CAMP HACK[キャンプハック]


定価の5倍に値上がりした商品も! 中古市場のプロに聞いた“身近な”廃盤レアアイテム

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ズバリ聞きます!「中古市場で値上がりするのは、どんなギア?」


今回お話を伺ったのは、中古キャンプ用品の売買を行うサービス「UZD(ユーズド)」の松下瑛人さん。日々持ち込まれる中古品の状態をチェックし、値付けを担当されています。

価値が上がるのは「レアで需要があるもの」

当たり前の話ですが、需要がないものは買取価格も安くなりますし、中古市場でも人気がありません。販売価格よりも中古市場での値段が上がっているギアは、総じて人気があったり手に入りにくいものとなります。


買取の際はヤフオクやメルカリといった、ユーザーたちが日頃使っているC to C(個人間取引)サービスの取引金額を参考にしながら、実際に過去の買取実績を見て値段を決めるそうです。

様々なブランドのキャンプ用品を買取していますが、最近人気が高いのはガレージブランド。レアな事例になりますが、ガレージブランドのキャンプセット一式を、先日は700,000円で査定したばかりです。

サンゾクマウンテンの焚き火台に、フルカスタムされたカーミットチェア、ざぁ~ッスの限定テーブルにミルスペック仕様のヒルバーグのケロンと、とにかくすごい一式でした。

とはいえガレージブランドのアイテムはそもそも入手困難なものも多く、もっとたくさんの人が持っている”身近”なアイテム例が欲しい! というわけで、メジャーどころで需要のありそうなギアを具体的に教えてもらいました。

中古市場でも不動の人気は「スノーピーク」

ジカロテーブル1ユニットブリッジ

スノーピークは年初にその年の廃盤アイテムを発表するのですが、2020年度の廃盤商品でもすでに値上がりしているアイテムがあります。

と言って教えてくれたのが、「ジカロテーブル1ユニットブリッジ」。スノーピークのジカロテーブルにIGTをセットするための土台になるニッチな商材ですが、廃盤が発表されるやいなや定価2,980円の商品が4,400円前後で取引されているそうです。

スノーピーク ジカロテーブル

●サイズ:焚火台L使用時/1120×1120×400mm (開口部600×600mm )・剛炎使用時/890×890×400mm(開口部370×370mm)
●収納サイズ:745×170×400mm
●重量:10.5kg
●材質:テーブルトップ/ステンレス・脚部/ステンレス・ツマミ/アルミ合金


スノーピークはユーザーも多いですし、こういったニッチな商品は廃盤になると手に入らなくなるため、値が上がりやすい傾向にあります。この先、もっと値上がりすると思いますよ。

フィールドコードリール

こちらの「フィールドコードリール」も、廃盤が決まってから需要が高まってきた商品。定価は15,000円でしたが、現在は19,000円前後で取引されています。コードリールは数あれど、ミリタリー好きなキャンパーに人気のタンカラーというところが廃盤をきっかけに再注目されたんだと思います。

トルテュプロのオプション品

スノーピークの値上がり傾向としてもう1つ面白いのが、すでに愛用している商品の廃盤が決まったことで発生するケース。

2~3年前にトルテュプロの廃盤が決まったのですが、最近になってオプション品の値段が上がってきました。幕の価格はそんなに変わらないのですが、インナーテントやシールドルーフ・専用のインナーマットが値上がりしています。

需要のパイは小さいのですが、トルテュプロユーザーたちが買い替えや買い足しをするタイミングになってきているためと思われます。

たねほおずき用グローシェード


スノーピークのヒット商品であるLEDランタン「たねほおずき」のグローシェードも、廃盤をきっかけに2倍以上の価格になっているのだとか。

写真は「ほおずき」なのですが、これよりも一回り小さい「たねほおずき」の蓄光するシェードがいま値上がりしています。定価は1,600円ですが、中古市場では4,400円。もしお持ちで使っていないというのでしたら、今が売り時かもしれませんね。

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