取手の裏部分には、手で下げた時に掌に食い込まないような工夫があります。また、折り畳んだ状態で持ち歩くときに勝手に開かないように、天板の基部と支柱はマグネットでくっ付いています。
取説通りに行えば問題ないのですが、分かりやすく見せるために、長辺方向を垂直に立てた状態で展開(組み立て)作業をしてみます。
上段天板はマグネットでくっ付いていますので、ちょっと力を入れて300度以上、止まるまで回します。
NTSと文字抜きされた下段の棚板を先ほどとは逆回転方向に、止まるところまで回します。
上から見るとアルファベットのゼット(Z)の文字のようになります。これで展開(組み立て)作業は終わり!
そのまま、NTSと文字抜きされた下段棚側を地面に向けて寝かせれば設置完了です。
カラー展開は3色
カラーバリエーションは、アーバングレー、サテンブラック、そしてこのレッドチリの3色。少しザラっとした表面加工とツヤ消し塗装が、良い雰囲気を出しています。
赤はパッと目を引く差し色ですが、ブラッキやグレーはサイトを引き締めるクールな佇まいでどれも人気の出そうなカラーリングです。では、次は細部を見ていきましょう!
栓抜き付きだから瓶飲料が飲める
クーラーボックスやバーナーを置く場所となる上段天板の寸法は62.5×25.7cm。50ℓクラスのクーラーボックスを乗せるのに丁度良いサイズです。
下段の棚の有効な寸法は60×23.5cmで、上段棚との距離は28cm。大きなクッカーやダッヂオーブンなども余裕で乗せられます。
上段の天板は中央部分がクルっと展開し、フロントテーブルになります。サイズは42.5×20.2cm。食器やケトルなど、小物が乗せられます。
上段天板の横には長いバーが付いていて、オタマ、トング、シェラカップなどを吊り下げておけます。
注目の便利機能は栓抜き。瓶コーラが青春の味、瓶ビールが大人の味だった世代にはグッと来る部分ですね。瓶は重いけれど環境負荷の少ない容器なんですよ。では、次は実際にクーラーを置いて使ってみます。