火入れ開始直後から薪の燃えやすを実感しました。側面は通気用の隙間がかなりあるので、一度火がつけば順調に燃えてくれます。
薪を足していくと、あっという間に十分な火力に。
ロストルを外せば火口はかなり広いので、大きめの薪も楽に投入できます。また3段構造で高さがあるため薪が縦向きになり、より燃えやすく、熱が上方まで伝わります。立っている状態でもかなり暖かく感じました。
ロストルで料理がしやすい
ロストルのおかげでスキレットや、鍋料理が楽に行えました。ロストルをもう一つ用意すれば、かなり大きめの道具も使えますね。
こんな使い方もできる!
オプションパーツも実際に使い、使用感をチェックしました!
オプションテーブル
タワーオブボンファイヤー専用のサイドテーブルです。たたんだ状態はけっこうコンパクトで、重さは約0.9kgと比較的軽めです。
ストッパーはなく、引っ張ればそのまま開きます。
ロストルと同じように火口に装着すれば、便利なサイドテーブルになります。薪や火ばさみなどを置くのにちょうどいいですね。
タワーブリッジ
コチラは、ロストルをさらに横長にしたような穴あき鉄板です。
本体同士を並べ、火口に繋げてテーブルとして使用できます。ただ、角度を合わせるために重い本体の向きを調整するのが少し手間でした。
3台連結させることで、大型のヘキサテーブルのように活用できます。3つのタワーオブボンファイヤーが燃えている画は、かなり迫力がありますね。
焚き火越しに浮かぶオシャレなブランドロゴは、まさに“映え”! 鉄の隙間から見える炎の表情が楽しく、眺めていると思わず写真を撮りたくなる焚き火台です。
気になった点は……
通気性がいい分、隙間から灰が少し落ちてしまう
底付近まで通気性をよくするための隙間があるので、時折強風が吹くと少し灰が落ちてしまいました。風がない日であれば問題ないのですが、難燃シートを下に敷いておくと安心ですね。
長めの火ばさみを用意しておくと便利
先ほども触れましたが、深さが多少あるため50cmほどの長めの火ばさみがあると底にある炭も拾えて便利です。
炭や灰を捨てるときは火ばさみや箒で
大型かつ素材が鉄のため、灰を捨てるときに持ち上げるのはどうしても苦労してしまいます。なので、上部の部分を取り外し、火ばさみや箒を使って通気用の隙間から捨てるとラクにできました。
収納する際は、蓄熱がなくなるまで十分冷ましてからにしましょう。
寒い冬のキャンプでも心強い焚き火台
冷え込みが厳しい冬のキャンプでも、タワーオブボンファイヤーを使えば深さを活かし、ガンガン薪を燃やして暖を取れます。さながらミニキャンプファイヤーのよう。
またオプションアイテムによって連結させてテーブルとしても使えるので、グループキャンプではさらに活躍してくれるでしょう。キャンプ仲間と同じ焚き火台を持ち寄って、連結させるという新しい楽しみ方を提案してくれるギアです。
執筆:髙橋敦