その1:少しでも涼しいキャンプ場を選ぶべし
クーラーのない真夏のキャンプ場はとにかく暑い! 炎天下はもちろん、日影にいても汗がダラダラ止まりません。
そうならないためにも、まず大切なのがキャンプ場選び。sanzoさんが基準にしているのが、「標高の高さ」と「水辺の有無」です。
標高の高い林間サイトは、とにかく涼しい!
夏のキャンプ場選びはとても重要です。僕は標高1000m以上にあるキャンプ場か、低地の場合は川や湖などの水辺を選ぶようにしています。
あとは日影の多い林間サイト。広大なフリーサイトも気持ち良いですが、夏は避けたほうが無難。とにかく、涼しいところを目指していくのが一番ですね。
標高差が100mあると、気温が約0.65℃変わるとされています。ですので、標高1000mのキャンプ場の場合、標高0mの場所よりも6.5℃低いということに。
お目当てのキャンプ場があったとしても、夏に行くべきかどうかは、標高やサイトのシチュエーションを見極めてから選ぶようにしましょう。
その2:寝室の作り方で「寝苦しさ」とおさらばすべし
低地のキャンプ場の場合、夏の夜は暑くてとにかく寝苦しいもの。テントのジッパーを全開にしても、風が通らなければ意味がありません。
そんなときのために、モバイル扇風機は用意しておくと良いそうです。
背中と地面の間に風の通り道を
また、寝床も地べたよりはコットのほうが快適とsanzoさん。
睡眠時はとにかく背中部分が蒸れるので、コットを使って背中と地面の間に空間を作るといいでしょう。こうするだけでも、風の通り道が生まれ、だいぶ快適になります。
また、どんなに暑そうなシチュエーションでも、寝袋は必ず持っていくようにしています。3シーズン用のものだとさすがに暑いので、夏用の薄手のタイプか、なければ薄手の毛布などでも良いと思います。
夏でも夜は急に寒くなることも。備えあれば憂い無し、というわけです。
その3:標高が高い場所では「寒さ」にも備えておくべし
寝室の話でも出ましたが、夏だからといって油断禁物なのが、夜の寒さです。特に、標高の高いキャンプ場は要注意。短パン+Tシャツで過ごしていた日中からは一転、日が暮れると急激に温度が下がるので、防寒対策は欠かせません。
昼はTシャツでも、夜は薄手のダウン。寒暖差は意外とある!
服は半袖と長袖、両方持っていきますし、薄手のダウンアウターや寒いときに羽織れる大きめのブランケットも僕の夏キャンプの必需品です。あとは焚き火が好きなので、寒い夜は夏でも焚き火で暖を取ることが多いですね。
標高1000m前後のキャンプ場は、日中と夜の温度差が激しいので気をつけてください。
夜になると日中に温められた地面の熱が放射されて冷えてくる「底冷え」が発生します。それが早朝にかけて寒さのピークを向かえるので、薄着のまま寝てしまうと風邪を引いてしまうことも。
標高が高いキャンプ場に行く場合は、特に防寒対策をしっかりしておいたほうが良さそうです。
その4:リラックスグッズを持ち込むべし
キャンプを始めたばかりの頃は、キャンプに行くことが目的となりがちです。でも、自分がリラックスできる遊びを見つけると、キャンプはもっと楽しくて有意義な時間に。sanzoさんの場合は、水遊びギアとプロジェクターがそれ。
持ち物リストには載っていない「+アルファ」が大切
キャンプ場で何をするか。これは人それぞれだと思いますが、僕の場合、夏キャンプは水遊びがメイン。ですので、インフレータブル(空気注入式)のカヤックとSUPをキャリアに積んで、家族や友人と一緒に川や湖で遊ぶのが最高ですね。
ソロのときは、焚き火とお酒を楽しんで、暗くなってきたらモバイルプロジェクターを使っての映画鑑賞。これは最高のひとり時間ですよ。もちろん周りに迷惑がかからないよう配慮するのは必須です。
キャンプに慣れないと、設営して、料理して、片付けていたら、あっという間に1日目が終了なんていうのはよくあること。そうならないためにも、「キャンプに行ったら何を楽しもうか」を考えて、最適な遊び道具を持ち込みたいですね。
その5:虫さされ対策は「効き目」で選ぶべし
暑さに次いで夏キャンプの大敵と言えば虫。自然豊かなキャンプ場には、蚊はもちろん、都心では見かけないような害虫もたくさんいます。
虫よけ対策はもちろん必要ですが、刺されてしまった後の対処法もしっかりと備えておきたいところ。
いろんな虫がいるキャンプ場だから、効き目で選ぶ
蚊取り線香は林業の方たちが愛用しているプロ仕様のものを使っています。が、これだけだと心許ないので、虫さされ治療薬は必需品ですね。
小4の息子が、草むらとかヤブの中にも平気で入っていってしまうので、毛虫やムカデに刺される可能性もあります。その点、「ウナコーワエースL 」は、蚊だけでなく毛虫・ムカデにも対応しているので、これひとつあると安心できます。
数あるウナコーワシリーズの中でも、炎症やはれに優れた効果がある抗炎症成分“プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(PVA)”を配合した「ウナコーワエースL 」。クラゲ、ノミ、ダニに刺されたときにも使えるので、アウトドアレジャーのお供にはおすすめですね。
忘れないよう、エイドキットはまとめて持っていくと◎
sanzoさんは、小さなアウトドアポーチの中に、虫さされ治療薬、絆創膏、鎮痛剤などを収納。それを常に調理器具などとセットで収納ボックスの中に入れてあるので、キャンプのときに忘れる心配もないとか。
エイドキットはお気に入りの収納ポーチに入れて、必ず持っていく収納ボックスの中に常備しておくのが便利そうです。
5か条を参考に、失敗しない夏キャンプを!
春や秋のキャンプと違って、いろいろな準備が必要となる夏キャンプ。まずはキャンプ場選びからしっかり計画を立てて、防寒着や虫さされ治療薬など、夏キャンプに欠かせないものを忘れないようにしましょう。そうすれば、夏でも快適で楽しいキャンプが楽しめるはず!
撮影協力:NONIWA
Sponsored by 興和株式会社