
2ルームテントよりも設営が簡単で、撤収も楽。「ギギ2」は中級以上のファミリーキャンパーにおすすめしたい一幕です!