この見た目、衝撃!超薄型&軽量焚き火台「ファイヤーセーフ」を使ってみた

2020/02/21 更新

キャンプには必ず欠かせない、重要アイテム・焚き火台。2019年12月に日本へ上陸したばかりのカナダ発ガレージブランド「ウルフ&グリズリー」から、驚くほどコンパクトになる焚き火台がお目見え!上陸したばかりのこのブランド、ギア好きは要注目ですよ!


アイキャッチ・記事中画像撮影:筆者

キャンプスタイルを変える!?超薄型の“アレ”が日本初上陸

クラッチバッグを持った女性 一見、クラッチバッグのように見えるこの黒いアイテム。じつは、とあるアウトドア道具なんです。その正体とは……

ファイヤーセーフの焚き火台 じゃーん! なんだか分かります? これ、焚き火台なんです!

この余分のないシンプルな構造の焚き火台を生み出したのは、カナダ発のガレージブランド「ウルフ&グリズリー」。2019年12月に日本へ上陸したばかりの新進気鋭の焚き火&グリルブランドです。

そこで、薄型でコンパクトなデザインをはじめ、製品の特長や、扱う上で知っておきたい点、ブランドの誕生背景にも注目。一緒に使えるグリルもあわせて、使い勝手のよさはどうなのか実際に検証していきます。

その名は、「ファイヤーセーフ」

ファイヤーセーフ収納時 では早速、“黒い収納ケース”の中身を確認していきます。モデル名は、「ファイヤーセーフ」です。

ファスナーを開けると、2枚のプレートのようなものがポケットにきっちりと収まっています。このほか、取扱説明書と、クリーニング用のマイクロファイバークロスも入っていました。

でもスリム&コンパクトなのはいいけれど、組み立て方法はどうなんでしょう?

組み立て手順は、イージーな3アクション

見ての通り、焚き火台となるのは2つのパーツのみ。組み立ての手順をご紹介します。

【①土台となるフレームを開く】

まずは、土台となるフレームを開きます。

【②蛇腹式のプレートを広げる】

次に、蛇腹式のプレート(火床)をビラビラっとオープン。両サイドには取っ手が付いているので、広げやすくなっています。

【③土台にプレートを乗せる】
最後に、広げたプレートを土台に乗せていきます。このとき、土台の窪みにはまるように、プレートの丸い突起部をはめこんでいきます。

両サイドの取っ手も、窪みに引っ掛けるような形で固定します。

組み立てはたったの3アクション。あっという間に完成です。

まずは説明書を見ないでやってみようと思いトライしましたが、すんなりと組み立てできました。直感的に組み立てられるというのは最大のグッドポイント

ちなみに、重さは910g。焚き火台としては最軽量クラスです。

さりげないロゴの刻印もカッコイイ!

使い勝手はどうなの?実際に火をおこしてみた

では、肝心の使い勝手はどうでしょう? 実際にファイヤーセーフを使ってみて、「ここがイイ」と思った点と、「ここは知っておいたほうがいいかも」という気が付いた点を6つにまとめてみました。

①冷えやすい足元を温められる

ファイヤーセーフは高さの低い構造なので、火をおこすと、くるぶしからすね辺りに暖を感じることができます。

冷えやすい足元を効率的に温めることができるので、寒い季節の焚き火や、冷え性の人にはかなり嬉しいポイントではないでしょうか。足の高い焚き火台だと作業はラクですが、足元が寒いなって感じることがあるんですよね……。

ただしロースタイルがゆえ、火をいじるときは前かがみの姿勢になるので、ローチェアもしくは、地ベタに座っての作業が相性◎だと思いました。

②灰が捨てやすい

火床となるプレートが蛇腹式になっているため、携行性を実現するだけでなく、灰が捨てやすいメリットも。まさに機能美ってやつです。

③とにかく身軽!

「ファイヤーセーフ」と別売りの「グリルM1」を合わせても、このコンパクトさ&身軽さ。はたから見たら、まさか焚き火台を持っているなんて思えないですよね。

A4サイズのトートバッグにもすっぽり。「枝拾って今日は焚き火だけしたいな」なんていうとき、この身軽さは本当に魅力的です。

焚き火OKのキャンプインフェスでも重宝しそう。フットワークを軽くしてくれる存在です。

④ガチャガチャ音がしにくい

それと、個人的に高ポイントだったのが、収納ケースの構造です。収納ケースはいたってシンプルな袋状のことが多いので、どうしても収納したあとにパーツ同士が擦れ合ってガチャガチャしてしまいます。

しかしファイヤーセーフの収納ケースは内ポケットにきちんとパーツが収まるので、持ち運ぶときも極めて静か。その上キズもつかないので、さらに◎。

ロゴの上には、ファイヤースターターやライターを入れられる小さなポケットもあります。細かいところですが、こういった配慮も嬉しいものですね。

⑤薪は細くしてからくべるべし

土台のサイズは、W28.6×H27.8×D5cm。コンパクトで薄型な構造ゆえ、やはり太い薪は使いにくいです。

炭や細木を用意するか、太い薪は斧で割ってからくべましょう。

⑥永く愛用するため、お手入れを忘れずに

素材は錆びにくいステンレス鋼ですが、極端な温度下や長時間湿気にさらされると錆びてしまうことも。

錆びても使用を妨げるものではないそうですが、使用後は付属のクロスで拭くなどしてお手入れしましょう。歪みを避けるため、水かけ消化も厳禁ですよ。

グリル台もかなり便利だった!

ちなみに、ファイヤーセーフとグリルがセットになった「グリルM1 エディション with ファイヤーセット」(別売)もあり、グリルは4通りの使い方ができちゃうという、こちらもスグレモノ。

まずはハイスタイル。少し火を大きくしたいときに便利な高さ。

そしてロースタイル。この高さは熾火(おきび)や炭火のときに重宝しますね。

脚を畳み切るとフラットになり、単なる網としても機能。さらに、石などでかまどを作った上に乗せると、風に左右されずに焚き火を楽しめます。

そして、脚を外してファイヤーセーフに乗せれば、炭でのBBQも可能に。状況に応じて4通りのアレンジができるのはスゴイ!

ちなみに収納するとこのような感じ。折り畳み傘のようにとってもスリムです。重さは約1.25kg。ファイヤーセーフと合わせても約2kgという軽さです。

収納袋のなかには、網を掃除する専用のクリーニングツールと、ファイヤースターターも付属。とにかく、かゆいところに手が届くグリル台なのです……!

 コンセプトは、“裏山から荒野まで”

ウルフ&グリズリーが立ちあがったのは、2017年、カナダ・オンタリオ州でのこと。元々エンジニアだったジョージ・リスカラ氏が、従来の焚き火台やグリルに十分満足できず、「自宅や友人宅の裏庭でもアウトドアフィールドでも簡単に持ち運べて、スマートな見栄えのギアを作りたい」との想いでスタート。

モノづくりへの熱意は生半可なものではなく、エンジニアの職も捨て、開発とデザインに長い時間をかけて「ファイヤーセーフ」と「グリルM1」を完成させたといいます。

“裏庭から荒野まで”というブランドのテーマにあるように、どこでも気軽に使えるよう、収納性、携帯性、デザイン性をとことん追及した結果が、まさに「ウルフ&グリズリー」の中核なんですね。

楽しい焚き火をもっと身軽にしてくれる存在

どこでも身軽に焚き火を楽しみたい人、ソロキャンプがメインの人、荷物をコンパクトにしたい人、キャンプインフェスによく行く人、機能美アイテムが好きなキャンパーさんは、「ウルフ&グリズリー」を絶対に見逃せませんよ。

ウルフ&グリズリー Webサイトはこちら

問合せ先:エイアンドエフ 03-3209-7575

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山畑 理絵

春夏秋冬、日本の美しいフィールドを求めてフラフラしているアウトドアライター。元・キャンプ用品店勤務。自分にとって心地のいい暮らしを模索しつつ、ハーフビルドした小さなログハウスで日々活動しています。

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