1. 然別湖に注ぐヤンベツ川で川遊び!
石川さんに案内されて向かったヤンベツ川で、リバーウォッチングに挑戦。然別湖に注ぐこの川には、ニジマスやサクラマス、然別湖にしかいない固有種のミヤベイワナなどがいるそうです。「川水が多くて流れが速いので見つけにくいかも」とのことでしたが、箱メガネで魚影を見ることが出来ました。
次はリバーフィッシングで魚を釣ってみたい! と思って親子でチャレンジするものの、野生の魚は警戒心が強く、渓流釣りのビギナーの竿には目もくれないという感じ。それでも、大自然の中で釣りをしているというだけで満足なのです。
2. 国設然別湖北岸野営場でキャンプ
然別湖に隣接し、周囲を原生林に囲まれた「国設然別湖北岸野営場」がキャンプ地。恵まれた自然環境は、道内のキャンプ場でもトップクラスです。湖畔との間は樹木が茂っていますが、木の枝越しに湖の姿も楽しめます。さあ、親子で力を合わせてテントの設営です。
お楽しみの料理の前にまずは火起こし。初めて見るダッチオーブンに目を輝かす息子。ざっくりと切った鶏肉と野菜を鍋の中に敷き詰めて、白ワインと塩を振って、下ごしらえは完璧です。
火にかけて、蓋の上にも炭火を置いて、上下からじっくり火を通します。頃合いを見計らって蓋をとると、一気に美味しそうな香りが! 熱々の料理をほおばると、思わず笑みがこぼれてきます。
3. 静寂と漆黒の夜を贅沢に楽しむ
やがて日が沈み、あたりが真っ暗になった頃、石川さんがナイトウォッチングに連れて行ってくれました。晴れていれば満点の星空が広がるそうですが、この日はあいにくの曇り。しかし、逆に都会では味わえない漆黒の闇を体感することができました。
テントに戻った後は、料理の残り火を使っての焚き火タイム。静寂の中で、薪のはぜる音が響きます。ゆらめく炎を見ながら、久しぶりにゆっくりと親子の会話を楽しみました。焚き火で焼いたマシュマロのやさしい甘さも忘れられません。
然別湖ネイチャーセンター 施設情報
住所:北海道河東郡鹿追町北瓜幕無番地
TEL:0156-69-8181
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美しい森に囲まれた南富良野町を拠点に活動している「リトル・トリー」では、開業以来「キャンプツアー」を開催しています。空知川沿いのキャンプ地や湖にベーステントを張り、ラフティングやカヌー、キャンプ料理を楽しむ2日間〜3日間の冒険プログラムです。
キャンプ道具はすべてリトル・トリーで用意し、食事をとるだけの専用のテントを張り、そこで豪華なキャンプ料理を振る舞うというスタイル。10年以上前から行っているこのキャンプスタイルは、グランピングの先駆けかもしれません。