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「余り物」を「絶品」にして食べ尽くす!残り汁まで完食レシピ6種と、注意点3つ(3ページ目)

①おでん→ダシが効いたカレーリメイク

おでんの残り

リメイクしづらいイメージがあるおでんも、じつはダシが効いた美味しい和風カレーになるんです。

カレールーと豚肉

追加食材は豚肉と固形カレールーです。

おでんの残りにカレールーと豚肉を入れる様子[作り方]
1.鍋を再加熱したら豚肉を入れ、フタをして火を通します。
2.いったん火を止めたらルーを入れて溶かし、再び加熱してとろみが出れば完成。

ダシが効いたカレーが完成

最初はカレーの味がして、あとからおでんの風味が味わえて美味しい! 卵や大根、そしてこんにゃくもカレー味とよく合いますね。

②すき焼き→鍋焼きうどんリメイク

すき焼きの残り

すき焼きの甘じょっぱい味付けは、うどんの麺と相性抜群でしょう! というわけでチャレンジ。

生うどん

追加食材はうどんの生麵です。お好みでネギや卵を入れてもOK。

すき焼きの残りに生うどんを入れている様子[作り方]
1.鍋を再加熱したらうどんを入れて、汁と和えるようにほぐします。
2.お好みで卵を入れる場合は、フタをして火を通し、最後にネギをちらして完成。

鍋焼きうどんが完成

すき焼きのタレが染みた肉や野菜は、うどんとの相性が最高にいい! 卵を入れると黄身がからんで、マイルドな味わいになりますよ。

③ミルフィーユ鍋→あんかけ焼きそばリメイク

ミルフィーユ鍋の残り

和風ダシが効いているミルフィーユ鍋にとろみをつけて、あんかけ焼きそば風にリメイクします。

焼きそばの麺と片栗粉

追加食材は、焼きそば麺と片栗粉です。

ミルフィーユ鍋に焼きそばの麺と、片栗粉を入れる様子[作り方]
1.鍋を再加熱したら焼きそば麺を入れて、ほぐしていきます。
2.片栗粉を入れてとろみがついてきたら完成。

あんかけ焼きそばの完成

白菜と豚肉の旨みがあんに溶けて、焼きそばと絡めると箸が止まらなくなりました! お好みで、塩・コショウをかけてアクセントを加えるのもいいですね。

リメイクをするときの注意ポイント3つ

「次の日の朝に食べるリメイクレシピ」の際は、食材が傷まないようにするなど注意事項がいくつかあります。思わぬ事態にならないよう、しっかりとチェックしましょう。

その1. 動物対策でしっかり密封、保管

密封、保管の説明

食べ残したあとの料理を放置していると、ニオイに誘われて野生の動物が近づいてくる怖れがあります。危険なのでジッパー付きビニール袋などの密封容器にしっかり保存しましょう。

クーラーボックスによる保管方法の説明

なおかつ、クーラーボックスに入れてクルマの中に保管を。もしくはコテージなど宿泊施設に泊まっている場合は、建物の中に置くと万全です。

テントの前室に置いておくと、動物が隙間から侵入してしまう可能性があるため要注意です。

その2. 気温が高いときは「冷蔵」と「再加熱」を徹底

「冷蔵」と「再加熱」の徹底を説明

気温が高い場合、料理がすぐに傷んで食中毒を起こす危険があります。クーラーボックスに入れるなどして冷蔵をしましょう。

殺菌方法の説明

出典:PIXTA

また、殺菌のために65度以上で約5分間の再加熱をして、食中毒対策も徹底を!

その3. 鋳鉄製のダッチオーブンで放置はNG

ダッチオーブンで放置はNGの説明

鋳鉄製のダッチオーブンに汁物を入れて放置しておくと、錆が発生して食材が鉄臭くなってしまいます。食事のあと、残りの食材や汁は速やかに必ず別の容器に移しましょう。

※ステンレス製のダッチオーブンであれば錆びないため、問題ありません。

残り汁でさらに美味しい料理を!

美味しそうなリメイク料理

今まで捨ててしまっていた残り汁も、ほかの食材と組み合わせて料理すれば美味しそうな一品に早変わり!

また、味付けや加熱が一度済んでいるので、調理時間や手間も少なく簡単にできるのがまさにキャンプ向き。ぜひこの冬、〆やリメイクレシピに挑戦してみてください!

執筆:髙橋敦

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