スタイリスト直伝!オシャレに見せる5つのテクニック
どうすればオシャレをゲットできるのか。ファッション誌やウェブメディア、カタログなど、幅広い分野で活躍するスタイリスト深澤勇太さんに依頼し、ファッションビギナーでも簡単に取り入れられるオシャレの極意を教えてもらいました。
①【重ね着】レイヤードの着丈は、3センチのちら出しが理想!
今の季節コートを羽織ると、どこか野暮ったく感じることはありませんか?
コートにニットを合わせたシンプルなスタイリングには、レイヤード術を用いてこなれた印象を与えるのが吉。
特にこのようなフォーマルな丈感が特徴の大人なアイテムにレイヤードは効果的で、インナーの裾から3cmほど出すだけでほどよくカジュアルダウンさせることができます。
レイヤードのあり・なしの比較の画像がコチラ! レイヤードさせた左写真の方が、そうでない右に比べて適度な抜け感を感じることができますよね。
ここでのポイントは、インナーのチラ出し幅を3cm以内に収めることが重要なのだとか。
出しすぎるとだらしなく、やんちゃな印象にもなりなりがち。逆に短すぎると抜け感の効果がうまく引き出せません。
②【配色ルール】コーデに使っていい色は、3色まで!
スタイリングする際、使用するアイテムの色を3つ以内に抑えるというのもファッションでは非常に大事なこと。
最低限の色味でコーデをまとめることで、着こなしに統一感を生まれスマートな印象を演出できます。今回はカーキ×グレー×ブラックの3色をチョイスしましたが、大人っぽく着こなしたい方は、ホワイト×ブラック×ネイビーの上品な配色バランスがオススメ。
ちなみに、3色以上を使ったスタイリングはこんな感じ。これはこれでコーデとして成立はしていますが、少しガチャガチャした印象に見えますよね。
派手色アイテムを多く使ったスタイリングは少し上級者向きなスタイリングといえます。もし、コーデに派手色アイテムを取り入れたい方は、1点使いがオススメです。その場合、他アイテムはシンプルな色味を選ぶと良いですよ。
③【素材感】コーデに立体感を生む異素材アイテムの同居
配色ルールを教わりましたが、それを踏まえワントーンでコーディネートを組む際にも意識すると良いポイントがコチラ!
同系色でもナイロン×フリースなどアウターとインナーで異なる素材のアイテムを着用することで、ファッション玄人顔負けのスタイリングを形成することもできます。アウター、インナーと異素材のアイテムを着用すれば、のっぺりしがちなワントーンコーデも立体的に。
首元のレイヤードを楽しめるのも秋冬ならでは!
このようにハイネックを着用することで、防寒性を高めながら大人っぽい雰囲気に仕上がります。レイヤード×異素材MIXで、一気にオシャレな雰囲気に。