CAMP HACK[キャンプハック]


【キャンプ賢者座談会】2020年に流行る「ギア」「ブランド」「スタイル」をズバッと予測!

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2020年、キャンパーが注目すべきブランドは?

ガレージブランドはタッグを組み、より個性を増す時代へ

奥野順平さん──コアなキャンパーたちから人気のガレージブランドですが、その流れは今年も続きそうでしょうか?

平:たとえば「アシモクラフツ」×「38Explore」のコラボモデルは昨年末に登場して話題となりましたが、今年はガレージブランド同士のダブル・トリプルネームがさらに勢いを増していく気がしています。アウトドアショップ「Orange」が「ogawa」に別注したアポロンTCのように、ショップ別注でオリジナル商品を作ったりといった流れも増えそうですね。

奥野:僕ががやりたいのも、まさにそういうモノ作り。自分ひとりの力だと出せない商品ってあるんですが、コラボすることで今後生まれるものがありそうですね。

蚊取り線香ケース
出典:Instagram by @akatonbo516
和歌山の「ブラント」というショップから企画をもらって作った、この蚊取り線香ケースもそう。ある意味ぶっとんだ個性的な商品だけど、大手だとなかなかできない試みですよね。

小林:うちでも、個人の手作りのプロダクトには力をいれています。そのひとつである富山の「ENTOHO(エントホ)」のタープポールは人気があって、入荷してもすぐに売れちゃいます。

本物の枝を加工したポール
出典:ENTOHO
平:本物の枝を加工してポールにしてるんですね、いいですね! オリジナリティがあるブランドは、やっぱり魅力的です。

小林:ネックは需要と供給のバランスなんですが、どうしても手間がかかっちゃうモノってやっぱりモノとしても良いし、惹かれます。

奥野:数が作れないだけに、いろんな店に置いてもらうことも難しいですよね。一方で、どこでも買えるようなギアだとブランド価値を保てなくなるから、そのバランスが難しいのですが。

小林:とにかく、他のブランドにはない魅力があって特化している方が良いし、その細分化はますます激しくなってくると思います。

専業メーカーがキャンプ業界に参入

──大手メーカーの動向で気になるところはありますか?

小林宏明さん
小林:今年の注目ブランドとして挙げたいのが、カッターメーカーの老舗「オルファ」ですね。今度キャンプやブッシュクラフトに特化した新ブランド「オルファ ワークス」が立ち上がるんです。

オルファ ワークスのナイフ
出典:OLFA WORKS
平:おお! これは面白いですね。見た目もアウトドアテイストのデザインでお洒落。売れそうですね。

小林:2月末に一斉発売になるんですが、ノコギリが2000円・ナイフが1300円~1400円ととにかく安いんです。しかもどれもが替刃式(笑)。

オルファ ワークスののこぎり
出典:OLFA WORKS
奥野:やばい、めちゃめちゃ売れそう。こういう得意ジャンルをアウトドアに転化したブランドは、今後もどんどん出てきそうですね。

小林:そうですね。実際、その手の問い合わせは多いですよ。老舗手袋メーカーが作ったアウトドアグローブとか、昔から一貫してモノ作りをしていた会社が、自社の技術をキャンプ向けにアレンジしたものが増えています。生産体制がしっかりしているので、ガレージブランドにとっては驚異となるのではないでしょうか?

平:北海道の「トリパスプロダクツ」の焚き火台は突き抜けて良いですよね。薪を置いた姿がとにかくカッコいい!

トリパスプロダクツの焚き火台 小林:金属加工会社がはじめたブランドで、品質は折り紙付き。うちでも取り扱っていますが、ブランディングにかなりこだわりを感じるメーカーですね。こういうブランドが増えてくると、もっとおもしろくなりますよね。

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