使い方① 架台(かだい)として
スタンドは出さない状態で、フレーム上に設置しました。調理時の架台として使ってみます。
シンデレラフィットとはこのことでしょう。素晴らしくちょうどいいサイズです。
ピコグリル398には専用のスピットが用意されていて、これでクッカーやスキレットを使って焚き火調理ができるのですが、網の方が便利な場合もあるんですよね。
こんなふうに何かをホイル焼きしたり、底面積が狭いクッカーを使う場合は、網の方が安心です。スピットにホイル食材を乗せるのは不安がありますし、スピットは幅が6cmあるので、シェラカップなどを乗せると、何かの拍子にガコッと外れてしまわないかハラハラしますから。
ホイルの中身はトーストサンドでした。コンビーフサンドがサクサクに焼き上がりましたね。というわけで、調理時の架台としての使用方法はひとまず成功!
スキレットは厳しいかも
次にスキレットを使ってみましょう。スピットと何ら変わらない使い方ですが、対応できるのかどうか……。
うーん、スキレットの重さで歪んでしまいました。あくまでも「軽いクッカーを使う」「ホイル焼きをする」といった使い方に制限されるようです。
しかし前述したように、底の面積の小さいクッカーを使う場合はかなり有効かと。
使い方② 炭火調理に
スタンドを出した状態で、火床に直接配置。炭火料理に適した高さの、焼き網が誕生しました。
炭火を起こして焼き鳥を。スタンドと火床の接している部分が、4つの点なので不安もありましたが、何ら問題なく炭火焼きを楽しむことができました。炭の補充は、網ごと持ち上げて一旦外せばOKなので、使い勝手も上々かと。この使い方は優秀です!
使い方③ 火床底面の熱を利用
最後はスタンドを出した状態で、火床の下に潜り込ませるというパターン。火床と網の間にはトースト1~2枚分ほどの隙間があります。
ピザを焼けるという評判があったので、実際に試してみました。レンチンピザなので、チーズが溶ければOKです。
結果がこちら。灰よけにホイルをかぶせ、焚き火を続けながら40分ほど放置してみましたが、どうもうまく焼けませんでした。チーズが溶けずにデフォルトの状態です。しかし上手くできている人もいるようなので、熾火がたっぷり溜まった状態で行うなど、何かコツが必要なのでしょう。
他のダイソー商品も試してみた
他にもピコグリル398で使えそうなものがないか、ダイソーで探してみました。いくつか購入してきたので、試してみます。
「ステンレストレー」をフライパン利用
サイズ的にフレームにぴったり収まりそうな「ステンレストレー」。こちらをフライパンとして使ってみましょう。
「くっつかないホイル」を装着してフレーム上に設置しました。狙い通り見事に収まりましたね。
さっと焼いてみました。鉄板やスキレットのように蓄熱はしないトレーですが、特に不便は感じませんでした。
スピット+スキレットの方が絵になるし、熱の伝導がいいに決まっていますが、この「ステンレストレー」はピコグリル398の専用ケースに一緒に入れることができ、荷物のコンパクト化に貢献します。
「バーベキュー網」でオーバーサイズを逆手に取る
バーベキューシーズンに突入すると充実してくるのがダイソーのアウトドア商品売り場ですが、年中売られている網がこちらの「バーベキュー網」。
50×30cmとピコグリル398には明らかにオーバーサイズ……。今回は思いついた“狙い”があるので、大きすぎるのを承知の上で購入してみました。