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【車ごとスッポリ】壁つきカーサイドタープでつくる“過保護な車中泊”が超快適!(3ページ目)

エクリプス270設営 全体画像

写真のように展開した状態では全長が約6mとなるので、設営する際はスペースをしっかり確保するのが先決。区画サイトだと10m×10mの大型サイトであれえばゆったりとした使い方ができそうです。

オーニング下の広さはと言うと、試しに我が家のテーブルセット(幅約120cm)を出してみましたが、かなり余裕があります。複数ファミリーやグループでも、十分にくつろげる広さが確保できますよ。

エクリプス270 注意点

注意点として、展開するとリアドアの上部にアームがくるので、荷物を取り出すときにリアドアを全開にできない可能性があります。先に大きな荷物は出しておくことをおすすめします。

ここからが本題!?ウォールの取り付け

エクリプス270 ウォール

ウォールはフロント側からNo.1、No.2、No.3の3つに分かれています。重量はそれぞれ4.7kg、3.9kg、1.9kgなので合わせると10kgを超えますが、分かれているので持ち運びはしやすいです。

エクリプス270 ウォールNo.1

まずはNo.1から取り付けてみましょう。

エクリプス270 ウォール生地アップ画像

ポリコットンの厚手キャンバス生地にはリップストップ加工が施されていて、かなり丈夫。

エクリプス270 ウォール取付画像

フロント側のアームの先端にジッパーの始点がありました。 エクリプス270 ウォール取付画像

オーニングの端に沿って、ぐるりとジッパーを閉めていきます。

エクリプス270 ウォールNo.2

続いてNo.2を取り付けます。

エクリプス270 ウォールNo.3

最後にNo.3。いずれも順番にジッパーで取り付けていくだけなので悩むところが無く、いたって簡単。

エクリプス270 ウォールNo.1とNo.2を接合

No.1とNo.2の間は、上部と同様にジッパーで開閉。

エクリプス270 ウォールNo.2とNo.3を接合

No.2とNo.3の間は、マジックテープでつなぎます。

エクリプス270 ウォール内側から見た画像

すべてのジッパーを閉め終わったら、中に入ってポールの長さを調節しましょう。

ポールは生地の角度に合わせ、写真のように斜めにすることで、さらに居住空間を広げられます。

エクリプス270 ウォールをペグで固定

ウォールを付けたら最後に付属のペグでウォールの下部を地面に固定します。雨天や強風時は、張り綱も活用しましょう。

エクリプス270 ウォール ペグダウン

ウォールを付けるだけなら3分くらいですが、ペグダウンをしないと風には弱い印象。ペグダウンできない場所(コンクリートや砂浜)でウォールを付ける場合は、重りなどを準備しておく必要がありますね。

エクリプス270 ウォール内部

中はこんなに広々しています。雨風をしのげるのはもちろん、周囲の視線も遮ることができますね。

中で過ごした感想は?

エクリプス270 設営画像

言わずもがな居住スペースがとにかく広い! 簡単に広い日陰スペースが作れるので、グループやファミリーでのレジャー・キャンプで活躍しそうです。

エクリプス270 ウォール画像

周囲の視線を遮りたいときや、ちょっと風が肌寒いとき、小雨が吹き込んでくるときなどはウォールが活躍します。

脱着は簡単にできるので、例えば西日に合わせて一部だけウォールを付けるなんていう使い方も可能。状況に合わせていろいろな使い道がありそうです!

エクリプス270 ウォールアレンジ

ただしウォールの端は開放されているので、あくまで活用法はタープ。ここで就寝する場合は、車中泊やコンパクトなテントなどを中に設営するのがおすすめですね。

車内を就寝スペースにすれば、2ルームテントを張ったのと同じくらいかそれ以上のリビングスペースが確保できますよ。

サイドに拡張するって、新しい!

エクリプス270

今回試したエクリプス270は、タープの延長として気軽に使える印象でした。ウォールの脱着は簡単なので、状況に合わせて使い方を選べるのが新鮮!

ファミリーやグループでのレジャーで活躍するのはもちろんのこと、キャンプでは車中泊時のリビングとして使ったり、コンパクトテントなどを中に設営して就寝人数を増やしたりと、工夫次第でアウトドアライフの選択肢がグッと広がるでしょう。

また、購入の際は車種やルーフの状態、駐車スペースなどをよく確認しましょう。エクリプス270が気になった方は詳細をチェックしてみてくださいね!

「エクリプス270」の詳細はこちら

TEXT:岡村朱万里

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