両手に収まるコンパクト感
まずは、大きさから。釜自体は直径21㎝(つば外径26㎝)、高さ9.5㎝、重さ3.1kgとキャンプで使いやすいサイズ感。ソロでもグルキャンでも対応できる、3合炊きというスペックです。
ユニフレームの10インチダッチオーブンよりも少し小さいくらいなので、キャンプでも十分に通用するサイズですね。
素材は、鋳鉄(南部鉄器)を使っています。ふたの部分は、木曽サワラという木材で香りが移りにくい無垢な素材。素材についての詳細はあとでお伝えするとして、写真にご注目ください。
「ごはん釜」がスノーピークのヤエンストーブと見事にシンデレラフィットしたのです! まったく違和感なく、アウトドア専用品のような雰囲気を放っていますね。これは早速嬉しい発見でした。
スタイリッシュで理想的なフォルム
スタイリッシュでかわいい見た目とは裏腹に、実はこの形状、お米キャンパーの筆者から見ても感心するほど計算されたフォルム。
普通の羽釜よりも浅い形状にすることで、非常に熱効率がよく均一に温めることができるんです。
また、ふたに使われているサワラの木材は前述のとおり、香りが移りにくい素材のため白米炊飯に最適。それだけではなく、裏には溝があるおかげで気密性も抜群。
後ほど炊飯の様子をお届けしますが、この構造のおかげで、外気温が低い条件化でも安定した炊飯ができました(取材時 外気温2℃)。
高級ダッチオーブンと同じ南部鉄器製
鋳鉄(ちゅうてつ)は蓄熱性が高く、アルミやチタンと比較して屋外での炊飯を簡単に、そして美味しく仕上げてくれます。さらに魅力的な特徴は、特有の錆止め技術が施された内釜!
塗装の剥がれも無く、錆止めの油も少量でいいので手入れも楽ですし、何より白米が美味しい!
気になるお値段は?
さて、ここまで「ごはん釜」の魅力をたっぷりにお伝えさせて頂きましたが、気になるお値段は……25,000円(税抜き)!
決して安くない金額ですが、キャンプだけでなく日常でも使えるため、個人的には安いと考えます。
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実際に「ごはん釜」を使ってみた
続いて、実際に使ってみた様子をお伝えします。収納はシェルフコンテナ50にぴったり。この状態でクルマに放り込んでいます。