間取りビフォーアフター
リノベーション前
リノベーション後
戸建ての5DKの作りから、開放感ある2LDKの間取りに一転! 1階にあった2つの和室は土間とウォークインクローゼットに姿を変え、もともとリビング・ダイニングだった場所には仕切り壁を作ることでゲストルームと寝室に。
3部屋あった2階の壁は、すべて取っ払うことで大きなリビング・ダイニング・キッチンに模様替え。
築22年の一戸建てをフルリノベーションにお邪魔します!
では、実際にご自宅の中へ。玄関を入り、見渡すとまず目に入ってきたのは……!
ギア収納+書斎に。スペースを大胆に活用した土間
趣味にあふれたコチラの土間。壁には一面、綺麗にギアがレイアウトされていました。
土間にギアを収納することで、とにかく積み下ろしが楽です。壁面に棚受けレールを使用しているため、棚の高さを変幻自在に変えることができます。
サイドには、三塚さんの書斎も。
もともと書斎にするつもりはなかったんですけど、最近子供が生まれ、義母が産後の手伝いで田舎から出てきてくれているので、義母の部屋を確保するために書斎を一時的に土間に移動しました。
一度使ってみると案外居心地がよくて、それからはここで作業することが多くなりましたね。
寒い季節はアルパカストーブで防寒対策。キャンプ道具に紛れ、棚に置かれたミニサイズの冷蔵庫は「テラスでビールが飲みたくて買っちゃいました(笑)」とのこと。
玄関に一歩踏み入れるだけで、三塚さんの人柄が伝わる素敵な土間スペースです。
3部屋を1部屋にリノベした広々リビング
次は階段を上り、2階にある三塚家の団欒スペース、リビングへ。視界を遮る壁を取っ払い、広々とした空間に仕上げたコチラのリビング。
温かみのあるパイン材を使用した床を始め、改築時に露わとなった梁や柱はアウトドアテイストな家の造りの一翼を担っています。
そんな家族団欒のスペースを明るく照らすのは、形の異なる数種類のライトたち。個性あふれるオシャレなデザインのライトは部屋の雰囲気を高める好材料になっていました。こんな楽しみ方ができるのもリノベーションならでは。「とにかく広くしてほしい」とお願いし、限界までスペースを確保してもらったリビングです。柱や梁は改築前のものを使っていて、そういうことができるのもリノベの楽しみのひとつですね。
リビングでは、購入したテントを試しに立てて遊んだりもします。
開放的なカウンターキッチン
カフェのような空間を演出したキッチンスペースは、一枚板の天板を用いたカウンターを採用。温かみのある空間に仕上げられています。
ステンレスのキッチンもこだわりの空間。広々としていて配膳や片付けもしやすいです。人が来たときもカウンターで話しながら作業できたりするので、すごく気に入ってますね!
無骨な雰囲気を感じさせる、コンクリートブロックのキッチンキャビネット。じつはこの外装、本物のコンクリートではなく、コンクリート調のタイルを使用しているんです。
2階にキッチンを作るということで、本物のコンクリートは重すぎて上に運べないということで……。そっくりな質感のタイルを採用しました。本物みたいでしょ?
屋根裏部屋をロフトに変身
2階は、リビングとキッチンのみというシンプルな間取りですが、まだまだ仕掛けが。リビングの一角から延びた階段は、秘密基地感あるロフトへ繋がっています。
もともと屋根裏収納だった場所をロフトへと改築。現在は、三塚さんの趣味である自転車やサーフボードなどを置くスペースとして活躍中です。
ゆくゆくは、子ども部屋にしようかなと思っています!
2階の団欒スペースを一通り拝見したところで、再び1階へ。