ソロやミリタリースタイルにおすすめのクッカーを発見!
設営が終わって、食事の時間。インスタントなどで手軽に済ませるにしても、温めたり焼いたり簡単な調理ができる器具は必要になりますよね。そんなときに便利なクッカーを発見!
フライパンと食器がひとつになった「メスキットパン」
元々は野戦用の食器としてアメリカ軍で使われていたアイテムですが、当時生産に使われていた型が見つかったため一般向けに復刻リリースされました。これがかなりのスグレモノで、フライパンとプレートがセットになっているんです。
ソロやミリタリー系のテイストにも合いそうな無骨な見た目もイチオシポイント。今回はそんな、男前系アイテムが好きなキャンパーに刺さること間違いなしのメスキットパンを紹介します!
まずは、メスキットパンのスペックをチェック
筆者が注目したのは「ツノカワファーム」のメスキットパン。ハンドルがオリーブでアルミ製のスクエア型と、ブラックでステンレス製のラウンド型の2種類です。形のほか違いとしては、ステンレスの方が熱に強く強度が高いのですが、アルミはよりミリタリー感があってヴィンテージっぽい風合いが魅力。
迷いましたがどちらも捨てがたかったので両方入手し、さっそくキャンプで使ってみました!
メスキットパンをキャンプで使ってみた
ベーコンエッグを焼いてみた
せっかくのミリタリーテイストなクッカーなので、雰囲気に合わせて焚き火で調理。まずはシンプルにベーコンエッグを焼いてみたところ、強い火力でも普通のフライパンと遜色なく出来上がりました。
カレー+サラダ+おかずのボリュームメニュー
小分けになったフタを使えば、色々なおかずも載せられます。シェラカップなど他の食器は不要で、洗い物も荷物も減ってラクチン! プレートももちろん火にかけられるので、冷めてしまった食事を再加熱するにもとても便利でした。
調理器具兼食器ということでキャンプに好都合のメスキットパンですが、より効率的な自分流の使い方を考えてみたのでご紹介します。
メスキットパン、こんな使い方が便利そう
実際に使ってみてちょっと気になったのが、メスキットパンの内側がデッドスペースになっているところ。ここに何も入れないのはもったいない!
ということでケースとしても使ってみると、フライパンの中に調味料やインスタント食品などけっこう色々なものが入りました。
キャンプでその日に食べるものを中に入れておき、それをそのまま調理して食べる、というのがスペース的にも有効活用できそうです。密閉容器ではないため、水気があるものは漏れてしまうのでご注意を。
地味に役立ったのが、湯煎する時にフタを乗せてロックしてしまえば中身が浮いてしまうのを防げるところ。しっかり温まって、お米がふっくらしていました。
ところでこういったハンドル付きクッカーと言えば、定番のメスティンを思い浮かべる方も多いのでは? 筆者手持ちのもので、サイズ感などを比べてみました。
メスティンと比べてみると…?
ミニマルスタイルキャンパーの定番クッカー・メスティンと比べると、ハンドルの長さに違いがありました。メスキットパンの方が長いことが一目瞭然でわかりますね。
焚き火場合はバーナーで調理するときより手元が熱くなるので、この長いハンドルは安心です。
ただし、それでもハンドルは熱くなるのでグローブは着用しましょう。
トランギア メスティン
ちなみに価格は?
気になる価格は、3,000円台。クッカーと食器を兼ねたアイテムとしては比較的お手頃と言えるのではないでしょうか。巾着タイプのお洒落な収納ポーチが付属しているので、キャンプ好きな方への気軽なギフトにも良さそうです。
各メーカーから出ているメスキットパンまとめ
ツノカワファーム メスキットパンスクエアアルミ
ツノカワファーム メスキットパン ラウンドスチール
アマブロ メスキットパン ラウンド
ロスコ GIタイプ ステンレスメスキット
アルミメスキット
食器要らずの便利なクッカーでラクチンキャンプ飯
クッカーセットは大鍋・小鍋・フライパンなど色々あって便利ですが、簡単な料理だとほとんど使わないことも……。ソロの時など簡単な料理しかしない予定の時は、メスキットパンのような手軽なクッカーの方が効率的ですね。
メスキットパンを活用して、気楽なミニマルキャンプを楽しみましょう!