編集部員が“家でも使ってるキャンプギア”をご紹介!
キャンプのために買った道具がアウトドアへ行けないときは家で眠っているだけ……ではちょっと勿体ないですよね。せっかくなら家でもうまく活用できるのが理想的ですが、家で使えるアウトドアグッズって一体何? みんなどれをどう使ってるの? という疑問もあるのではないでしょうか。
そこで、編集部員が「家でもキャンプでも使えるアイテム」を報告
そんな疑問にお応えするべく、CAMP HACK編集部員がヒントをお届け! 実際に家で使っているキャンプグッズとその使い方をご紹介します。
中にはみなさんも持っている、もしくは「気になってた!」というアイテムの意外な使い方や、家事スリム化のヒントがあるかも? さっそくご覧ください!
編集部員Hの場合 真空ボトルは、ぼくの悩みを解決してくれる救世主だった
スタンレー「真空クラシックボトル」
仕事にコーヒーは欠かせない編集部員H(男性・32歳・年15泊)です。家での飲食が増えたのにともない起きたのが、冷蔵庫小さい問題(かなり切実!)。そこで1日で飲み切るものは冷蔵庫に入れるのはやめたんですが、気温の上昇とともに出てきたさらなる悩みが……そう、冷え冷えのアイスコーヒーが飲めない問題!
「あぁ、仕事中の貴重な安らぎが失われていく……。」と思ったんですが、ふとキャンプ用にスタンレーの真空ボトルを持っていることに気づきまして。
試しに朝500mlぐらいアイスコーヒーを作って入れておき、少し経ってグラスに注いでみたら……あら快適! だったんです。真空ボトルってメーカーによって保冷持続時間が違いますが、これは朝〜夕方まで冷たいまま。仕事をしている間中淹れ替えせずに冷たいコーヒーが飲めるのは感動でした。
ぶっちゃけアウトドア用品を家でも使うってことをあまりしないんですが、使ってみるとテンションが上がるという副次的効果も(笑)。今週末は、シェラカップやバーナーを引っ張り出して使ってみる予定です。みなさんも一度お試しを!
スタンレー クラシック真空ボトル 1.9L
編集部員Sの場合 おうち焼肉の救世主!イワタニの最強タッグ
岩谷産業「カセットフーマベラスⅡ」&「焼肉プレート」
焼肉大好き! な、編集部員S(女性・30歳・年15泊)です。外出自粛中は大好物の焼肉も食べに行けなくなってしまったため、マーベラスのオプションアイテム焼肉プレートを購入して、毎週末活用することに。このセット使いがとにかく最高なんです。
プレートには受け皿が付いており、そこに水を入れて使用します。そうすることで肉から溢れ出た油がプレート上に溜まるのを防ぎ、イヤ〜な煙の発生を抑えてくれるわけです。家で焼肉をするデメリットを軽減してくれる画期的な構造ですよね。
また大型のホットプレートに比べ無駄のないサイズ感の焼肉プレートは、ササッと水洗いしやすく片付けも簡単。おまけに私が買ったときは1,000円程度と手頃な価格も申し分なし!
キャンプ以外では、冬に鍋パーティーをするときしか出番のなかったマーベラスですが、オールシーズン家で活躍してくれる手放せないギアとなりました。ライターによる詳しい使用感をお伝えしたレビュー記事もあるので、ご参考にどうぞ!
イワタニ カセットコンロ カセットフー マーベラスII
イワタニ 焼肉プレート 大
編集部員Fの場合① エコバッグまわりのプチストレスがコレで解決!
オレゴニアンキャンパー「メッシュキャリーオール」「メッシュドライバッグ」
丸~い掃除と手抜き料理が得意な編集部員F(女性・42歳・年10泊)です。食べ盛りの小学生男子2人がいる我が家、買い物の量は増える一方でスーパーへ行く回数を減らすためまとめ買いするとなると、大きめのエコバッグでも入りきらない……。
「そうだ、キャンプ用に使っているデッカいメッシュバッグがあった!」ってことでこれを買い物にも使っています。
元々カーミットチェア2脚がスッポリ入るほどビッグなバッグ、容量的にはスーパーのカゴ2つ分くらいは余裕でおさまります。ただ、調子にのって重く大きいものを詰め込みすぎると持ち歩くのが大変なので、軽いけど嵩ばる物を入れるのがオススメです。
容量以外も、口をコードでギュッと縛れるのもエコバッグとして役立つ点。これによって、たくさん買った帰りの車で中身が飛び出すこともなくなり、地味にストレスが軽減されました。
ちなみにキャリーオールはいくらなんでも大きすぎるだろう、という場合はドライバッグを使っています。2Lのペットボトルが5本入ってメッシュの強度もあるので、じゃがいもや玉ねぎなど重めの野菜も入れられて重宝しています!
オレゴニアンキャンパー メッシュキャリーオール
オレゴニアンキャンパー メッシュドライバッグ
編集部員Fの場合② スイスイ切れる包丁でご飯づくりの時間が短縮!
ユニフレーム「ギザ刃牛刀」
引き続き編集部員F(女性・42歳・年10泊)です。食材を買ったら料理しなきゃいけないわけですが、ここでもアウトドア用の包丁が大活躍。以前は家用に別の包丁を使っていたのですが、研がないうえに家で料理をすることが増えて切れ味が悪くなる一方……。
「そうだ、キャンプで使ってるユニフレームのやつ超切れるんだった!」と思い出し、このたび一軍入り。名前通りのギザギザが食材をガッチリ捉えて何でも一度でストンと切れるのと、エンボス加工によりスライスしたものが包丁からすんなり離れるので、下ごしらえの効率がアップしました。
低温調理器に放り込んでおくだけの超簡単ローストビーフを、ギザ刃牛でサッとカットすればあっという間に一品が完成。アウトドアでもスムーズに調理できるようつくられた包丁は、家での料理も楽にしてくれるんだな~と実感しました。
ユニフレーム ギザ刃 牛刀
編集部員Mの場合① 2個目を購入してしまいました
スタンレー「真空マグ0.23L」
テレワーク生活で3kg太ってしまった編集部員M(男性・31歳・年20泊)です。ひとつめは、スタンレーの真空マグ。
じつはオフィス用にブラックを持っていたんですが、自宅でのテレワークを1ヶ月以上経験した中で「1日何回も使うアイテムの質を上げたい!」と思い、結局もうひとつ家用にホワイトを買い足したんです。
普通のコップだと温かい飲み物はすぐ冷めてしまい、冷たい飲み物は結露でテーブルが濡れてしまう……。しかし、コイツはそんな悩みを解決してくれました。3つのパーツで構成されていてどれもネジ式で取り付けるので密閉レベルも安心感が強く、持ち運びのしやすさも◎。
容量230ccという、コンビニコーヒーのSサイズにピッタリなサイズ感も気に入っています。
ちなみに、自分はスタンレーの箱のデザインが好きなので、フィギュアのケースとして捨てずに二次利用しています。なんかそれっぽくてカッコよくないですか?
スタンレー 真空マグ 0.23L ホワイト
編集部員Mの場合② ノースフェイスの飯ごうを玄関に
ザ・ノース・フェイス「STANDARD Rice Cooker」
もうひとつは、見た目のカッコよさから数年前に購入したザ・ノース・フェイスの飯ごう。ロゴを炭火の煤で真っ黒にするのが忍びなく、結局フィールドで使うのは止めて、我が家ではご飯ではなくハンカチを入れることにしました。
玄関に置いておくことで、お出かけ前にサッとハンカチを取っていけるのでこれがけっこう便利。さらにフタの中には玄関でよく使うハンコを収納しています。
その他にも多肉植物を入れるなど幅広く活用されているアイテムなので、アウトドアっぽいインテリアを好む方にオススメです!
そのキャンプ道具、家でも使おう!
キャンプだけでなく家で使えるアウトドアグッズはたくさんあります。発想の転換次第では、本来の用途とは違う使い方も見つけられそうですね。みなさんも手持ちのグッズを見返してみると、日々の細かいストレスを解決してくれるアイテムが見つかるかもしれませんよ!