保冷力30%アップって、どういうこと!?YETIの新型クーラー「Roadie 24」を自腹買いレビュー

2020/08/01 更新

元祖ハイスペックハードクーラーのYETIから、新型の小型クーラーボックス「Roadie24」がデビュー! 既存の「Roadie20」から進化した機能にいち早く迫ります。30%アップしたと噂の保冷力についても、キッチリ検証してみましたよ。


アイキャッチ・記事中画像撮影:筆者

 YETIの小型クーラーRoadie(ローディー)に新型現る


保冷力の高さで人気のハードクーラー・YETI(イエティ)。これまで新しいカラーやサイズのリリースはあったものの、既に充分な完成度ということもあり構造的なモデルチェンジは行われたことがありませんでした。

そんなYETIのうち片手で持てる小型タイプの「Roadie」が、ここにきて大幅に進化して新登場!

「Roadie20」が「Roadie24」になって登場!


本国アメリカでは数ヶ月前から販売されていましたが、日本ではつい先日正規代理店のA&Fからリリースされたばかり。発売前から気になっていた筆者は早速ゲットして、隅々までチェックしてみました。


「Roadie24」の特徴はもとより、既存の「Roadie20」を愛用していた方は、どう変わったのかが気になるところではないでしょうか。そのあたりもわかりやすくフォローするため、サイズやスペックを比較していきます!


20から24になってここが変わった!

軽量化され、持ち運びやすくなった


「20」に対して、新型の「24」は1kg以上も軽くなっています。片手で持ち運ぶ携帯性重視のモデルだけに、軽さは大事なポイント。サイズの小ささも相まって、デイキャンプのようなちょっとした場面でも、より気軽に使えるようになりました。

すっきりした形で積み込みやすい


続いて、寸法・形を比べてみました。「20」に比べて「24」は幅が狭くなり、その分高さが増してスリムになった印象。奥行はほぼ同じです。


高くなったおかげで、これまでは横向きにしか置くことができなかったペットボトルを縦に入れることが可能に。スッと出し入れしやすくなりました!


縦にスリムな方が狭いスペースでも積み込めるので、積載面でも優位に感じました。

入れられる容量がアップした


Roadieの「20」や「24」という数字が表しているのは、中に入れることができる「体積」。日本では馴染みがない「クォート(qt)」という単位ですが、リットルに換算すると、「20クォート→18.9リットル」「24クォート→22.7リットル」となります。

軽くなっているにも関わらず容量は約3.8リットル、つまり20%もアップしているなんて、良いことずくめですね!

コレは重要!保冷力も30%もアップ


公式情報によると、ドレインプラグを廃止するなどの工夫で保冷力が30%アップしているとのこと。「保冷力が30%アップ」と言われてもいまいちピンと来ないので、違いを比べるためにひとつ実験をしてみましょう。


カチカチに凍らせた水の2リットルペットボトルを入れて、溶け方を比べてみました。キャンプの出発時間に合わせて、朝8時から実験開始! この日の最高気温は30度、夏のキャンプの想定としてはいい気温です。


3時間経過。まだほとんど溶けておらず、変化が見られません。




翌朝になり24時間が経過しました。どちらもだいぶ溶けてきていましたが、まだ少し氷が残っています。「24」の方に残っている氷のほうが大きいことがわかりますね。


溶けた水を別のペットボトルに移して比べてみたところ、若干ですが「24」の方が水が少ない。ということは氷が多く残っている=保冷力が高いということですね。

クーラーボックスは使い方によって保冷力が変わるので明確に30%の違いを検証することはできませんが、どちらも翌朝まで氷のまま残っているという、保冷力の高さは改めてわかりました。

ラッチが開閉しやすくなった


サイズや容量だけでなく、機能面でもいくつかの変更が。まず、蓋をロックするためのラッチの仕様が変わっています。


「20」はゴムが固く力が要るので、子供の力では開閉できませんでした。そのため、子供が飲み物を飲みたいとなったら毎回親まで駆り出されるハメに……。ところが新型はテコの原理でさほど力を入れなくても閉められるため、子供でも開閉できるように!

拍子抜けするほど力を使わずに閉まるので、ちゃんと閉まっているのか不安になるほどです。またこの構造であれば、ゴムが伸びて密閉度が低下してしまう現象も防げます。

軽量化されてスッキリしたハンドル


「20」のハンドルは、金属製の武骨でガッチリしたタイプでしたが……


「24」のハンドルは、ソフトタイプのストラップ状になっています。


ストラップ状と言っても、持ち手の部分は硬い樹脂製のカバーが付いています。手に食い込まずにしっかり握れるので、持ちやすさは問題ナシ!


使わないときは本体に密着して収まるので、収納や積載時に邪魔になることもありません。「20」のクラシカルで男前な雰囲気も捨てがたいですが、やはり利便性という点では新型の「24」が優っていますね。

注目の新色・ネイビーも登場

出典:Instagram by @tomotech54
シーズン毎に新色をリリースしてきたYETI、今回は定番のタン・チャコール・ホワイトに、加えてネイビーが登場しています。深めの落ち着いた色味で、これまた人気が出そうなカラーですね。

気になる価格は?


容量も保冷力も上がっているとなると、価格も上がっているんじゃないかと気になるところ……。と思いきや、なんと価格は「20」から据え置きの税込35,200円! 決して安くはありませんが、値上がりしなかったのはありがたいですね。

ところで「Roadie24」って、ファミリーでも活用できる?


ここまでのチェックで、新型の「24」が格段に性能アップしたことはわかりましたね。ただ4~5人の家族の場合、容量約20リットルでは物足りないですよね。同じYETIでも35~45qtを選びがちですが、じつは20リットルを使えばこんなメリットもあるんです!

ファミキャンでは2台併用、ソロやデイでは1台で!


40〜50qtクラスの大型クーラーは、たしかに量はたくさん入ります。ただ、それ自体が重いハイスペックなハードクーラーに食材や飲み物を満載した時の重さと言ったら……。サイズもかなり大きく、どう積載すれば効率良いのか、頭を悩ませたこともありませんか?


半分ほどの容量なら運搬・積載時の負担が大幅に軽減される上に、それぞれの開閉回数が減るため保冷力の低下防止にも繋がります。あとは、逆に大きいクーラーが必要ないデイキャンプでも、20〜25qt前後の容量の方がまさにジャストなパフォーマンスを発揮してくれます。

というように、じつは小型サイズのクーラーボックスはどんなスタイルの方でもとても使い勝手がいいものなんですよね。

利便性が格段にアップしたYETI「Roadie24」は買って大正解!


保冷力の高さは疑いようがなかったYETIのクーラーボックスですが、重さやサイズのわりに中身が入らない、などいくつか課題も……。今回のバージョンアップではそういった点が見直され、機能面でも大幅な進化を感じられました。

より使いやすくなった「Roadie24」の登場で、YETIは今後も人気のクーラーボックスの代名詞的存在であり続ける予感です!

YETI「Roadie24」について、詳細はこちら

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AKT

家族ができてから沼に浸かったまだまだ初心者なファミリーキャンパー。https://camp-cafe.com/

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