ベーシックな1枚板スタイル
フレームの幅に合わせた1枚の天板を用意した基本のテーブル。60×60cm以内の天板であれば、フレームを付けたまま専用収納バッグにしまって持ち運びが可能です。
天板2枚で張り出しスタイル
2枚の天板の端だけを固定して真ん中に空間をつくり、そこに焚き火台などを置けます。張り出した天板部分は、板の素材や厚さによって耐荷重性は変わるので、負荷を考慮して使用しましょう。
耐熱天板でそのまま料理が楽しめるスタイル
天板に耐熱性のあるものを使えば、焚き火などの火元を気にせずにタフに使用できます。
先ほどの張り出しスタイルで真ん中に焚き火台やBBQグリルを置けば、調理と食事をひとつのテーブルでできちゃいます。
コンロ埋め込みスタイル
天板の長さをコンロの形に合わせて加工し、コンロのフチが引っかかるようにすればコンロ一体型のテーブルにできます。1〜2人で利用するときに便利ですね。
L字天板で変形可能なスタイル
一見ただの長方形の天板に見えますが、じつはL字の天板を2枚組み合わせているんです。短い辺と長い辺を2:3の割合で加工することで、さまざまな形のテーブルに変形が可能になります。
たとえば、真ん中に穴が空くように正方形にくっつければ、囲炉裏のようなスタイルにできます。より広くテーブルが使えるので、グループキャンプで囲うように使うと便利!
L字の短い辺同士をくっつけて固定すれば、横長のユニークなスタイルに。ただし、飛び出ている天板部分は耐荷重性が低いため、軽いものを置くようにしましょう。
枝を使ったブッシュクラフトスタイルに挑戦!
直径が2cm以下のまっすぐな枝を切り揃え、ブッシュクラフト的なテーブルに挑戦してみました。
片側をフレームに入れます。真ん中のほうに太めの枝を、端に細めの枝を置くようにして、フレームが固定しやすいようにします。
もう片方のフレームをつけて完了。一応固定はできたのですが、多少のガタつきは出てしまいました。ですが、ものを置くことは十分可能! 太さを合わせるのが大変なので、枝の挟む部分をナイフで削り調整すれば、より均等に枝を固定できそうです。
まだまだ使い方はあなた次第!
キャンプテーブルも、さまざまなモデルが登場していますが、このエニブルはフレームだけという革新的なアイデアでしたね。今回紹介した以外にもまだまだ使い方は無限大なので、読んでいて「こういう使い方もできそう!」と思った方は、ぜひあなたの手で新たなオリジナルテーブルを組み立ててみてください!
執筆:髙橋敦
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