④タープを簡単に張ることもできる
荷台の幌にあるハトメを活用すれば、タープを連結することが可能。ポール無しの4箇所ほどのペグダウンで、10分程度でササッと設営可能。
荷物が多いときは、タープ下に荷物を下ろして荷台のスペースを確保できるんです。
⑤広々スペースで寝心地も良好
ハイゼットジャンボは運転席フロアの下に食い込むようにスペースがあり、荷台フロア長が約2m、幅が約1m40cmあります。
このくらいのスペースがあれば、ソロキャンプとしては広々過ごせますよね。荷台はゴムマットでフラットになっているので寝心地も良好です。
⑥小回りが効くので街乗りにも便利
大きなキャンピングカーに比べて小回りが効くので街乗りとしても併用できます。@gokigen69さんは通勤にも使っているそうです。
⑦掃除も楽チン
基本、荷台のゴムマットは引きっぱなしで、砂などが入ったら掃き掃除をすればOK。荷台は複雑な構造ではないので掃除も楽チンです。
⑧軽自動車なので維持費が安い
言わずもがなですが、軽自動車なので税金が安くなりその分維持費も下がります。現状(2019年12月現在)の法律だと5年で約10万円程度で、普通車の約半分。軽自動車のほうがお得に所有できますね。
軽トラキャンプの「気になる本当のトコロ」
カッコ良くて便利なのはわかりました。でも困ったことはないのでしょうか? 移動スピードや燃費、納車までのトータル金額など軽トラキャンプの“本当のトコロ”を伺いました。
現行スタイルまでの合計予算は約120万円
2019年夏にハイゼットトラックジャンボを中古で90万円で購入し、秋にbug-truckのカスタムを約30万で装備。こんなにカッコいいキャンプ仕様車が合計約120万円とは、なかなかリーズナブルですよね。
移動スピードはやや遅め
軽トラックですのでスピードは出ませんし、求めてもいません。どんどん抜いてくださいといった感じです(笑)。
と@gokigen69さん。ここは運転スタイルが限られそうです。
燃費はリッター10〜12㎞くらい
荷台をキャンプ仕様に改造して、キャンプギアを積んだ軽トラの燃費はリッター10〜12㎞くらい。車種によりますが軽自動車はリッター20㎞前後が多いので、やや燃費は悪いようです。その代わり荷物をふんだんに積載できます。
※走行距離や積載量、クルマの状態によって変動します
バックミラーはしっかり見えている
幌で覆われているのでバックミラーがちゃんと見えているのか気になっていましたが、後方の幌が透明になっているのでバッチリ見える状態に。また、バックカメラも搭載しているので積載量が増えても問題ありません。
運転席はリクライニングできて快適
多くの軽トラはリクライニングができませんが、ハイゼットトラックジャンボは可能。
長距離運転ではリクライニングの有無は重要ですよね。この車両を選んだ1番の理由です。軽トラキャンプ用としてはこの車両がベストだと思っています。
運転席フロアも広く設計されているので快適に運転できますね。
2名しか乗車できないのでカップル・ソロ向け
乗車できるのは2名までなので、どうしてもカップルかソロキャンプ向け。ファミリーやグループ利用には向いていません。
フィールドは基本的にオートキャンプ場
クルマとテントが一体化しているので、キャンプスタイルはクルマが乗り入れ可能なオートキャンプ場がメインです。とはいえテントを積み込んでいけば、どんなフィールドも対応可能です。
軽トラキャンプさらなるブームの予感!
軽トラキャンパーの実情を探ってみましたが、かなり“あり”なスタイルですね! @gokigen69さんはbug-truckを装備する前は、DDタープを使った写真のようなスタイルだったそうです。
軽トラとタープさえあれば気軽にはじめることができる軽トラキャンプ。導入のハードルもそんなに高くないので、この新スタイルはこれからもっと流行る予感がします。皆さんも中古の軽トラを探して、安価にスタートしてみてはいかがでしょうか?