新しい解釈を加えた、昔ながらの道具
フライシートは防水加工したキャンバスで、ポールは強くて弾力のあるヒッコリー。そしてペグはもはや釘という、クラシカルな2人用のワンポールテント。定価$1252
立てるのは時間がかかるから割愛するけど……と言いながら見せてくれたワンポールテント。パーツをよく見ると、ポールが木で出来ている。ここまでやりきるのは個人でやっているからこそだ。そうしみじみ思っていると、「今度は、これ何だかわかるかい?」と、ベンは不思議な四角柱を出してきた。
木のフレームとリップストップナイロンの張地で出来たボックスカイト。どういう原理で飛ぶのだろうか?$96
「これは第二次世界大戦でイギリス軍が使った、ボックスカイト(凧)を模して作ったものなんだ。その昔、中にラジオを括り付けて飛ばして、パイロットに指示を出したらしいよ。スカウトのは、どちらかと言うと遊びの道具で、お父さんと子どものコミュニケーションツールになっているんだ」
ハンドルにボーンとローズウッドを採用した、ライナーロック式のフォールディングナイフ。アラバマの工房に制作を依頼したもので、ここでは梱包を行う
ハードに使えるオイルドジャケットや、レザーのブーツも展開
ナイフやウェア、シュラフなどの実用的な道具だけでなく、遊びの道具も作るのがスカウトのモットーのようだ。
「SCOUT」 → https://scout-seattle.com/
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