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写風人流1泊2日キャンプスタイル「Vol.02 キャンプ場到着~焚き火編 全3話」(2ページ目)

The Camp & Garden AMANAYU ビンテージエアストリーム

場内に入ると、2台のビンテージエアストリームが目に飛び込んできます。もちろん2台とも宿泊可能です。

The Camp & Garden AMANAYU サニタリー棟

サニタリー棟にはトイレとシャワールームが併設。トイレはすべてウォシュレット付きで、とても美しく清潔です。

The Camp & Garden AMANAYU 男子トイレ入口

男子トイレの入り口は手作り感満載の波板トタン。トイレもきれいに掃除してあるので、靴の土や泥はキチンと落として入室しました。

The Camp & Garden AMANAYU 女子トイレ洗面所

女子トイレの洗面台。この日は貸し切りでしたのでオーナーの許可を得て撮影させて頂きました。お洒落ですよね。

The Camp & Garden AMANAYU 炊事場

炊事場は地下50mからくみ上げている天然水。とても美味しいお水です。天然由来の洗剤が備えてありますが、通年お湯がでるので洗剤は控えめで十分。

他にも私の大好きな小道具が山ほどありますが、詳しくはamanayuさんのInstagramをご覧ください。

立地を活かしたサイトづくり

2台目のエアストリームを越えて奥に向かうと、森のテントサイトが広がります。

The Camp & Garden AMANAYU 森のテントサイト

ソロ用のスモールサイトからグルキャン用のラージサイトまで、どれも余裕たっぷり。今回は貸し切りという事もあり、オーナーのご好意で好きなサイトを選ばせて頂きました。

写風人 軽トラ

では早速荷物を降ろしてサイトづくり。

写風人 テント設営

当初は軽トラにタープを張る予定でしたが、到着するとあまりに穏やかな快晴だったのでサイトでのタープ張りに変更。タープは1話でも紹介したグリップスワニーとネイタルデザインのFPタープ。

写風人 斧でペグ打ち

ハンマー代わりに斧でペグ打ち。

The Camp & Garden AMANAYU 切り株とタープ

森を切り開いたキャンプ場なので、至る所に切り株があり椅子にもテーブルにも使えます。

写風人 落ち葉掃除

次に焚き火場周辺の落ち葉を掃除します。冬の枯れ葉は燃えやすいので、なるべく風下の方へ遠ざけます。

写風人 焚火用薪

自宅から持ち込んだ薪。このキャンプ場では1束無料で付くようですが、薪は基本的には持ち込むようにしています。

写風人 ラジオフライヤーやダンプカートで薪運び

ただ無料の薪の紹介も兼ね、予備としてサイトまで運んでみました。アンティークなラジオフライヤーやダンプカートもあるので楽チンです。1束というより多めの1箱。箱も革製のボックスで、オーナーのセンスが光ります。

The Camp & Garden AMANAYU 薪置き場

薪が足りない場合は、この薪棚が有料分キンクラやノコギリも準備されて、セルフで薪づくりもできます。

ここからが本番。焚き火の始まりです

焚き火の着火

薪の準備をして、サイトの落ち葉を掃除したら焚き火の始まり。

写風人 焚火用薪の準備

自宅からは太めの枕木を2本準備してきました。それをVの字に置きその中に焚き付けを入れます。

チェーンソーと丸太

着火材はチェンソーのおが屑に灯油を湿らせたもの。

枝に火を点ける

それをパラパラと焚き付けに散らして、ライターで着火。フェザースティックなど時間を掛けて火起こしするのもキャンプの楽しみですが、自分はせっかちなので一発着火で燃やしてしまいます。

The Camp & Garden AMANAYU 焚火

しばらく自然に燃える時間を利用して、残りの荷物を降ろしたりサイトの設営をします。もちろん火に注意しながら。

焚き火の煙

焚き火の煙は臭いもの。

The Camp & Garden AMANAYU 焚火

自然の美味しい空気を満喫するためにキャンプに来ている人も少なくありません。「終始、焚き火の煙りが臭くて不快だった」ということがないよう、隣のサイトにひと言声を掛けるのもエチケットのひとつ。

また焚き火をする際、風向きも考えましょう。サイトの風上で焚き火をすると、火の粉でテントやタープに穴が開いてしまうことも。火の粉は風が強ければ数十メートル飛ぶと言われています。風が強いときは焚き火を諦めることも必要。危険なほど強風ならば、事故が起こる前にキャンプ場側が焚き火禁止令を発動してもいいと私は思います。

そしてそろそろ、焚き火飯の時間。わたしの料理スタイルをお伝えします。

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