自粛生活ではかどった薪割り、しかし新たな問題が……
新型コロナの影響で4月からほとんど自宅で過ごしています。 皮肉にも、このありえないほどの余暇によってはかどったことがあります。それが薪割り。
今年は原木の確保にも恵まれ、毎日が薪割りの連続。 張り切りすぎて最初の頃は疲労が溜まる一方でしたが、最近は体も慣れてきて生産量もアップしてきました。
そこで問題になるのが薪置き場です。
我が家には、薪棚らしきものがなく今までは野積み状態でした。これは積み上げるのも手間と時間がかかり、取り出しにくいのも欠点。
そんなこともあって、薪棚をつくりたいという構想は5年ほど前から思い描いていたんです。
構想時のイメージ写真(合成)
ただ構想イメージはあったものの、この5年間まとまった時間がない! と言い訳がましく、何もしないまま今日に至っておりました。
しかし今は、新型コロナウイルスによるステイホーム週間で時間がないという言い訳もできません。
そこで、イメージ写真を元にDIYビギナーが取り組めそうな規模の薪小屋をつくることにしました。
構想から5年、温めていた薪小屋づくりについに着手!
まずは全体像をラフスケッチ
本格的な設計図は書けないので、知人に相談しながら鉛筆でラフスケッチ。 物置小屋は奥行き900mm × 幅1800mm。薪棚も奥行き900mmで幅が7200mm。
高さはいずれも1800mmで、全長9000mmの物置小屋と薪棚になります。
必要な材料は、ネットで収集
基本的には安価な2×4材を中心に必要な資材を洗い出し、ネットで購入しました。 小屋と棚を作る場所は、一番日あたりの良い石垣の前。
じつは石垣の景色があまり好きではないので、それを隠す目的もあります。では、作業に取りかかります。
土台をつくる
まず、およその位置に沓石(クツイシ)を並べ、四隅に杭を打ちます。
続いてレベル調整。 今回は、ホースで水平を測る「水盛り」という方法で測りました。ネットで「水盛り」と検索すると詳細が色々出てくるので、気になる方は検索してみてください。
写真では少しわかりにくいですが、水糸(水平線を示すために用いる糸)を張り、それに合わせて沓石を並べて高さを調整します。
資材をカットし、組み立て
丸ノコでそれぞれの寸法に切断しフレームを作って、小屋から組み立てていきます。 本来なら塗装が先なのでしょうが、とにかく早く形にしたい!
塗装して乾燥するまでが待てない、せっかちな性分なのです。
資材のカットはビギナー向けのマキタスライドマルノコM244を使っています。
マキタ スライドマルノコ M244
薪棚を組み始めると図面通りにいかない箇所もあり、現場で修正。図面というよりラフなスケッチなので当然の結果でしょうが……。
作業について弟からアドバイスをもらって、なるほど! と思ったことをご紹介。
DIYに詳しい弟からの2つのアドバイス
ひとつ目はインパクトドライバーを2台用意しておくこと。ビス打ちをする際、ドライバービット(ねじ回しドライバーの先に付けるパーツ)を交換する手間が省けるので作業がしやすいんです。
ふたつ目は腰袋をつけて道具を携帯すること。脚立に上って作業する時、道具を取りにいちいち下に降りなくてもいいので大変便利です。
私はマクガイアニコルスの1499スエード11ポケットを使用しています。類似品はこちら。
マクガイアニコルス スエード革腰袋 12ポケ
初めての大工仕事で気づいたこと
作業中に目印をつけるため、ひんぱんに鉛筆を使うのですが、鉛筆ってどこかに置き忘れたりポケットから落としたりすることが多いんですよね。大工さんがなぜ耳に挟んでいるか、納得しました。
ちなみに私が履いているパンツはグリップスワニーのギアパンツGSP-44。腰袋がなくても9つもポケットがあるので、とても便利です。
グリップスワニー ギアパンツGSP-44
土台づくりはひとまず、完成!
ステイホーム週間でできたのはここまで。本格的にDIYに取り組んだのはこれが初めてですが、なかなか面白いですね。
熱しやすく冷めやすいバリバリのB型人間ですが、DIYはかなりハマりました。ついつい熱中して、自分の仕事である日課の犬の散歩も妻に頼んでいる始末……。
そんな私のわがままを聞き、散歩を代わってくれた妻に便利なウェアをプレゼントしました。それが……
グリップスワニー初のレディースアイテム「ギアワンピ」
グリップスワニー初のレディースもので、定番のビッグポケットにはお散歩グッズも楽々収納でき、スマホポケットもついていてありがたい存在です。
カラーはブラウンとネイビーの2色。
グリップスワニー ギアワンピースGSW-01
例年人気のメンズギアショーツも、2020年ニューカラーで10色ラインナップされました。ステイホーム期間中には30℃を超える夏日もあり、もうショーツが欲しい季節になりました。
カラフルな新色もいいですが、年齢的にもネイビーかオリーブにしておこうと思案中。
さて、話がズレてしまいましたが薪小屋&棚作りは次回にも続きます。もう少しこのDIY初心者の冒険にお付き合いください。