愛の為せるワザ!妻が喜ぶアイディア満載の便利なシステムキッチン10選
①作業台の面積を無駄にしない“ちょい置き”スペースが便利
【@jinjin_t2yさん 】
まずは市販品をうまくカスタムしたキッチン実例からのご紹介!
ユニフレーム「フィールドラック」4段重ねのバーナー台は、両サイドをガビングフレームと自作棚板で拡張。右隣には三脚でジャストな高さに揃えた38パレットテーブルを配置。
既に奥さまも使いやすいと好評でしたが、38パレットテーブルにさらに便利なラックを追加。このちょい置きスペースで作業スペースが広がり、調理もグッとスムーズに。しかもランタンポールまで兼ねた効率の良さ。
こちら、構成パーツは写真の通り。ALDEBARAN「EDGE STAND(エッジスタンド)」×2、INAVANCE「EDGE STANDハンガー」×2でラックの骨組みを作ったら、asimocrafts「Zテーブル」(a38grateでも可)を棚板として載せるのみ。
エッジスタンドの先端にGOAL ZERO(写真はシェード付き)を設置したい場合は、さらにINAVANCE「ZEROキャップ」が必要に。手軽に作業スペースが広がるカスタムアイディア、早速マネしたいですね!
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【@daipanda0517さん 】
こちらはまず目に入るのがメインの自作3段ラック。脚が3つある安定構造でガス缶も下に出る仕組みが技ありです。
使いやすさの秘密はもう1つ。メインラック奥のスタンレーランチボックスが載ったスペースにご注目。このちょい置きスペースがあることで、手前の作業スペースが広いまま使えます。
このラック、実は黒く塗装したIKEAのタオルハンガーに棚板を載せたカスタムラック。タオルハンガーをあえて大きく開き、奥行きの浅い1×4板と組み合わせることで、キッチンカウンター奥のサブスペースに。
レイアウトに合わせて単体でも使えるスマートなカスタム例です。
②収納BOXがそのままツールケースや食器棚として使える
【 @toriaezu_beerpleaseさん 】
続いては、キッチン周りのツール収納BOXをそのまま設置して使えるアイディアキッチン。
写真中央の蓋が上下に開いたBOXはそのまま食器棚として使えるほか、蓋裏のフックに吊り下げ収納もOK。右側のキッチンカウンターに置かれたBOXも入れてきたギアをそのままフックへ。
時間がないときでも、収納BOXを載せて開くだけで料理が始められ、撤収も実にスムーズ。調理中だけでなくキッチン設営〜撤収までの流れも考慮した効率的なアイディアです。
【 @ suzuken00さん 】
ナチュラルな雰囲気の使いやすそうなL字レイアウトキッチン。SOTOバーナーで小さなケトルを使うときに、セリアの土ふるいを載せて安定感UPさせるアイディアは、ぜひ参考にしたいもの。
そして、こちらも裏側を見ると実は収納BOXがそのままキッチンラック兼カウンターとして使える構造に。観音開き戸の裏側も、吊り下げ収納を設置して余すことなく活用。
さらに下のBOXにご注目! 上段には焼き上手さんがジャストフィット。下段の底部をメッシュ素材にすることで、洗った食器をそのまま入れて乾燥できるシステムに。
奥さまのニッチなニーズをこれでもかと実現した、自作ならではの良さが詰まったお手本実例です。
③シンクまでビルトイン!かゆいところに手が届く本格キッチン
【 @tojm777さん 】
自作キッチンでもここまでできる! ……お次は、シンクまでビルトインした至れり尽くせりの本格システムキッチン例を。
バーナー台は、ガレージブランド「camp873(キャンプヤナサン)」のアイアンラックに自作天板を組み合わせて。ガス缶部分の板が外せる仕組みがスマート。
そして注目すべきは、右側の自作キッチンカウンター。上段にはスパイスなどちょい置きしつつ手元が隠せる小さな棚が。中段のステンレス棒差し込み部分は、洗った鍋やフライパンを乾かしておくのにピッタリ。
上段右端には、マルキジオのオイルドラムとシンクが鎮座。便利なだけでなくデザインへのこだわりが嬉しいところ。
写真は212キッチンストアのボウルですが、深すぎて下の物が取りにくいという奥さまの意見が。今は同じ径で浅いステンレスボウルに変えたそう。使用後に改善できるのも自作ならではですね!
【 @takenoko_craftさん 】
こちらは、シンクがビルトインされているだけでなく、コンパクトなスペースにあらゆる機能が集約されたハイスペックキッチン。
まずは、蓋がまな板になるユニフレーム「フィールドキャリングシンク」を使用することで、食材を切るときもシンク部分のスペースをムダなく活用。
そして最上段の棚の奥行きが浅いことで、ミンテージジャグのコックがちょうどシンク上に被る配置に。バーナーの奥にもちょい置きできるスペースが。
さらにシンク下のスペースは、なんとSOTOのバーナーが設置できるサイズに。寒い時期にはシンクを直火で温めて、お湯で洗い物ができるという……全キャンパー妻感涙モノのシステム!
最上段の棚板には裏側にさらなる仕掛けが! ランタンポールを固定するパーツが設置されており、収納時にポールがガチャガチャしない工夫が。
ゴミ箱もスマートに格納され、このラック1つで調理にまつわる全てが叶う……夢のコンパクトシステムキッチンです。
④おウチレベルの広々スペースがあれば調理もスムーズ
【 @ kiyoka443さん 】
どーん! と見事な杉の一枚板を天板に使用したこちらのキッチン。SOTOの3バーナーを置いても余裕の奥行きと堂々たる広さは、ほぼ自宅のキッチンレベル。
これだけの広さがあればキャンプでもノンストレス。身長168cmの奥さまに合わせた高さもポイントです!
ガス缶部分の天板はくり抜くなど細部にもしっかり配慮。脚部分にはU.Sミリタリーのタンカースタンドを使用し、強度も申し分ナシ。ミリタリーライクなデザインもクールで自慢したくなるキッチンですね!
【 @knock_on_wood_campさん 】
こちらも広々作業スペースが魅力のキッチン。いわゆるキャンプキッチンにはない奥行きが、自宅キッチン感覚で使い勝手良さそう! 古材ならではの独特の風合いも唯一無二の存在感に。
このキッチンカウンター、実はこんな具合に作業スペースとガス台部分がスライド式に。広い作業スペースを確保しつつ積載にも配慮したナイスなアイディア。
ガス台は、昔ながらのスチール製折りたたみ木目テーブルをカスタム。ヴィンテージ感漂うアイアン天板は、木目プリントをサンダーで削り、バーナーで炙って仕上げたというから驚きです。
手元の目隠しにもなる衝立は正面から見るとこんな感じに。まるでちょっとした野外カフェのよう。調理中のちょい置きスペースとしても大活躍。
この衝立、L型アングルとクランプで固定しているので取り外し可能なスグレモノ。
衝立ナシのオープン仕様だとこんな感じ。両サイドで別作業できそうな奥行きはやはり便利。輪切りの枝で形どったハート模様からも、奥さまへの愛が滲み出ちゃってます!
⑤前面にいろいろハンギングできるから空間効率がUP!
【 @mountain_book_outdoorさん 】
自宅キッチンにあってキャンプキッチンにはない……それは“壁”を利用したハンギング収納。お玉やフライ返しなど、前面にハンギングされているとササッと使えて便利ですよね。
こちらのキッチンは、“壁”の代わりに何でもハンギングできちゃうバーを設置。シェラカップにまな板はもちろん、キッチンタオルはそのまま使えて特に便利。
道具なしで簡単にバラバラにできて積載にも優しく、という奥さまのニーズもしっかりクリア。
最初はネジ止め式だった脚と棚板の接続も、設営&撤収のスムーズさを考えて木製ダボに改良。使用感をフィードバックしていけるのがやはり自作のメリットですね。
【 @ kazup1962さん 】
こちらはハンギング収納というよりは、“壁”そのものを設置。外側はブリキ板になっていて、マグネット貼り付けOKのディスプレイスペースに。
内側はこの通り。有孔ボードになっていて、さまざまな小物のハンギング収納はもちろん、飾り棚や簡易ドリップスタンドまで装備。スペース効率がUPするだけでなく、調理中のゴチャついた手元を隠せるメリットも。
あまりにもナチュラルにくっついて見えるこの壁、どうやって天板に設置しているでしょう? 実は、天板に溝があってそこに差し込む構造に。これなら風のあるアウトドアでも、奥さま安心です!
⑥熱いモノから濡れモノまでOKの金属天板部分が秀逸!
【 @ frede.camp365さん 】
腰痛のある奥さまの身長に合わせて自作した、優しさあふれるハイスタイルキッチンがこちら。最近の自宅キッチンで最も一般的な約85cmの高さに。
しかもこちら、バーナー下の天板にはステンレス差込み部分が。熱い鍋やフライパンなどが置けるほか、濡れた食器を乾かしておくこともできて重宝します。
写真手前と奥の両端の檜材に6mmのステンレス棒を11本差し込み、その両サイドに6cm×90cmの長細い檜材をダボで接続して作成。自作とは思えない繊細な作りに驚かされます。
寒い時期には幕内でこんな風にL字レイアウトもOK。クーラーBOXの上が愛猫めいちゃんの指定席に。寒がりな奥さまにも猫にも優しいシステムキッチンに、見ている方もほっこり。
【 @75simthさん 】
コールマンバーナーの風防ナシスタイルが好きなご主人こだわりの、埋め込み設置式天板のキッチン。もちろん風防アリスタイルにも対応。
それだけにとどまらず、左側にはエキスパンドメタルをはめ込んで、熱々の鍋やケトルも置ける奥さまもうれしい仕様に。
さらに、埋め込み式にした分、2バーナーを支える強度を確保するべく、真鍮棒とスナップピンで補助する構造に。
そして極め付けにはカトラリーケース! 贅沢に倉敷製9号帆布を用いた本格仕様で、なんとこちらもご主人のお手製。2つ折になったカバー部分には「SIMTH works」のオリジナルレザーロゴまで。
カトラリーケースまでハンドメイドしてくれる旦那さま……正直羨ましい!