人気キャンプ場ランキング常連「RECAMP 勝浦」の感染予防対策

2020/07/30 更新

たくさんの笑顔が戻りつつあるキャンプ場。コテージやバンガローといった建物系の施設やお風呂などの共用部へのアフターコロナ対策は「空の下」と同様という訳にはいかないようです。新しい時代におけるキャンプ場運営の裏側をお聞きしました。


提供:RECAMP 勝浦

すべては笑顔でキャンプを楽しんでいただくために


「朝市」や透明度抜群の「守谷海水浴場」など魅力あふれる千葉県勝浦市にあるキャンプ場「RECAMP 勝浦」。この春、一番景色がきれいに見える丘の上にタイニーハウスを新規で4棟設置しました。あとはGW直前にオープンさせるだけでしたが、休業を余儀なくされました……。

営業再開に向けて準備をはじめた5月下旬。久しぶりに集まったスタッフのみなさんは雑草だらけになってしまったサイトに呆然としながらも、休業前よりも士気が高かったそうです。


「すべては笑顔でキャンプを楽しんでいただくために」を合言葉に、スタッフ全員で取り組んだ感染対策。RECAMP 勝浦の清水菜奈未さんに詳細を聞いてみました。

検温や接客時のマスク着用など、まずはスタッフの健康管理と感染予防を徹底しました。また受付には飛沫感染防止フィルムを設置し、お客様を迎え入れる準備を整えていきました。


新しい時代に必要な対策とはいえフィルムが張られた受付を見て、一瞬物々しいと感じてしまった清水さん。そういった状況でも楽しんでいただく雰囲気にしていくには、自分たちが笑顔でいようと心掛けたそうです。

そんなとき、頼りになってくれたのが若いスタッフたち。

スタッフが明るく元気に迎えてくれる!

地元の大学に通うスタッフが多く、とにかく明るく元気なんです(笑)。営業再開の準備をしていたときにも感じていましたがやる気が溢れ、テキパキと動いています。

この雰囲気は若者ならではのもので、本当に心強いです。シニアのスタッフも負けじと元気! これまで以上の接客ができていると感じています。

対策と準備は順調! と思えたRECAMP 勝浦でしたが、じつは大きな問題に直面していました……。

大人気の「お風呂」の利用をどうする!?

繁忙期に対応できる「お風呂入場制限」の秘策とは?


RECAMP 勝浦には、利用者からの人気が高いお風呂があります。「伊豆石」を使用しており滑りづらく、冬でも冷たくなりにくい特徴があるお風呂。「名物」と言われるほど人気を集めていましたが、混雑を招くという理由から取りやめる方向で話を進めていたそうです。

しかし「お風呂は利用できるのか?」という問い合わせは多く、その声に応えるべくRECAMP 勝浦では頭を悩ませまていました。


お風呂の混在を回避するために、まずは入場制限。利用できる人数に上限を設ければ大丈夫……なハズでしたが、繁忙期になれば次から次へと利用者がやってくる事が想定されたので、お風呂専属のスタッフを常駐させないと対応が難しいという話になったそうです。

かごを受け取ってからお風呂へGO!


そこで考え出したのが、脱衣所にある「かご」をすべて回収し、受付で保管すること。お風呂に行く人はかごを受け取らないと入れない仕組みへの変更でした。

共用するかごは使用のたびに清掃する必要があります。毎回受付で貸し出し、回収するのがよいと考えました。そうすれば、かごを貸し出した数=お風呂を利用している人数になり、状況の把握ができますし、回収したかごはその場ですぐに清掃ができます。スタッフの動きを最小限にしながら混雑回避に繋がっていると考えています。

自由にお風呂が利用できなくなり、お待ちいただく時間が長くなっていますが、お客様はご理解くださっています。本当にありがたい限りです。

銭湯や温泉の脱衣所には必ずある「かご」を毎回貸し出すことで、人数の調整と清掃のしやすさも兼ねている素晴らしいアイデアですね!

新たな目玉「タイニーハウス」の感染対策とは


RECAMP 勝浦ではGWに向けてタイニーハウスを4棟設置。落ち着けるラウンジやロフトがあり、キッチン、トイレ、シャワーなど専用の水回りも完備の豪華な施設です。しかしオープン直前に休業を余儀なくされてしまいました。

前の利用者がチェックアウトしてから次の利用者がチェックインする間の清掃業務は、当初想定していた流れにプラスして、感染対策も必要です。

換気、消毒を徹底!まずは「利用の前日は空室」にすることで対応


そこで出した結論は、しっかりした対策方法が見つかるまでは空室調整。つまり予約を受ける数を制限するものでした。4棟あるタイニーハウスを毎日全て開放するのではなく、常に空き部屋を確保するというもの。

営業再開当初、タイニーハウスを利用される方は前の日に「空き」だった部屋に入るカタチにしていました。利用された部屋は徹底的に清掃、消毒、換気を行い、次の利用までに十分な時間を取るという体制です。

清掃と感染予防をセットにした対策が定まるまでは「空き」をつくり時間をかけて取り組んだことで、注意しなければいけない場所や対策方法が明らかになりました。現在は意図的に空きはつくっていません。担当する人員を倍にして、徹底的にアルコール消毒と換気を行うことで、連続してご利用いただける形をとっています。

正直な話、空きをつくっていた時の売上減は痛かったですが、安心安全が最優先です。あの時、時間を確保したことが現在の対策方法に繋がっているので良かったと思います。

確かに「部屋」を共用する形になるタイニーハウスやコテージは、これまで以上の清掃や消毒が必要になります。売上を犠牲にしてでも見つけた対策方法は利用者の安心に繋がっていることでしょう。

思わず涙。お客様の行動とは


数々の対策を施し、営業を再開したRECAMP 勝浦。キャンプ場には楽しい雰囲気が戻ってきているようです。清水さんは「本当にお客様には助けていただいています」と話してくれました。

駐車場で簡易的な受付をしたときのことです。一時的に混雑してしまい、そこで気づきました。ソーシャルディスタンスを促すラインの準備ができていなかったんです。

しまった! と思いましたが、なにも言わなくても、お客様ひとりひとりが距離を取って待ってくれたんです。これはもう、本当に涙物で。受付だけでなくお風呂をはじめとする様々な場面で、今までよりもお待ちいただく時間が増えていますが、苦情などは一切なく、逆にやさしい言葉をかけてくださることあって。感謝感激です。

そのときのことを思い出したのか、清水さんの目は潤んでいるようにも見えました。

キャンプ場の意識の高さが利用者の意識の高さにも繋がる。RECAMP 勝浦でお聞きした話はお互いを思いやるキャンパー同士の強さを感じ取れました。

RECAMP 勝浦の詳細はこちら

キャンプ場の検索・予約サイト「なっぷ」ではRECAMP 勝浦のように安心・安全に繋がる対策に取り組んでいるキャンプ場をまとめて掲載しています。

なっぷが掲げる「キャンプディスタンス」の詳細はこちら

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CAMP HACK編集部

CAMP HACK運営&記事編集担当。ついつい最新ギアを買って試したくなってしまう自称“日本一の散財キャンパー”。家がキャンプ道具で溢れてきたので、「魅せる収納」にリフォームしようか検討中。

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