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セルフカスタムの達人直伝!スチール製ギアを好みの色に塗り変えてみた【キャンプギアDIY講座Vol.1】 | 3ページ目

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Step5:下地

アルパカストーブ塗装 下地
続いては「下地」作りです。下地材としてオススメのアイテムは、職人たちも愛用するという「ミッチャクロン」。

ミッチャクロン マルチ エアゾール

●内容量:420ml


塗りやすいところからスプレーを吹いてしまいがちですが、見えにくい裏面などから作業するのが吉。裏面は一度塗ってしまえばそこが“足場”となるので、その後本体をひっくり返す必要もなくなります。下地材は薄く、全体にかかるくらいでOKです。

Step6:塗装

アルパカストーブ塗装
下地が乾いたら、いよいよ「塗装」です。いきなり本体にスプレーするのではなく養生部分などに軽く吹き付けて、塗料の出具合を確認すると良いとのこと。見えにくい裏面などから始めるようにしましょう。

ラスト・オリウム社製のスプレーは粘度が高いので、均一に塗れるよう吹き付ける前にしっかりと振りましょう。目安は1分弱、その際上下さかさまにすると効果的です。

アルパカストーブ塗装
本体を固定すると塗料がダマになってしまうので、左右に動かしながら軽く吹き付けていくのがポイント。屋外でやる場合は風があると塗料が周りに飛び散ってしまうので、作業スペース兼養生を兼ねる段ボールがあると便利です。

もし一部失敗してしまったら・・・

アルパカストーブ塗装 レタッチ
塗料が乾く前に触ってしまったり液だれが発生した場合でも、レタッチ(修正)は簡単に行なえます。

アルパカストーブ塗装 レタッチ
先ほどのらくがき消しスプレーを使って、修正したい部分を再び「脱脂」。

アルパカストーブ塗装 レタッチ
脱脂材を拭き取ると写真のように擦れてしまいますが、心配ありません。乾いたら下地を作るためにミッチャクロンをスプレーします。

アルパカストーブ塗装 レタッチ
下地材が乾いたらその部分に再度スプレー。ご覧のように、擦れ跡はまったく気にならなくなりました。

アルパカストーブ塗装
一度塗りが完成したら、しっかり乾燥させましょう。乾燥時間は天候にもよりますが、晴れた日なら20分もあれば十分だそう。

理想は二度塗りです。塗れば塗るほど被膜が強くなりますし、元の色が透けて見えなくなるんです。

Step7:組み立て

アルパカストーブ 組み立て
塗装が完全に乾いたのを確認したら、最後は「組み立て」。このとき灯油が塗装面に付着すると塗料が剥がれてしまう可能性があるので、気になる方は養生するのがオススメです。

分解から塗装までの7ステップを教えていただきましたが、次は「ストーブ以外のギアも同じ要領でできるのか?」「NG素材はある?」など、塗装にチャレンジする前に知っておくべき知識についてもチェックしておきましょう。

【TIPS①】スチール製のギアなら、塗装のやり方は基本同じ

スチール製ギアの塗装
手始めとしてアルパカストーブを例に塗装の手順を追ってみましたが、スチール素材であれば基本的な流れは一緒。ストーブは分解と組み立ての工程が必要になりますが、携行缶やストレージボックスのような箱型であれば、作業は1時間もあれば十分に終わるでしょう。

【TIPS②】高熱部分や異素材パーツは塗装NG

アルパカストーブ カバー
アルパカストーブのカバー部分はスチール素材ではないため、塗装はできません。ワイヤー部はメッキ、天板はホーローなので塗装するには専門的な知識や技術が必要になります。さらにもう一点注意事項があるのだとか。

スチール素材といっても、高熱になるパーツの塗装もNGです。たとえばランタンのボトル部分はOKでもシェード部分はNG。熱を帯びる部分への塗装は耐熱塗料が必要になるので、塗装の際は塗っても大丈夫な部分かをしっかり確認しておく必要があります。

【FINISH】約2時間で完成!サンドベージュに染めてみました

アルパカストーブと灯油携行缶をサンドベージュに塗装
最後はミヤさんのブランド「38explore」のステッカーチューンをして完成! セット販売していてもおかしくない素敵な見た目に仕上がりました。それでいて総費用は3,500円と、初回にしてセルフカスタムのメリットを大いに実感。

スチール製ギアの塗装は予想以上に簡単なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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まつい ただゆき

まつい ただゆき

フリーランスのエディター/ライター。8歳からキャンプをはじめ、現在は二人の子どもを連れてのファミリーキャンプに勤しむ日々。「外でも家のようにくつろぐ」をテーマに、快適でお洒落なキャンプスタイルを探求中

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