みんなのキャンプデビュー、どうたった!?
アウトドアが盛り上がる夏、キャンプデビューしたビギナーの方も多かったのではないでしょうか? 初めてのキャンプといえば、つきものなのがハプニングや失敗ですよね。
キャンプデビューの失敗を、ストーリーズで聞いてみた
するとリアルな失敗エピソードが続々。いただいた回答を集計し、ベスト7としてまとめました。
「あるある」と共感できるものから笑いごとでは済まされないガチ目のエピソードまで、キャンパーたちの失敗談をランキング形式でご紹介します!
第7位「く、暗い・・・ランタンが足りなかった」
上から照らす灯りが無くて、暗闇の中せっかくのご飯が不味く感じた。
8人のキャンプでランタン一つ。
まずは、「思っていたよりも灯りが足りなかった」というパターン。キャンプ場によってはほぼ外灯がなく、夜になると視界がかなり悪くなることも。
灯りはサイト用のメインライトだけでなく、トイレや炊事場に移動する際やテント内など、人数や場所に応じて多めに用意しておくと安心ですね。
オススメのランタンはこちら!
扱いやすさと燃料の入手しやすさから非常に使い勝手がよく、多くのキャンパーに愛用されているガスランタンです。
コールマン 2500ノーススターLPガスランタン
スノーピーク ガスランタン リトルランプ ノクターン
コンパクトなのにパワフルなモバイルバッテリーランタンもオススメ。クレイモアの「ウルトラプラス」はシーンによって色温度を変更できるなど、機能面も充実の人気アイテムです。
プリズム クレイモア ウルトラプラスL
ランタンフックがなく、手元暗くて虫食す。
ランタンを吊すためのフックやハンガーがあると、照らせる範囲も広くなります。
オススメのランタンハンガーはこちら!
スノーピークの「ランタンハンガー」はポールがあればひょいっとどこでもランタンをかけられます。
スノーピーク ランタンハンガーL
ロゴス「アイアンランタンポール3way」は、一本足なので暗くなっても足をひっかける心配もありません。ランタンを置けるトレイも付いていますよ!
ロゴス アイアンランタンポール3WAY
ちなみに、ランタン不足をこんな荒業で乗り切った方もいたようです……!
ランタンが壊れて、iphoneのライトの上にポカリスウェットを置いてチンダル現象で乗り切りました。
なんという気転! これはこれでレベルアップした気分になれそうですね。
第6位:「しまった!アレ持ってくるべきだった」
初めてのワンポールテントで大雨。テント内がびしょびしょにあってタープの重要性を知る。
荷物が多くなりがちなキャンプはなるべく持ち物を少なくしたいところですが、必要な物を削ってしまい、大変な目に遭うこともあるようですよ。
とくに多かったのが、タープ。急な雨や陽を遮る木々がないキャンプ場では「持ってくるべきだった~」となりがちです。
オススメのタープはこちら
初心者でも簡単に張れ、手軽に居住スペースが確保できるユニフレームの「REVOタープ」。美しい左右非対称のデザインで、様々なアレンジ張りも楽しめます。
ユニフレーム REVOタープ
テントファクトリーの「TCタープ470」は、火に強いTC素材採用。これからやってくる焚き火の季節の心強い味方です!
テントファクトリー TCタープ470
寝袋だけで寝ると痛いことを知りました。エアーベッド買います。
意外と多かったのが、寝袋以外の寝具を用意して行かなかったというエピソード。快適に眠れるよう、寝袋の下にはマットやエアーベッドを敷きましょう!
オススメのマット・エアーベッドはこちら
ハイランダーの「スエードインフレーターマット」はバルブを開ければ勝手に膨らむ厚さ5㎝のインフレーターマット。ふわふわで寝心地は抜群です!
ハイランダー スエードインフレーターマット(枕付きタイプ) 5.0cm シングル
厚さ23㎝のフィールドアの「エアーベッド」は地面の凹凸や冷気をシャットアウト。キャンプだけでなく、おうちや車中泊でも使える便利なアイテムです。
フィールドア エアーベッド ツイン
寝具のこと何も知らなくて、コットもマットもシュラフも無しでテントに直で寝た。
寝袋どころか何一つ持って行かなかったという、ある意味最強な方も。コットがあれば、手軽に就寝スペースができます。
オススメのコットはこちら
クイックキャンプの「クイックセットアップGIコット」はレバーを下げればワンタッチでセットアップ可能とお手軽です。
クイックキャンプ クイックセットアップ GIコット
2.6kg、収納51㎝と軽量かつコンパクトなDOD「バッグインベッド」も人気ですよ。
DOD バッグインベッド
紙皿は、飛ぶ。
地味にストレスなのが、風で吹き飛ばされる紙皿。洗う手間はありますが、食器セットがあれば「んも~っ!」とならずに済みますよ。
オススメのアウトドア用食器はこちら
食洗機も使えるコールマン「ノルディックカラープレート」は4色のカラフルなお皿でテーブルも華やかに!
コールマン ノルディックカラープレート4PC
キャプテンスタッグ「ウエストホーロー食器セット」は4人分のお皿、ボウル、マグカップが専用ケースに入った持ち運びしやすいアイテム。もちろん風が吹いても飛ばされません!
キャプテンスタッグ ウエスト ホーロー食器セット(キャリングケース付)
第5位:「暑いと思って来たら、寒い。またはその逆」
8月だから夜も暑いだろう。と思いきや寒すぎて寝られず……。
初キャンプが5月。普段着で行ったら全員凍え死ぬかと思った。
昼夜の寒暖差が激しい点もキャンプで気をつけるべきポイント。夏は暑いからといって何も掛けずに寝ていたら、夜中は意外と冷え込んで眠れなくなったなんてことも。
夏でもブランケットがあると、調節できで便利です!
オススメのブランケットはこちら
収納袋に入れればクッション、広げればふわふわのフリースブランケット。ポップでかわいいチャムスのブランケットで気持もアップ!
チャムス フリース エルモ パッカブル ブランケット
マタドール ポケットブランケット
灼熱への準備不足。
暑すぎてテントの中もサウナ状態。
真夏・暑すぎてテント建ててる途中に脱水症状手前までいきました。
逆のパターンで、夜は外が涼しくてもテントの中は熱がこもって意外と暑いなんていうことも。暑さ対策には扇風機が便利ですが、持ち運ぶなら軽量コンパクトな物がいいですよね。
オススメのポータブル扇風機はこちら
ルーメナー「ファンプライム」は950gと軽量かつ左右120°、上下70°まで風が届いて機能性も◎。
ルーメナー 新型コードレス扇風機ファンプライム
コンパクトかつ1kgと超軽量、なのにパワフルなマキタ「充電式ファン」もオススメですよ。
マキタ 充電式ファン
第4位:「サクッと料理しよう~っと思ったら、痛恨のミス」
シーズニングとか知らずにスキレットを使ったら、錆でぼろぼろだし鉄くさいしで食べられなかった。
クッカーで炊飯、焦がしちゃいました。
簡単に美味しい調理ができるアイテムがたくさんありますが、どんなに便利なアイテムも使い方を誤るとその力を発揮してくれません。事前にしっかりと使い方を確認しておきましょう。
オススメの鍋・クッカーはこちら
キャンパーからの絶大な人気を誇る万能調理器具「メスティン」。炊飯から茹でる・蒸す・燻製となんでも手軽にできちゃいます。
トランギア メスティン
SOTO ステンレスダッチオーブン10インチ
アウトドアで失敗なくご飯を炊くなら、支持率の高い定番人気ブランドが断然オススメ! いずれも失敗知らずとして愛されてきたロングセラー商品です。
ユニフレーム fanライスクッカーDX
コールマン ライスクッカー 3合
ザルが無いのに、麺を茹でてしまった……。
家の感覚で料理をしていて茹で汁を捨てるとき「ハッ…ザルが無い!」というのも、リアルな失敗談。鍋を片手にオロオロしちゃいそうです。
オススメのクッカーセットはこちら!
必要なアイテムが一通り揃ったクッカーセットなら、忘れ物も減らせます。人気なのは、先ほどのライスクッカーもセットになったユニフレームの「fan5DUO」。
ユニフレーム fan5 DUO
SOTOの「ナビゲーター クックシステム」はクッカー2点と蓋やトング他セットで総重量608gと超軽量! 持ち運びも楽々です。
SOTO ナビゲータークックシステム
いろんな料理に手を出し過ぎて一人だけずっと忙しかったです(笑)。
張り切って盛大にキャンプ飯を作り過ぎてしまい、持ち帰って家で食べ続けた。
頑張りすぎたり作りすぎると、疲れてしまうかも? ほどほどに楽しみたいですね!
第3位:「アツっ! イタっ! 壊れた・・・」
熱々のバーナーを素手で持ったこと。
ガスランタンを素手で動かそうとしてジュッ!
危険なシーンも多々あるキャンプでは、気をつけていても“ついうっかり”が、ケガや事故につながることも。備えあれば憂いなし、事前にできることはしっかりと備えておきましょう!
熱い物は素手や軍手で持たずに、耐熱性のレザーグローブを使用しましょう。
オススメのグローブはこちら
ロッジ「レザーグローブ」は手首まで覆ってくれて安全です。
ロッジ レザー グローブ
キャプテンスタッグ「レザーグローブ」は柔らかい牛革を使用しており、作業しやすいのが魅力です。
キャプテンスタッグ レザーグローブ
ペグがすべて折れ曲がってしまった。
力でメインポール曲げました。
テント付属のプラスチックペグが地面に入らなかったこと。
テント付属のペグを打ったら地面が固くて入らない、挙句ペグが曲がったり割れてしまうことも。さらに、初めての設営撤収ではポールを扱う力加減がわからず、グイッと曲げてしまったり……。
意外と多い失敗ポイント、対策アイテムとしてシーン別に適したペグを持っておくと安心です!
オススメのペグはこちら
スノーピーク「ソリッドステーク」は最高レベルの強度。岩場や石があるような固い地面でも曲がらずに打ち込めます。
スノーピーク ソリッドステーク30 6本セット
ひねりのきいたデザインが特徴的なMSR「サイクロンステイクキット」は、長さとその形状から抜けにくいペグ。波型になっていることで、砂場など柔らかいフィールドに適しています。
MSR サイクロンステイクキット 4本セット
車に灯油を漏らしたこと。
ガス缶がしっかりしまっていなくて、次に使おうとしたツレの前髪が少し焦げた。
ガスやガソリンの扱いには、細心の注意が必要です。ランタンや石油ストーブの燃料としてガソリン・灯油などを持っていく場合、本体タンク内に注いだ状態で持ち運ぶと途中で漏れてしまい、引火して思わぬ事故につながる可能性も。
必ず専用のボトルやタンクに入れて運びましょう。
オススメの燃料ボトルはこちら
トランギア「フューエルボトル」はセイフティバルブがついていて、中身が漏れるのを防いでくれます。
トランギア フューエルボトル 1.0リットル
ヒューナスドルフ「メタルキャニスタークラシック」も独自のロック構造で中身が漏れず安全です。
ヒューナースドルフ メタルキャニスタークラシック 10L
左手で薪おさえながらナタでコンコン割ろうとしたら人差し指ザク。
ファイヤーサイド「キンドリングクラッカー」とハンマーがあれば、薪割りにナタや斧はいりません。女性やお子さんでも力もいらず安全に薪が割れますよ。
ファイヤーサイド キンドリングクラッカー
第2位:「初めてのキャンプ、忘れ物連発」
寝袋を忘れて震えながらのテント泊。
ご飯を鍋で炊くのに鍋忘れました。
シンプルに箸を忘れて手で食べました。
ガス缶の予備持って行ったつもりが完全に忘れて燃料切れ……。
道具を積み終わった達成感からか、なぜか気づけない忘れ物。これは「デビュー時に限らず、何度キャンプへ行ってもなくせない」という回答が目立ちました。
こちらの記事を参考にしていただき、ひとつでも忘れ物を減らせますように……!
ペグハンマーを忘れた。手頃な石もなくてひたすらキック。
こ、これはいろいろ“痛い”失敗ですね。ペグケースを用意して、ハンマーとペグとを一緒にしておくのがオススメです!
オススメのハンマー・ケースはこちら
打ち込みやすく抜きやすいスノーピーク「ペグハンマーPRO.S」とハイランダー「スチールヘッドペグハンマー」。たかがハンマー、されどハンマー。ないととっても困ります。
スノーピーク ペグハンマーPRO.S
ハイランダー スチールヘッドペグハンマー
ペグやハンマーはそのままの状態だと忘れやすいだけでなく、とても危険、きちんとケースに入れておきましょう!
asobito(アソビト) ペグケース
ロゴス ペグハンマーキャリーバッグ
第1位:「一生建てられる気がしない。誰か助けて~!」
炎天下の中、設営に2時間半。庭で練習しとけば良かった……。
テントの設営をYoutubeで予習したのに、テント広げたままYoutubeと説明書と3時間格闘。
大きい方がいいだろうと4~6人用テントを買ってしまい、1人で建てられないことにキャンプ場で気づいた。
堂々の(?)第1位は、約400件の回答中ぶっちぎりで多かった「設営」。その多くが、現地でテントやタープが建てられず時間がかかってしまったというものでした。
これはやはり、公園など広い場所で“試し張り”をしてみるのが一番の解決策。同じテントを使っている人や、先輩キャンパーに立ち会ってもらえると心強いですね。
タープの雨のはけ口をテントの入り口に向けてしまい、出入りのときに水が大侵入。
寝床がめっちゃ斜めで家族が団子になって寝ました。
2ルームのペグすべて打った後に寝室部分に大きな石があることに気づき移動した(泣)。
栗の木の下にキッチンを設営してしまい、たくさん落ちてきて怖かった。
就寝中に土砂降り。キャンプサイトの低い位置にテントを張ってしまい、水没。
ペグ打ち忘れたら夜嵐になって、スクリーンタープが気球のように浮いてた。
設営時の痛恨のミスも、失敗のひとつ。張る場所は高低差や風向き、他のサイトへのプライバシー配慮など気を付けるべきポイントが多いですね。
さて、失敗ベスト7をまとめてみたところで、最後に番外編をお送りします!
番外編:「ハプニング寄りの失敗談」
ふいにやってくる野生動物たち
密林キャンプして熊や鹿に遭遇。
スルメ焼いて温泉後に食べよって思ってたら、野良猫がテントから勢いよく出てきた。
ゴミを出しっぱなしにして夜中動物に荒らされてしまった。
愛犬の餌を夜中に野生の動物達に食い散らかされたことです。
山林のキャンプ場では、食糧を求めて野生動物が降りてくることも。食べ残しはテーブルに出したままにしない、生ごみはフタつきのダストボックスにしまうなどきちんと対策をしましょう。
オススメのダストボックスはこちら
DODの「STEALTH X」はスタイリッシュなデザインでゴミ袋を隠し、サイトをすっきり見せてくれるだけでなく、上部の天板がテーブル代わりとしても使える便利なアイテムです。
DOD STEALTH X
クイックキャンプの「トラッシュボックス」は45Lと大容量。内側にはクリップがついており、内部でゴミの分類ができますよ。
クイックキャンプ トラッシュボックス 45L
虫はいて当然、でも痒いのはツラい!
虫刺され対策が甘かった。ブヨに刺されまくって痒い(泣)。
虫対策をしないで行ったら、蚊に42か所刺された!
動物と同じく、いて当然なのが虫。少しでも痒い目に遭わずに済むよう、効果的な虫よけグッズも忘れずに!
オススメの虫よけはこちら
空間まるごと虫よけしてくれるサーマセル アウトドア用 ブユ・虫シールド。薬剤を直接肌につける必要がなく安心です。その効果はなんと12時間も持続します。
サーマセル アウトドア用 ブユ・虫シールド
MOSKEE モスキー ランタン
いきなり、ギックリ腰。あざらしになりました。
張り切って動き回ってギックリ腰、これも切ないですね。くれぐれも健康第一でもキャンプを楽しみましょう!
みんなの失敗を活かして、快適なキャンプを!
数々の失敗談、ベテランキャンパーにとってはあるあるなエピソードが多かったのでは? しかし、失敗は成功のもと! これからキャンプデビューを控えている方は同じ轍を踏まないように、是非とも参考にしてくださいね。