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【神業】激安肉でもOK!家庭でもできる安い肉をA5ランクにする方法(2ページ目)

お肉選びのポイント① ドリップが出ていないものを選ぶ

肉

たけだバーベキュー
ステーキにするならランプ肉や、肩ロースが安くて美味しいです。またドリップが出ていないものを選ぶといいですよ。

筆者
ドリップとはなんですか??
たけだバーベキュー
肉から染み出してしまった水分やたんぱく質で、これと一緒にうま味成分も出てしまうんです。
筆者
なるほど、つまりドリップがないものはうま味が抜けてなく、おいしい証ということですね。

お肉選びのポイント② 牛脂は必ず使う

たけだバーベキュー
そして牛脂も必ず持ち帰りましょう。牛脂はほぼ100%国産和牛の脂なので、安い肉にも和牛のうまみを脂で取り入れることができます。

今回はオーストラリア産の牛肩ステーキがあったので、加工日が新しくドリップがないものを選びました。そして牛脂も忘れずに入手。

お肉選びのポイント③ たたき用の肉は赤身のきれいなものを選ぶ

たけだバーベキュー
肉の柔らかさを求めるなら、「たたき」でいただくのが一番ですよ。たたき用肉は、牛もも肉がおすすめです。スジ張ったものではなく、極力赤身のきれいなものを選ぶと美味しく焼きあがります。

こちらもアドバイス通り、鮮度のよさそうなオーストラリア産の牛もも肉(ローストビーフ用)を買いました!

安い肉をA5ランクに上げる秘技【焼く前の下準備】

肉

下準備のポイント① 常温に戻すことを忘れずに

たけだバーベキュー
まずは冷蔵庫からどちらの肉も取り出し、30〜40分ほど置いて常温に戻す作業が大事です。
筆者
常温に戻しておくのはなぜですか?
たけだバーベキュー
冷えた状態のまま焼いてしまうと焼きムラができたり、焼き過ぎて固くなってしまう原因になるからですね。
筆者
このときに出るドリップも拭き取ったほうがいいですよね?
たけだバーベキュー
そのとおりです。この場合は臭みの原因になってしまうので拭き取りましょう。

肉 下準備

ステーキ肉は冷蔵庫から取り出して約40分。たたき用のモモ肉は厚みがあるので約55分置いて常温に戻し、両面しっかりとドリップを拭き取りました。

下準備のポイント② スジはできる限り切る

たけだバーベキュー
次はスジの部分を、小さいハサミか包丁で、できる限り多く細かく切り込みを入れてください。こうすることでお肉が柔らかく焼けます。そして焼く直前に、塩・あらびき黒コショウを振りかけます。

肉 下準備

今回は小さいハサミがなかったので、包丁で肉のスジを切りました。大きいスジは包丁でも問題なかったですが、細かいスジはハサミの方がやりやすいですね。

肉 下準備

たけだバーベキューさんの指示通り、両面に塩・あらびき黒コショウをまんべんなく振りかけました。

たけだバーベキュー
たたきの場合は、ステーキと同じ作業をしたあと、ニンニク(チューブタイプ)を表面にすりこんでから、塩・あらびき黒コショウの手順で準備します。

肉 下準備

たたき肉の方は、先ににんにくチューブをすりこみました。その後に塩・あらびき黒コショウをしていきます。

安い肉をA5ランクに上げる秘技【美味しい焼き方】

鍋を温める

焼き方のポイント① 鋳鉄製のスキレットを使う

たけだバーベキュー
鋳鉄製のスキレットを使うのがおすすめですね。比較的簡単に美味しく焼けます。まずはスキレットに牛脂を入れ、中火で加熱して十分に温めましょう。
筆者
フライパンとは何が違うんですか?
たけだバーベキュー
鋳鉄製のスキレットは蓄熱性が非常に高く、熱にムラがなく均等に肉の中まで火を通してくれるので、比較的簡単に美味しく焼けるんです。まずはスキレットに牛脂を入れ、中火で加熱して十分に温めましょう。

焼き方のポイント② 両面に焼き目をつける

肉を焼く

ステーキ肉
たけだバーベキュー
焼き方は、まず中~強火で表面に焼き目をつけます。
筆者
表面に焼き目……中まで火は通さないんですか?
たけだバーベキュー
最初に両面に焼き目をつけることで、肉汁が流れ出ないようにしてうま味を閉じ込めるイメージです。なのでこの後に、じっくりと弱火でもう一度両面焼いていきますよ。

焼く時間は肉の厚さにもよりますが、今回の3㎝ほどであれば2分ずつくらいですね。

肉を焼く

筆者
なるほど。焼き過ぎに注意しながら両面に焼き目をつけ、弱火で焼いていきます。確かに肉汁があまり出ないですね。牛脂もいい具合に肉に絡んで、ジューシーに焼けています……!

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