「究極のソロテント」とはいかに!?スノーピークの新作テント『ミニッツドーム Pro.air 1』設営レポ

2020/06/09 更新

2020年2月、スノーピークから究極のソロテントと呼び声の高い「ミニッツドーム Pro.air 1」が発売開始。さっそくフィールドで設営し、その魅力に迫ってみました。新しいテントをお探しのソロキャンパーのみなさん、要チェックですよ!


アイキャッチ・記事中画像:筆者撮影

スノーピークの新作ソロ用テント「ミニッツドーム Pro.air 1」が気になる!

スノーピーク今季の新作の中でも一際話題になっているテントをご存知ですか? その名も「ミニッツドームPro.air1」。スノーピークの現行アイテムにはない、ソロ用のテントなんだとか。

メーカーによると“軽い、早い、過ごしやすい。3拍子を揃えた究極のソロテント”とのこと。「究極」とはいかに!? というわけで、実際に設営してレポートをお届けします! 結論をはじめに言ってしまいますが、オートソロキャンパーにはうってつけのテントですよ!
ITEM
スノーピーク ミニッツドームPro.air1
●サイズ:収納サイズ:20×20×59(h)cm
●重量:2.95kg
●対応人数:1〜2名

「ミニッツドーム Pro.air 1 」の基本スペック


実際にフィールドで開封してみました。まずは収納サイズと重さ、セット内容の詳細を見ていきましょう!


収納サイズは約20×20×59cmで重さは約2.95kg。持ち運びしやすいサイズ&重量ですが、1〜2名のテントとして、超軽量&コンパクトというほどでもありません。

山岳向きテントとは趣向が異なり、より快適性を追求しているためでしょう。これは室内の様子に期待が持てます。

セット内容はテント本体(フライシート、インナー)、フレーム(メイン2本、前室用1本。いずれも素材はジュラルミン)、V型ペグ(素材はジュラルミン)、自在付きロープ、リペアパイプ、収納ケースです。

実際に立ててみた!


インナーテントは吊り下げ式なので、まずはフライシートから設営していきます! フライシートを広げたら、メインフレームをスリーブに差し込みます。

スリーブの一方はフレームが貫通しない構造になっており、フレームを押し込んで湾曲させれば簡単に自立する設計。初心者には嬉しいポイントです。

スリーブから出ているフレームの先端をフライシートのコーナーにあるグロメットに差し込み、固定します。前室用フレームも同じようにスリーブに通してグロメットで固定。

フレームがクロスしている部分はフライシートに付属のテープで結びます。

各コーナーをペグダウンします。これでフライシートのセットは完成。


次にインナーテントをフライシートの中で広げ、下部の4つ角にあるバックルを接続して固定します。


最後に吊り下げリングを13箇所、フライシートに接続して完成です。


初めて設営してみましたが、わずか10分ほどで設営できました! 慣れれば10分以内で設営できる難易度の低さです。

なおテントの色味について、撮影したものは光の加減により実物よりも明るくなっています。上の公式サイトの画像と比べて、ちょうど中間の色味が実物に近い印象でした。ご参考にしてみてください。

「ミニッツドーム Pro.air 1」の4つの魅力

魅力①:無駄を削ぎ落とした簡単設計


メインフレーム2本をクロスしてフライシートを自立させ、前室用フレーム1本を追加するだけの簡単な設計です。

魅力②:寝室も前室もソロ用ならば十分な広さ

寝室は大人2名が横になれる広さで、幅約130cm。室内高は約100cmあるので、ソロなら着替えるときも余裕がありますね。

着替えやテントの出入りなど、ひと通りの室内作業がストレス無くできる、ちょうどいい広さだと実感しました。

前室についてもかなりスペースが確保されていて、靴の着脱はもちろん、悪天候時にソロキャンプの道具をまるっと避難させられるくらい広いです。

広さを実感したと共に、3kg未満の軽量テントにしては堅牢感もありました。これは計3本のフレームがすべてクロスしているからだと考察。検証はできませんでしたが耐風性もかなり高いはずです。

魅力③:必要十分な換気性能


インナーテントのサイド2箇所には大型のベンチレーションが付いています。クローズ・メッシュ・オープンの展開ができ、フライシートと連動した構造。

フライシートは縦のジッパーで開閉できる仕組みで、室内からのアクセスも良く通気性は優れています。

魅力④:ハイスペックな素材


フライシートの生地は「20Dシリコンポリエステルミニリップストップ」。アメニティドームが75Dと考えるととても薄い生地でもはや登山テントレベル。ですが強度が高く、耐水圧も約1,500mmミニマムと十分すぎるパフォーマンスを持っています(1,500mmミニマムは大雨でも問題ないとされている耐水圧基準です)。


ほか、軽くて丈夫なジュラルミン製のフレームなど、随所にハイスペックな素材を採用しています。ペグもプラスチック製ではなく、壊れにくいジュラルミン製なのも嬉しいポイント。

こんなところもイイ!便利なアメニティポケット


地味に「使える!」と感じたのは、アメニティポケットが上下2連で付いていたこと。パッと見で管理がしやすく、紛失しそうなクルマのキーなど、小物の定位置を決める場所として重宝しますね。

しかもインナーテントの内側ではなく外側に設定されていることからも、テントの外にチェアやテーブルを構えることを基本として、アクティブにキャンプを楽しんでもらおうというスタンスが見て取れます。

ちょっと気になった点は……

実際に設営してみて、言及しておかなくてはならないことが2点。

収納時のサイズが意外とゆったり!?

まず、2名にも対応できる居住性があるため、ソロテントとしては収納時のサイズはゆったり目です。


登山や自転車、バイクツーリングなど、よりコンパクトに荷物を運ぶ際は、ポールと生地を分割してパッキングするなどの工夫が必要になります。


ただし今回のようなオートキャンプなら、積載のスペースはそこまで取らないので、軽自動車でも問題ありません。

「ミニッツドーム Pro.air 1」はクルマ移動のソロキャンプに最適!


「ミニッツドームPro.air1」を設営してみて、シンプルな構造で信頼性の高い素材を採用した、バランスのいいテントということが分かりました。設営・撤収がサクッとできて、居住性もよし!

窮屈な思いをせずにゆったりとソロキャンプを楽しみたい人、そしてクルマ移動がメインな人におすすめです。

キャンプのスキルを問わずいとも簡単に扱えて快適に過ごせるあたりが、究極と呼ばれる所以でしょう。オンシーズンに向けてテントをお探しの方、ぜひチェックしてみてください!
ITEM
スノーピーク ミニッツドームPro.air1
●サイズ:収納サイズ:20×20×59(h)cm
●重量:2.95kg
●対応人数:1〜2名

紹介されたアイテム

スノーピーク ミニッツドームPro.ai…
スノーピーク ミニッツドームPro.ai…
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フィグインク

浅草を所在地とする編集プロダクション。主にキャンプ・アウトドア関連の出版物の編集・制作を行う。また、料理や健康など生活実用ジャンルの本も多く手掛ける。

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