万能調味料「マヨネーズ」の原材料について
お菓子でも「マヨネーズ味」で多くの種類が出ていますし、いろんなものにつけて食べる「マヨラー」もいるくらい、キユーピーのマヨネーズは広く愛されている調味料。
そんなマヨネーズの原材料は、意外にも植物油・卵・酢と3つだけ。とってもシンプルなんです。
料理にマヨネーズを使うことでコクやうま味をプラスしたり、食味や食感がアップ。炒めたり、焼いたり、揚げたり、熱を加えると溶けて食材に混ざり、様々な効果を生み出せるんですね。
そんな万能なマヨネーズ。今回は、キユーピー マヨネーズのホームページで紹介されている裏技レシピをキャンプで作ってみました!
キャンプで使えるマヨレシピを3品作ってみた!
ということでキユーピー マヨネーズの「裏ワザレシピ」のなかから、キャンプで子どもに喜ばれること間違いなしの3品を選んでチャレンジします!
その1. 揚げないでできる?「えびフライ」
まずは「えびフライ」。キャンプで作ったら喜ばれそうですが、揚げ物は手間がかかるし、後処理も大変。揚げずにフライができるとなると、キャンプの定番メニューに仲間入りできるかも?
<「マヨネーズでえびフライ」材料(2人分)>
・えび 6尾
・パン粉 適量
・マヨネーズ 適量
パン粉は乾燥した細かいタイプがつけやすくて食感もよくオススメ!
スプーンなどを使って、えびの身が隠れるぐらいまでマヨネーズを塗っていきます。
塗り終わったらパン粉をまぶします。非常に簡単な工程でお手軽! つなぎがないためパン粉がつきづらいかもと懸念していましたが、マヨネーズに粘性があるので意外なほどパン粉がからみます。
キユーピー マヨネーズのレシピではオーブントースターで焼くのですが、キャンプなのでダッチオーブンでアレンジ。焦げつくのを防ぐために底にアルミホイルを敷きました。
弱火で10分ほど熱したら「揚げずにエビフライ」の完成。見た目はまるで油で揚げたよう。小麦色にこんがり衣がついています。
掲載レシピによると「熱でマヨネーズの油が分離し、揚げ油の替わりになる」とのこと。油で揚げるのと違って後始末もいらず、本当に手軽でキャンプ向きです。みなさんもぜひお試しください!
その2. 誰でもパラパラにできる!?「玉子チャーハン」
さて、続いて挑戦するのは「玉子チャーハン」。パラッと美味しく仕上げるのはなかなか難しいんですよね。マヨネーズを使って果たしてうまくいくのでしょうか?
<「マヨネーズで玉子チャーハン」材料(1人分)>
・ご飯 茶碗1杯分
・ハム(粗みじん切り) 2枚分
・ネギ(粗みじん切り) 適量
・卵 1個
・マヨネーズ 大さじ2
チャーハンにマヨネーズを加えるだけ。もちろんチャーハンの具材は、アレンジしてもOKです!
熱したフライパンに、油代わりのマヨネーズを入れてご飯を炒めてもいいのですが、キューピーのレシピによるとあらかじめご飯に混ぜ合わせたほうが、より簡単にパラパラになるとのこと。その通りにやってみます。
キユーピー マヨネーズによると、大さじ1のマヨネーズの分量は、卵の黄身とだいたい同じ大きさ。軽量スプーンがないときの目安にしましょう。
一般的に、チャーハンは高火力が命。火力が弱いと米の水分が飛ぶのに時間がかかり、なかなかご飯もほぐれないのですが……。
今回はCB缶のシングルバーナーを使って、よく熱したフライパンにマヨネーズを混ぜたご飯を入れ、あえて強火ではなく中火で炒めてみました。すると、あっという間にパラパラになっていくではないですか!
ハムとネギを加えて炒めたあと、ご飯を片側に寄せて空いたスペースに溶き卵を投入。混ぜ合わせたら完成です。
いつもより短い時間で完成しました。ご飯の粒が見事にほぐれ、見事な出来栄え! 本格的なチャーハンのようです。
パラッと仕上がる理由は、マヨネーズ中の卵黄と乳化された植物油が、ご飯の一粒一粒をコーティングするため。
さらにコクもアップして、美味しさ倍増。時短にもなるので、キャンプ料理にもってこいですね。シンプルな玉子チャーハンですが、この裏ワザを使えば家族から一目置かれること間違いなし!