生鮮食品も収納する「クーラーボックス」
数あるギアの中で、最も除菌の意識を持ちたいのがクーラーボックス。特に内側は生鮮食品の匂いが残っていたり、湿気も抜けにくいため、かなり細菌が発生しやすいとか。
ケア方法は、まずはしっかりと内部を洗うこと。そして綺麗に水分を拭き取ってからオーガニッククリーンスプレーを全体に吹き付けて拭き取る……しかしこれで終わりではありません。
「ゴムパッキンなど乾きにくい部分にも効果的!」
早川さん
アルコール成分を含んでいるから揮発しやすいんですよ。そのため乾きにくい細部の乾燥を促進してくれます。
料理と距離が近い「テーブル周り」
雰囲気のよい無垢のウッドテーブルも細菌の標的。長く使うと風合いも出てくるけど、ちょっとした傷にゴミが溜まったり、落ちにくい汚れに菌が繁殖してしまいます。しかもカビまで発生しちゃうと落とすのも一苦労。
タオルで水吹きと空吹きをした後、全体にまんべんなくオーガニッククリーンスプレーを吹き付けて拭いていきます。使う前にも一度ケアすると、より効果的だとか。
「まずは目立たない場所で試してから!」
早川さん
それでタオルでこすっても問題なければ、全体に吹き付けてください。
調理器具や手を拭く「ハンドタオルやバンダナ」
続いては、キッチン周りなどで使うハンドタオルやバンダナ。共有して使うことも多く、みんなが手を拭いたりするためキャンプ中も常に生渇きの状態が多いですよね。
直接触れるものだけに、やはり衛生面には注意したいところ。
しかし、濡れたタオルを完全に除菌するのは難しいとか。そのため使用前にオーガニッククリーンスプレーを吹き付けて、しっかりと除菌(※)しておくこと。それだけでも細菌の繁殖率を下げることが望めるのだそう。
「タオルで手を拭いたら、その手にもシュッとひと吹きして拭く!」
早川さん
テントの中で使う「ピローやシュラフ」
汗や皮脂汚れがダイレクトに付着するシュラフやピローなどの寝具も、しっかりと除菌しておきたいギア。
特にダウンシュラフは簡単に丸洗いできないため、カビの発生を抑えるためにも、こまめにケアしておきましょう。
寝具を除菌(※)するのは、テント泊した翌朝。天日干しするタイミングでオーガニッククリーンスプレーを吹き付けるのがベスト。その方がアルコール成分の効果もあり、湿気も早く乾燥させることが可能。
「汗の匂いが気になる箇所を重点的に!」
早川さん
ルームフレグランスや香りによる消臭効果でも大活躍!
オーガニッククリーンスプレーは除菌(※)効果だけでなく消臭効果もあり、ラベンダーの香りになっているため、ルームフレグランスとして使うこともできるんです。
テントの中に嫌な匂いも、ひと吹きで消臭!
久しぶりに使うテントは生地が加水分解していて、ちょっと匂いが気になることもありますよね。そんなテントを使うときは、室内でオーガニッククリーンスプレーをひと吹き。それだけでラベンダーが香り、匂いが軽減されます。
枕元に置いておくと、いつでも使えて便利ですよ。
早川さん